2024年10月17日

加藤卓男の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品の買取りブログ

御所蔵の加藤卓男の陶芸作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。

 

加藤卓男の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、加藤卓男作品の買取情報を確認してください。 簡単LINE査定も受付致しております。

 

加藤卓男は、岐阜県多治見市にある幸兵衛窯の6代を襲名した陶芸家です。 ラスター彩の復元に成功するなどし、人間国宝に認定されるほど陶芸界で功績を残しております。

 

作品は高く評価され、ラスター彩の作品は特に高い評価をされております。 北岡技芳堂は、加藤卓男の作品に関して深い知識があり、買取実績も多くあるため、お客様にとって損のないお取引が可能です。

 

売却希望の方は、骨董品買取専門店の北岡技芳堂へぜひご連絡ください。 豊富な買取実績にもとづく無料査定で 少しでも高く、お客様の満足する価格で買取いたします。

 

 

加藤卓男 ラスター彩人物唐草文鉢

 

加藤卓男 ラスター彩人物唐草文鉢

 

 

 

加藤卓男の買取査定ポイント

 

Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが品物により、出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。

 

Q.作品が、本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.加藤卓男の作品は、当店が真贋を拝見させていただき、判断させていただきますので一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像を送ってください。

 

Q.加藤卓男の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定をさせて頂き、買取りさせていただきます。

 

Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが買取り価格は低くなります。

 

Q.加藤卓男の作品は画像で査定して頂けますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は実際に作品を拝見させていただきます。

 

Q.加藤卓男の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.陶芸作品でなくても絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。

 

 

加藤卓男 略歴

 

1917(大正6)年9月12日生まれ、江戸時代から続く美濃焼窯元五代目加藤幸兵衛の長男として、岐阜県土岐郡市之倉村(現、多治見市市之倉町)に生まれます。

 

1935(昭和10)年岐阜県立多治見工業学校(現、多治見工業高等学校)を卒業後、京都の商工省陶磁器試験所に入所します。

 

1937年同試験所終業後、帰郷し家業の福寿園丸幸製陶所(現、幸兵衛窯)に勤務します。

 

1938年より従軍。転属先の広島市で残留放射能により被爆。その後10年ほど入退院を繰り返す生活を余儀なくされました。

 

1954年第10回日展に「黒地緑彩草花文花瓶」を出品し初入選します。

 

1961年陶磁器意匠と技術の交換のため、フィンランド工芸美術学校に留学。この間、休暇を利用してはじめて中東各地の陶器の産地を訪れ、そこで古代ペルシア陶器の美に触れる。帰国後は本格的にペルシア陶、なかでもラスター彩の研究を志すようになりました。

 

1963年第6回新日展に出品した「花器 碧い山」が特選北斗賞を受賞します。

 

1964年には第3回日本現代工芸美術展で「流」が現代工芸賞を受賞します。

 

1965年第8回日展で「油滴花器 煌」が再び北斗賞を受賞。作家活動の一方で続けていたペルシア陶研究の成果は、昭和50年代に自身のラスター彩作品として結実。ラスター彩とともに同じペルシア系統の青釉にも取り組み、独創的なフォルムと鮮やかな青色が融合した作品を制作しました。

 

1980年には宮内庁正倉院事務所より正倉院三彩の「三彩鼓胴」と「二彩鉢」の復元制作を委嘱され、約7年間におよぶ研究と試作を経て復元に成功する。この経験と技術を生かし、自身の創意による三彩の仕事にも取り組みました。

 

1988年紫綬褒章受章。

 

1995(平成7)年重要無形文化財「三彩」の保持者に認定されました。ペルシア陶に魅せられ、研究のため訪れた中東の古窯址発掘現場で、織部に似た陶片を発見して以来、加藤は、ペルシアから日本へと広がる壮大なやきものの技術交流と発展史へと興味を広げました。しかし、古代のペルシア陶の技法を解明、再現することにとどまらず、作家として、古陶磁研究を自己の表現の手段として昇華させ、清新な現代の陶芸を創造した点で高く評価されます。朝日陶芸展をはじめとして国際的なコンペティションでたびたび審査員を務め、陶芸界のリーダー的存在として果たした役割も大きいです。トルコ、イスタンブールの国立トプカプ宮殿博物館(1986年)をはじめ国内外で開催した個展多数。

 

2002年4月1日から30日まで『日本経済新聞』に「私の履歴書」を連載(『砂漠が誘う―ラスター彩遊記』日本経済新聞社、2002年加筆所収)、作品集に『ラスター彩陶 加藤卓男作品集』(小学館、1982年)がある。没後、岐阜県現代陶芸美術館で回顧展「加藤卓男の陶芸展―陶のシルクロード」(2006年)が開催されました。

 

2005年(平成17年)1月11日、87歳没。故人として第五回織部賞特別賞を受賞。卓男は、1月11日午前11時45分、肺炎のため岐阜県多治見市の病院で死去しました。享年87。

 

 

加藤卓男最 正倉院復元三彩貼花文花入 最晩年の作品

 

加藤卓男最 正倉院復元三彩貼花文花入 最晩年の作品

 

加藤卓男の中で最も代表的かつ重要無形文化財保持者にも認定された三彩の作品です。遥か遠くシルクロードに想いを馳せ異国を感じさせるような鮮やかな発色が抜群に美しく、花を入れる花瓶というよりもこれだけで芸術品として堂々とした作品といえます。

 

加藤卓男の買取り査定

 

加藤卓男の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。

 

幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。

 

作品の種類

 

加藤卓男先生はラスター彩と三彩が査定価格が一番高いです。10万円から60万円ぐらいの買取相場です。ぐい呑みですと3万前後になります。板皿などは大きい割に査定価格は低いです。

 

保存状態

 

茶碗などは使いすぎると汚れてしまい査定価格が下がります。箱が汚れているのも査定価格が下がります。

 

作品の出来・不出来

 

上がりが良い作品と上がりが悪い作品があります。釉薬の華やかな、色目の良い作品の査定価格が、上がる傾向にあります。加藤卓男展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。

 

制作年代

 

加藤卓男先生の作品は、初期の作品よりも後期の作品の方が査定価格が上がる傾向にあります。

 

※このように同じ加藤卓男の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。

 

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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

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