2025年10月15日
陳少梅(ちんしょうばい)の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ
御所蔵の中国人作家 陳少梅(ちんしょうばい)の作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。
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陳少梅(ちんしょうばい、1909-1954)は、近現代中国画壇を代表する画家の一人として評価されています。名は雲彰、字を少梅、号を昇湖と称し、湖南省衡山(現在の湖南省)出身と伝えられています。

陳少梅 本人
幼少期から文人の家に育ち、早くから絵画の才能を示しました。20世紀前半において、伝統的な中国画の技法を基盤としつつ、それを現代の感覚と融合させた画風を開拓しました。山水・人物・走獣(動物を躍動的に描くもの)など多様な題材を手がけ、写意と工筆の技法を自在に行き来する柔軟な表現力を持っていました。
1924年、陳少梅は中日絵画聯展(中国と日本の交流展)に出品し、その才能が注目され始めます。その後も、人物画や風景画を通じて、明るく健やかな筆致と洗練された感性を表現し続けました。人物を描く際には端正な筆線と穏やかな空気感を併せ持ち、風景や山水画では気韻を漂わせながらも繊細な描写を忘れない画風を示しました。
また、陳少梅の作品は来歴や素材、紙・絹への表現、落款(画題・署名・印章)などが重要視され、こうした要素が真贋や価値評価に大きく影響します。SoWAsなどの中国美術を扱う専門店でも、陳少梅作品の鑑定・買取実績が存在します。
陳少梅の画業は比較的短命でしたが、その遺した作品と技法は今なお多くの研究と鑑賞の対象となっており、近代中国画の一翼を担う画家としての位置を確立しています。

陳少梅 馮忠蓮 山居沽酒圖
陳少梅(ちんしょうばい)は、近代中国絵画において伝統と革新を融合させた名匠として知られています。繊細で気品ある筆致を持ち、山水・人物・花鳥などあらゆる題材を自在に描き分けました。古典的な画風を踏まえつつも、20世紀前半の中国社会が抱えた新しい感覚を画面に取り込み、その優雅で静謐な世界観は多くの美術愛好家を魅了しています。
北岡技芳堂では、陳少梅の掛軸・絹本・紙本・扇面・冊頁作品など、あらゆる作品を丁寧に鑑定・高価買取いたしております。ご実家やご親族の旧蔵品、代々受け継がれた中国絵画の整理、または遺品整理・生前整理の際のご相談も承ります。共箱や書付がないお品でも買取可能ですので、まずはお気軽にご連絡ください。
作品の構図や筆づかい、落款や印章、題跋などをもとに真贋や評価を慎重に行い、近年のオークション相場や市場動向を踏まえて適正な価格をご提示いたします。LINE・メールでの画像査定も随時受付しており、作品の一部だけしか分からない場合でも、専門の目で判断いたします。
陳少梅の作品は、現代でも美術市場で高く評価され、特に明快な筆線と温雅な色調をもつ人物画・花鳥画は人気が高まっています。日本国内でも愛蔵されてきた例が多く、中国絵画の中でも安定した需要がある作家です。お手元に陳少梅の作品がございましたら、ぜひ北岡技芳堂へご相談ください。誠意をもって査定し、大切なお品の価値をしっかりと見極めさせていただきます。
陳少梅 略歴
1909年:湖南省衡山(中国)に生まれる。名は雲彰(または雲鶉)、号は昇湖、字は少梅。 少年期より父から書画・詩文を学ぶ。
1923年ごろ(14歳):金城が創設した「中国画学研究会」に参加。
1930年:ベルギー建国100周年国際博覧会の美術部門で銀賞を受賞。
1948年:中国美術協会 天津分会の主席に就任。 また、天津美術学校の校長も歴任。
1954年:没年。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
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骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
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2025年10月14日
大隈伸也 個展 『PARADOX Fragments of Play』龍虎 北岡技芳堂の絵画買取ブログ
大隈伸也 個展
『PARADOX Fragments of Play』

大隈伸也 タイガー&ドラゴン
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2025年10月13日
特別展 藤田嗣治 絵画と写真」に行ってみた。 北岡技芳堂の骨董品買取ブログ
雨の日曜日、名古屋市美術館で開催中の「特別展 藤田嗣治 絵画と写真」に出かけました。同じ敷地内に「木下大サーカス」が来ているせいか、いつも静かな美術館周辺は少し賑やかな雰囲気です。前髪ぱっつんのおかっぱ頭に丸メガネ、ちょび髭というキャラ付けが渋滞している藤田嗣治のポスターを横目に、私は静かな大人の空間へ。今回はこちらの企画展のレポートをお送りします。

藤田嗣治 絵画と写真 名古屋市美術館
■藤田嗣治(レオナール・フジタ)ってどんな画家?
藤田嗣治(1886〜1968)は、20世紀前半に世界的な活躍をした日本人画家です。幼い頃から絵画に才能を発揮し、高校生の頃には「画家としてフランスに留学したい」と考えるようになります。お父さんは医師で、後に帝国陸軍の軍医総監を任されるほどの人物でした。肩書だけを見ると保守的な堅物のようにも思えますが、相当に開明的なインテリだったそう。そんな父の後押しもあって嗣治は1913年に渡仏を果たします。27歳のことです。
パリに到着した嗣治は、町外れの安アパートを借ります。アパートの周辺には世界中から集まった画家志望の若者たちがたくさんいて、ここでアメディオ・モディリアーニやマルク・シャガール、パブロ・ピカソらと出会います。彼らは「エコール・ド・パリ(パリ派)」と呼ばれ、互いに刺激しあいながらキュビズムやシュールレアリスムなどの新しい手法を生み出していきました。嗣治も日本画と西洋画を融合させた独自の画風を確立させます。

パリでの藤田嗣治
その独特な感性はファッションにも現れます。おかっぱ頭に丸メガネ、ちょび髭。白いスーツを身にまとい、ピアスを開け、気に入ったシャツがあれば女ものでも構わず着る。着たい服がなければ、自らミシンで仕立てたそうです。どことなく「ジョジョの奇妙な冒険」を思わせる中性的な風貌も相まって「エキゾチックな東洋人画家」として注目され、1917年に開いた初の個展では110点の作品がすべて完売。ピカソは嗣治の作品を見て「数年後、フジタの絵はマティスと私の絵に挟まれて壁に掛けられることになるだろう」と絶賛しました。
1920年代には「フジタを知らないフランス人はいない」と言われるほどの有名人になった嗣治。その後活動の拠点を南米に移すもその人気は変わらず、アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれた個展には6万人もの客が押し寄せました。
その後日本に帰国。第二次大戦下には戦争画を手がけ、そのクオリティの高さが絶賛されたものの、終戦後には戦争協力者として世間から非難されることに。そのことに嫌気がさした嗣治は、再びパリに舞い戻ります。晩年はフランスに帰化。カトリックの洗礼を受け、レオナール・フジタと改名した後も活動を続けますが、1968年、前立腺がんによりスイスのチューリッヒで81年の生涯を閉じました。
■画風の特徴は?
いろいろありますが、最大の特徴は?と聞かれれば「陶磁器のような乳白色」と多くの人が答えるのではないでしょうか。人の肌を塗るために特別に調色された色で、初めて見るその質感に、パリの人々は「素晴らしい白い下地(grand fond blanc)」と感嘆しました。嗣治は、この色の出し方を生涯誰にも明かさなかったそうです。その秘密主義ぶりは、肌を描くときにいちいちアトリエから人払いをするなど徹底していました。
しかし時は経ち2008年、遂にその秘密が解き明かされる日が来ました。科学的な分析により、チョークや白色塗料の原料として用いられる炭酸カルシウムを油絵具のシルバーホワイトと調合したものを塗布していたことがわかったのです。カルシウム化合物は脂と混ざるとほんの少し黄色くなる傾向にあることから、その性質を利用したと考えられています。さらに表層からはタルク(滑石)が検出されたため、調べたところなんと和光堂のシッカロール(ベビーパウダー)が仕上げに使われていたこともわかりました。人々を虜にしたあの乳白色は、理想を追い求めた嗣治があれこれ試した末に発見したものだったのでしょう。「誰にも教えたくない」という心理も納得です。
絵のモチーフとしては特に猫と女性(裸婦)が多いことで知られています。一時期10匹以上の猫を飼っていたほどの猫好きで、あの絵にもこの絵にも猫がいます。ある記者がなぜ猫を描くのかと聞いたところ「女も猫も同じようなものだから」と答えたとか。面相筆を使ったなめらかで細い稜線も特徴的。茶碗など小物に描かれた模様や、残り数本で潰れかけたタバコの袋などの細部まで丁寧かつ精密に描いており、その場の雰囲気がありありと目に浮かぶようです。
全体の印象としては洗練された洋画の雰囲気をもちつつも、平面的な構図や輪郭線による描写などはとても日本的です。そこかしこで見る「東洋と西洋の融合を成し遂げた芸術家」との評は的を射ているように感じました。

藤田嗣治 猫を抱く少女 1950年代
■稀代の芸術家を「写真と絵画の関係性」から紐解く
今回の展示は嗣治の写真にスポットを当てて、絵画制作との関係性を紐解いていこうという試みです。まず被写体としての嗣治ですが、彼を有名にした一つの要因にインパクト大の風貌があります。この露出に一役買ったのが写真でした。「変わった風貌のアジア人画家」の物珍しさを、新聞をはじめとしたメディアが話題にしたからです。しかしこれは「いかに無名画家である自分を売り込むか?」を考えた末の、嗣治本人による戦略的な自己演出だったそうです。まだテレビもない時代に、メディア映えを意識した芸術家がいたことに私はとても驚きました。今や誰もが「他人にどのような印象を与えるか」を意識して、自分を編集することに躍起になっていますが、そんな私たち現代人とまったく同じ感覚ですよね。
次に撮影者としての嗣治です。多くの画家がそうであったように、嗣治も自らの絵画制作に写真を活用しました。ヨーロッパ各国、中南米各国、アジア各国と人生の多くを旅に費やした嗣治は、行く先々で何度もシャッターを切ります。会場には嗣治の手による写真がかなりの点数展示されていたのですが、「思わずカメラを取り出して撮った」といった生々しい写真が多く、つくり込まれた構図の写真はほぼなかったように思います。パリでも蚤の市などの日常風景を描くことが多かった嗣治は、やはり写真でも出来のいい一枚を狙うのではなく、その場の空気を切り取るスナップを好んで撮影しているようでした。膨大な写真は、その後必要に応じ一部が切り出されて絵画作品に転用されていきます。まさにスケッチブック代わりですね。素材となった写真と完成された絵画を並べて展示してあるので、制作プロセスが丸わかりで面白かったです。
若くして日本を飛び出し、世界を渡り歩いた稀代の画家。写真と絵画とを見比べながら、その人生を追体験できるような面白い展示でした。まだの方は12月まで開催していますので、ぜひお出かけになってみてください。一緒に見られる常設の展示も面白いですよ。

「特別展 藤田嗣治 絵画と写真」
会期:2025年9月27日(土)~12月7日(日)
会場:名古屋市美術館(名古屋市中区)
時間:午前9時30分から午後5時まで(金曜日は午後8時まで)※入場は閉館30分前まで
休館日:毎週月曜日、10月14日(火)、11月4日(火)
※10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)、11月24日(月・休)は開館
記事監修:北岡淳(北岡技芳堂 代表)
初代である祖父が掛け軸の表具師を生業としており、幼い頃から美術品や骨董品に親しむ。その後京都での修行を経て、3代目として北岡技芳堂を継承。2006年に名古屋大須にギャラリーを構え、幅広い骨董品や美術品を取り扱いながらその鑑定眼を磨いてきた。
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2025年10月10日
金の買取あれこれ200万以上の売却 北岡技芳堂の骨董品買取ブログ
最近、北岡技芳堂にも「100gバーを200万円以下で買い取ってほしい」というお問い合わせをいただくことが増えております。お取引に携わる立場から、その背景については推察されるところがあります。200万円以下にしたいという希望には、いわゆる支払調書の対象外にしたい、つまり税務署への通知を極力抑えたいという動機が含まれている可能性があると感じるケースもございます。
当店ではこのようなご希望をいただいた際、必ず「買取は当方の査定金額に基づきますので、金額のご指定は承ることができません。また、どうして200万円以下をご希望なのかお教えいただけますか」と確認をいたしております。中には率直に「支払調書の通知を避けたいから」と話される方もいらっしゃれば、言葉を濁される方もおられます。お客様のお立場やご意向は理解したうえで、しかし行き過ぎたご要望については、法令順守の立場から慎重にご説明申し上げるよう努めています。

金インゴット100g
金地金や金貨の売却による利益は、原則として譲渡所得として扱われます。その年の譲渡所得の総額(他の譲渡所得も含む)が 50万円を超える場合は、確定申告が必要になる可能性があります。
業者は、一度の取引で支払対価が 200万円を超える場合、「金地金等の譲渡の対価の支払調書」を税務署に提出しなければなりません。ただし支払調書の提出があるかどうかは、課税の有無とは別の仕組みです。
支払調書提出義務の基準(200万円)を超えなくても、最終的な利益が 50万円を超えるなら申告が求められます。申告漏れとなれば、税務上問題視されることもありますので、必要な申告はきちんと行う姿勢が肝要です。
サイズ選びについて、先日あらためて考えさせられる出来事がありました。数年前に他店でインゴットをご購入されたお客様が当店にお越しになり、「以前の提案を聞いておけばよかった」とおっしゃっていました。当時、将来の贈与を見据えて、小さめのサイズに分割してのご案内を差し上げたことがありますが、「手数料がもったいない」との理由で 500gを選ばれたそうです。
その後、金価格の上昇によって利幅は大きくなった一方で、譲渡所得や贈与・相続の税務負担も相応に増えたとのことでした。「もし小さいサイズに分けていたら、税務負担がもう少し軽くできた可能性があったかもしれない」と悔やまれていました。
利益が生じたこと自体は喜ばしいことですが、その後に伴う税や手続きまで含め、総合的にご納得いただける選択をご提案できるよう、正直に、わかりやすくご案内いたします。気になる点がございましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。北岡技芳堂では、お客様一人ひとりに最適なかたちを丁寧にお手伝いしてまいります。
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2025年10月9日
大隈伸也展『PARADOX Fragments of Play』 風神雷神 北岡技芳堂の絵画買取ブログ
大隈伸也 個展
『PARADOX Fragments of Play』

大隈伸也 風神雷神
大隈伸也 個展「PARADOX Fragments of Play」
2025年10月18日(土)〜10月24日(金)[会期中無休]
北岡技芳堂 / NORTH HILL GALLERY
風が踊り、稲妻が駆ける。
古の神話から、かたちの本質を探る抽象表現まで――
大隈伸也は、多様なモチーフを独自の線構造で再構築し、観る者の感覚に静かに問いかけます。
風神雷神といった古典的題材をはじめ、自然物や身近な存在、そして明確なモチーフを持たない抽象的な表現までそのいずれもが、幾重にも交差する線によって描かれ、視覚の中にリズムとゆらぎを生み出します。
描かれる形象は、明確でありながらどこか儚く、輪郭の内と外を行き来するような不確かさを孕んでいます。
そこにあるのは、線と余白、緊張とやわらかさ、静けさと躍動がせめぎあう、視覚の“遊び場”伝統に根差しながらも、決してそこにとどまらず抽象性を取り込むことで、作品はより自由に、より詩的に、観る者の想像力を解き放ちます。
会場・時間
北岡技芳堂 NORTH HILL GALLERY(名古屋)
10:00〜18:00(最終日は15:00まで)
10月18日(土)~10月24日(金)[会期中無休]
北岡技芳堂
NORTH HILL GALLERY
名古屋市中区門前町2-10
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