2025年1月18日
高橋道八の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ
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京都の陶家、高橋道八
宝暦年間の1751年~1764年、初代高橋道八にはじまり代々共に妙工の名があります。初代は名を高橋周平光重、松風亭空中と号しました。伊勢国現在の三重県亀山藩士高橋八郎太夫の次男として生まれ、宝暦年間に京都に遊び三条粟田口で製陶を見て感動をし、同地に寓居し陶器の業を始めました。竹木の彫刻をする一方、自ら雅遊を楽しみ常に池大雅や上田余斉らと交遊し、南画を学び、自ら陶器を作成し着画し焼成しました。作品には動物や人物の置物が多く、また香合や酒器を制作し、池大雅らとの合作の器もあります。1804年の文化元に没します。63歳。
初代高橋道八 黒茶碗 松鵬雲斎箱
二代高橋道八は名を光時といい、松風、華中亭、法螺山人などと号しました。父の業を継ぎ陶磁の楽焼の器を制作し、1811年の文化八年、粟田から五条に移りました。最も得意とするものは人物や動物や魚貝の類で、また古器を写す名人でした。画を狩野派に学び、常に田中訥言・僧大含世続台翁らと交流が深く、互いに往復陶遊し、また合作をしました。42歳の時、近江国現在の滋賀県の石山寺の座主密蔵院尊賢大僧正の仏弟子となり剃髪します。1812年の文化九年、御室仁和寺の宮よ法橋の任官がありました。陶器の名手をもって特に同宮家の御意にかない仁の一字を賜わります。また仏法を信じ仏弟子となったので醍醐三宝院の宮より阿弥の号を賜わり、仁阿弥と称しました。その後土師の姓を継ぐことを許され高橋法橋土師仁阿弥と号しました。清水焼は陶器製のみで磁器製が少なかったが、仁阿弥は安南の墓焼を吹子窯より探求し、白磁や青花磁器の完全なものを創製して広く名声を高めました。技術が巧妙であったため諸侯や名士から格別の保護を受け、紀州徳川家や京都所司代間部家や二条城代大岡家それから西本願寺門主信明院、粟田青蓮院宮家、大仏宮家、讃岐国香川県、高松松平家・伏見奉行内藤家・薩摩国現在の鹿児島県の島津家、伊勢国現在の三重県、石川家や日光宮家などからしきりに用命を受けました。その中で紀州家と讃岐松平家、二条城、島津家京都岡崎屋敷などには特に招かれて製作しました。1842年の天保一三年、八月、あとを子の道三に譲り伏見の里桃山現在の京都市伏見区に退隠、道翁と号し自ら小窯を構えて桃山焼と称しました。高橋道八の製造は諸種にわたるが最も動物を得意とし、狸は人気の作品である。1855年の安政二年五月没、73歳。
二代高橋道八 暦手茶碗
三代高橋道八は名を光英といい、華中亭と号しました。二代高橋道八の長男で、幼名を道三といい、少年の頃から製陶を好み父に隠れて陶器を焼きました。父仁阿弥がかつて紀州家の招きで紀伊国現在の和歌山県に赴いた時、父と共に供に出て宇須女の香合をつくりに奉ったところ、父に劣らない作品であったので特に賞賜がありました。16歳の時の事である。帰ってから父に隠れて自ら楽焼・半磁器・安南写しの香合の焼造を試みついに成功し、その後二年とたたぬうちに青花・白磁を焼くことができるようになり、また池大雅の門に入って南画を学びました。また仁清作の抹茶茶碗を見て感動し、その意に倣って作った。手づくりは父の作に従って、人物、動物、魚貝の作は父よりこまかく、最も得意とするのは青磁、雲鶴、三島、刷毛目などです。天保年間の1830年~1844年末、篭形の諸器を創製します。また青花白抜画の釉の上下に濃淡のボカシをつくることを発明して、並びに諸釉の薬改良して新たに発明しました。その間父同様諸侯名士の用命を受け、1832年の天保三年と1851年の嘉永四年の二度父と共に讃岐松平家に招かれ、1869年の明治二年には肥前有田に行き製陶法指導の任に当たりました。1845年の弘化二年、京都誓願寺が焼け本尊を焼失した時には、その灰で父と共に阿弥陀像を謹造しました。1865年の慶応元年、仁和寺の宮より法橋に任官され法橋道八と称しました。1874年の明治七年、家業を長男光頼に譲り、父同様桃山焼に従事し、1879年の明治一二年、八月69歳で没しました。
三代高橋道八 光悦写朱釉黒楽茶碗
四代高橋道八、光頼は華中亭道八と号し、1845年(弘化二)生まれ。幼名を頼太郎といい、性質は温厚で鑑識にすぐれ、画は南宗派前田半田に学んだ。家法の釉薬を改良したり、また発明したことが少なくなかった。青花磁・彫刻・白磁などを最も得意とし、美術的に価値ある作品をつくりアメリカや各国の紳士・美術商に売り、仁阿弥以来諸家の御用調進を行なってきた伝統を継続した。1873年(明治六)京都府勧業御用掛に任命され、和漢洋の陶式を折衷し文房具・床飾・酒茶器の形を改良したり、また初めて石膏形を用い、その方法を五条坂の同業者に教え大いに賞賛された。以来博覧会審査員・京都府画学校御用掛・陶磁器商組合副組合長・京都美術工芸学校教授など各種の役員に選ばれ、また受賞回数は数え切れない程である。1897年(同三〇)八月没、53歳。
四代高橋道八 二代意鶴画茶碗
五代英光が華中亭道八を襲号し業を継いだ。なお尾形周平は二代道八の実弟に当たる。
高橋道八の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.高橋道八の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.高橋道八の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。
Q.高橋道八の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.高橋道八の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.陶芸作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。
高橋道八の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.高橋道八の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます
高橋道八 査定価格におけるポイント
高橋道八の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
作品の種類
高橋道八先生の作品は、急須、香炉、茶碗の作品に高値の査定価格がつきます。
初代高橋道八の作品が評価されます。
5万円から15万円ぐらいの買取相場です。
保存状態
煎茶碗は使いすぎると汚れてしまい査定価格が下がります。箱が汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
高橋道八の作品は、煎茶道具、茶道具が評価され特に香炉が評価されます。
高橋道八展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。
制作年代
高橋道八先生の作品は、初期の作品も高値で取引されております。晩年の作品が査定価格が上がる傾向にあります。
※このように同じ高橋道八の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
愛知県名古屋市中区門前町2-10
電話052(251)5515
営業10:00-18:00
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