2025年1月24日

河本五郎の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ

御所蔵の河本五郎の陶芸作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。

 

河本五郎の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、河本五郎の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。

河本五郎の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の河本五郎のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた河本五郎の作品を鑑定して買取りいたします。

 

陶芸作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の河本五郎の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。

 

 

河本五郎 赤絵の壺 1971年

河本五郎 赤絵の壺 1971年

 

 

河本五郎は、愛知県瀬戸市で製陶業を営む家に生まれます。1000年以上の歴史を持つ瀬戸の、1年余りの捕虜生活を経て27歳で復員し、1しょうわ25年、31歳のときに染付磁器で知られた陶芸家の河本礫亭の養嗣子となりました。 河本五郎の制作は、大きくは前半の陶器と後半の磁器に分かれます。

 

初期は家業の染付磁器にデザインセンスを発揮した作品を発表しますが、「焼物の造形美は土の性質を抽出し、象徴することにある」と考え、家業とは真逆を行くように陶器の制作に転向します。そして、当時、瀬戸で優先された轆轤技法を使わずに、様々な手法で土の性質を造形化し、土の荒い表情や歪み、たわみを駆使して組み合わせ、土の素材感や量感を引き出した陶器の制作を確立しました。

 

 

河本五郎 長壺

河本五郎 長壺

 

陶器を通して、焼物のマチエールに表現素材としての可能性を認識した河本五郎は、陶器から一転、ふたたび磁器に挑見ます。造形には、瀬戸の磁器土の粘りのある性質を取り入れ、強調し、板状の土を組み合わせて歪みや捻じれを生じさせ見所にする。また、器体の表面に白釉を施した中国の明、清代の技法を応用し、コンプレッサーで器体に土を吹き付け、ざらついた軟らかい質感を創出します。河本五郎は、轆轤成形のつるりとした硬質な磁器とは異なる独自の磁器を現しました。

 

このような歪みや質感のある造形と一体化して作品の世界を完成させる文様には、龍や鳥などの絵付けに多く使われるモチーフのほか、男女の入り乱れる足や古代の求愛の行事である、歌垣がコミカルな地獄絵図のように描かれました。瀬戸染付の文様は風雅な文人画を基礎としますが、河本五郎は人間の存在にユーモアと皮肉の効いた視線を向け、独自の文様していきました。

 

伝統や古典を分析し、自分の個性と合わせて再構築する事で、新しい色絵、染付磁器を創造しようとした河本五郎は、晩年に次のような印象的な言葉を残しています。

 

 

 

河本五郎 本人

河本五郎 本人

 

「陶芸家というものが芸術家であるとすれば、いままで見たこともない新しい美しさを発見して、創り出してみせる義務がある。そういうことはなまじ出来ることではないけれど、そういう妄想を抱いた人を陶芸家といいたい」。

 

 

 

河本五郎の買取でよくある質問

 

Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。

 

Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.河本五郎の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。

 

Q.河本五郎の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。

 

Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。

 

Q.河本五郎の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。

 

Q.河本五郎の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.陶芸作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。

 

 

 

河本五郎 略歴

 

大正8年
(1919)年3月15日愛知県瀬戸市に製陶業を営む柴田重五郎の二男として生まれます。

 

昭和11年
愛知県立窯業学校を卒業し、国立陶磁器試験所意匠部伝習生となりました。

 

昭和25年
染付陶芸家河本礫亭の家を継ぎ河本姓を襲う。また加藤嶺男らと陶芸グループ「灼人」を結成しました。

 

昭和28年
第9回日展に「草紋花器」が初入選し、同年の朝日現代陶芸展で「灰釉花器」が最高賞を受賞。この頃より磁器から陶器制作へと移ります。

 

昭和33年
ブリュッセル万国博覧会でグランプリ。

 

昭和34年
カリフォルニア国際博覧会でデザイン賞金賞。

 

昭和35年
朝日日本現代陶芸展で最高賞・日本陶磁協会賞。

 

昭和37年
第5回新日展で「黒い鳥の器」が特選・北斗賞。

 

昭和40年
西ドイツ国際手工芸展特別展で「灰釉壷、三点ユニット」が金賞を受賞するなど、国際的に活躍した。瀬戸の伝統に現代的造形と感性を盛り込み、瀬戸の現代陶芸の代表的作家として活動しました。

 

昭和61年
日展評議員の陶芸家河本五郎は、3月23日午前7時35分、心不全のため愛知県瀬戸市の陶生病院で死去した。享年67。

 

 

 

河本五郎の買取で当社が選ばれる理由

 

1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。

 

2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。

 

3.河本五郎の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。

 

4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。

 

5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます

 

 

 

河本五郎 査定価格におけるポイント

 

河本五郎の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。

幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。

 

作品の種類

 

河本五郎先生の作品は、オブジェの作品に高値の査定価格がつきます。

 

河本五郎の作品は、大きな立体造形の作品が高評価されます。

 

5万円から20万円ぐらいの買取相場です。

 

保存状態

 

傷や痛みは、査定価格が下がります。箱が汚れているのも査定価格が下がります。

 

作品の出来・不出来

 

河本五郎の作品は、茶碗は数が多く以外にお値打ちです。

 

河本五郎展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。

 

 

制作年代

 

河本五郎先生の作品は、初期の作品も高値で取引されております。晩年の作品が査定価格が上がる傾向にあります。

 

※このように同じ河本五郎の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。

 

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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

愛知県名古屋市中区門前町2-10

 

電話052(251)5515

 

営業10:00-18:00

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