2025年1月29日
高松次郎の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の絵画買取りブログ
御所蔵の高松次郎の絵画作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。
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高松次郎の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の高松次郎のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた高松次郎の作品を鑑定して買取りいたします。
絵画作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の高松次郎の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
東京都に生まれ、1954年に東京藝術大学絵画科に入学します。在学中は小磯良平に師事しました。卒業後の1958年より第10回読売アンデパンダン展へ作品の出品を開始します。以後1959年、1961年、1962年、1963年に出品しています。
高松次郎 本人
はじめ前衛芸術に傾倒し、中西夏之、川仁宏らと共に、有名な「山手線事件」というハプニングを行いました。また中西夏之、赤瀬川原平らと芸術集団ハイレッド・センターを結成して、数多くのパフォーマンスを実践しました。1968年より多摩美術大学専任講師を務め、1972年から1974年まで東京藝術大学にて美術学部油画科非常勤講師を務めました。1981年「十代の会」の発起人の一人として同会創立に参加します。
高松次郎は、インスタレーションから絵画、彫刻、壁画、写真、映画にまで様々なスタイルに至り、多くの作品が抽象的かつ、反芸術的な色合いが濃いもので、実体の無い影のみを描いた作品「影」シリーズが脚光を浴び、石や木などの自然物に僅かに手を加えただけの作品、遠近法を完全に逆にした作品など、あえて「思考させる」「思考する」ことにより、作品と世界との間に新しい関係を作りだすことに成功しました。1960年代以降の日本におけるコンセプチュアル・アートに大きな影響を与えました。
高松次郎 影シリーズ
しかし1980年代に登場する「形」シリーズからは作品に飛躍的な展開が見られ、平面空間に線、面、色彩が溢れるようになります。高松次郎は62歳で亡くなるまで20年間以上三鷹にアトリエを構え、病に倒れた後も亡くなる直前まで、このシリーズを追求し続けました。
高松次郎の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.高松次郎の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.高松次郎の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。
Q.高松次郎の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.高松次郎の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.日本画作品でなくても、骨董品など様々な物が買取り対象となります。
高松次郎 略歴
1936年
昭和11年2月20日東京に生まれる。
1934年
東京芸術大学美術学部絵画科油絵専攻を卒業します。
1934年
3月に第10回読売アンデパンダン展に出品します。
1938年
赤瀬川原平、中西夏之とグループ「ハイレッド・センター」を結成します。1938年、「ミキサー計画」(新宿第一画廊、宮田内科診療所)で、「紐」シリーズの作品を発表、さらに街頭ハプニングなど反芸術的な運動をはじまた。また、同年の第15回読売アンデパンダン展に「カーテンに関する反実在性について」と題する作品を発表、これは上野駅から会場の東京都美術館までを紐でつづけるというもので、はやくも観念性のつよい傾向をしめしていました。このように点、線(紐)といった、最小限の表現の単位を最小限の素材(針金)から自身の表現を開始しました。
1939年
画面に人間の影だけを描き、実在物と虚像の在り方を問いかける「影」のシリーズをはじめ、この年の第8回シェル美術賞展に「影A」を出品、佳作となり、さらに翌年の第9回シェル美術賞展に「影の圧搾」、「影の祭壇」を出品、1等賞となりました。
1940年
第2回長岡現代美術館賞展に「カーテンをあけた女の影」を出品、優秀賞をうけました。
1942年
「遠近法」のシリーズをはじめ、立体作品によって視覚として感じられる遠近感と遠近法との差異を提示しようとした。
1947年、第8回東京国際版画ビエンナーレに、「The Story」を出品、国際大賞を受賞した。これは、文字や記号をつかった作品で、あらたなシリーズとなった。その後も、同48年に第12回サンパウロ・ビエンナーレ、同52年にはドクメンタ6(ドイツ、カッセル市)に出品するなど、国内外において作品を発表しつづけた。
1970年
立体を中心にがあいついで開催された。木、鉄、布、紐など、さまざまな物質を組み合わせ、構成する「複合体」のシリーズは、立体作品というよりも、空間をつかいながら、物質とそこにはたらく重力の関係を注視することが意図され、今日でいうインスタレーションに近い作品となっている。
1980年
身体的なストロークを残す、平面作品を制作した。日本の現代美術界にあって、終始一貫して、観念性の深い、知的な視覚表現をもとめつづけた作家であったといえる。
1998年
6月25日、芸術表現に一貫して根源的な問いとかけと視点をもちつづけながら、作品と言説においてつねに現代美術をリードしていた美術家高松次郎(本名、高松新八郎)は、直腸ガンのため東京都三鷹市の病院で死去。享年62。
1999年
平成11年没後の10月に、国立国際美術館において「高松次郎―『影』の絵画とドローイング」展
2000年
平成12年5月には、千葉市美術館において高松次郎展、60年代から今日まで
高松次郎 この7つの文字
これは、ただ『この七つの文字』という文字が刷られているだけの、 一見変りばえのしない作品なのだが、よく見ていると迷路への深い通底口をもっていることがわかるのだ。つまり、この七つの文字というのは、文字通り、 七つの文字から成っている。 そして、それ以外の事物の代替として存在しているのではないのである。
高松次郎の、この版画の場合、文字はそれ自体で一つの宇宙として 完成しており、事物の介在する余地は全くないというところが面白いのである。 (寺山修司『さかさま博物誌青蛾館』より)
高松次郎の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.高松次郎の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。
高松次郎 査定価格におけるポイント
高松次郎の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
作品の種類
高松次郎先生の作品は、フロムポイント、フロムラインに高値の査定価格がつきます。
500万円から5,000万円ぐらいの買取相場です。版画は30万から100万が相場です。
保存状態
シミや痛み、汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
高松次郎の作品は、キャンバスに岩絵具の作品が評価されます。
版画の作品もあります。
高松次郎展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。
東京画廊、シロタ画廊などのシールがあると安心して査定できます。
制作年代
高松次郎先生の作品は、初期の作品も高値で取引されております。晩年の作品が査定価格が上がる傾向にあります。
※このように同じ高松次郎の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
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電話052(251)5515
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