2024年11月28日
藤原雄の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ
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藤原雄作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の藤原雄のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた藤原雄の作品を鑑定して買取りいたします。
陶芸作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の藤原雄の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
藤原啓の長男として備前市穂浪に生まれる。昭和30年に明治大学文学部を卒業後、父について作陶を始めます。日本伝統工芸展を中心に、壺や鉢、花入など伝統的な備前焼を制作する傍ら、東京、大阪、岡山、広島などに大型の創作レリーフを納めます。
豪放で力強く鷹揚とした作風を持ち味とし、平成8年に国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)となりました。国内外から多くの弟子を受け入れて、諸外国で講演会や展覧会を行うなど、備前焼の国際化に努めました。
藤原雄 本人
父は同じく陶芸家で人間国宝の藤原啓、子息もまた陶芸家で、陶心会会長で備前陶友会理事を務める藤原和です。
藤原雄は魯山人ばりの美食家であった。
明治大学の日本文学科に通われていた頃、岡山の陶芸通に紹介されて鎌倉の魯山人のところを訪ねました。 その初対面の日に、
「また一人で飯でも食べに来いよ」
といわれ、毎週土曜日に出かけ、月曜日に下宿に帰ってくる学生生活を三年間続けました。
「魯山人先生には日本的感性とか、美意識とか、風情、人生を粋に生きるというか、モノを上手に活かしていくことなど陶芸の哲学を学んだ。なにしろ先生の影響を受けたものだから知らず知らずに食いしん坊になった」
料理の名店や寿司屋、そして魚市場などへもご一緒されたほど北大路魯山人に可愛がられました。
「料理を手伝いながら、器と料理の調和を言葉ではなく厳しい修業として味合わせていただいた。私の生涯に二度とない素晴らしさをもたらしてくれた魯山人先生に感謝しながら日夜、器造りに精進している」
父の藤原啓から
「父の助手の仕事を終えて、夜、自分の時間に制作したが、はじめの5年間は焼く前に全て父に壊され、ようやく焼くことを許された作品の中に口がすぼまった壺を見て、『今までの備前にない、おもしろいのを造っている』とはじめて褒められた」
藤原 啓 窯変備前花入
見事な焦げと境目に出た窯変やぼたもちの景色が見事にあらわれております。
大きさも茶席に良い大きさです。底にはサインが入っております。
藤原雄の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.藤原雄の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.藤原雄の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。
Q.藤原雄の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.藤原雄の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.陶芸作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。
藤原啓 略歴
1932(昭和7)年6月10日、同じく備前の陶芸家で人間国宝となった父・藤原啓の長男として岡山県和気郡伊里村穂浪(現・備前市)に生まれます。
1955年、明治大学文学部を卒業後、一時みすず書房に編集者として勤務するが、父の看病のため岡山へ戻る。復帰した父の助手となり、備前焼の技法を学びました。
1958年、第5回日本伝統工芸展に<備前壷>を出品し初入選、また第7回現代日本陶芸展でも入選を果たします。
1960年には、初の個展(岡山天満屋、東京日本橋三越)を開催します。
1961年には日本工芸会正会員となり、またスペイン・バルセロナにおける国際陶芸展では、グランプリを受賞(63年)するなど、備前焼の俊英としての地歩を固めました。
1964年にアメリカ、カナダ、メキシコ、スペイン等の国々を廻り、各地で備前焼講座や個展(アメリカ、カナダ)を開催、同時に米国コロンビア大学における第1回国際工芸家会議で日本代表として備前焼の解説を行うなど、海外へ広く備前焼を紹介した。こうした経験は後年、備前焼を世界に普及するという雄の一貫した活動へと結びついていきます。
1967年に独立。同年、日本陶磁協会賞を受賞。金重陶陽や父・啓たちが拓いた茶陶としての現代備前陶という認識から出発した雄は、備前の土味を生かし、穏やかで明快な器形に削ぎや透かし、箆目、線彫で作家の作為性を加味した作風を確立した。とくに壷の制作に焦点を絞り、「百壷展」(岡山天満屋 1972年、及び東京日本橋高島屋 1974年)を開くなど、どっしりとした豪放な壷で新境地を開拓した。「古備前と藤原啓・雄父子」展(パリ市立チェネルスキー美術館他 1976年)、「備前一千年、そして今、藤原雄の世界」展(韓国国立現代美術館 1988年)など海外での発表も積極的に行い、備前焼の発展と普及に貢献しました。
1996年、備前焼で重要無形文化財保持者の認定を受けます。
1998年、紫綬褒章受章
1996年から99年まで倉敷芸術科学大学で芸術学部教授も務めた。主な作品集に『藤原雄 備前 作陶集』(求龍堂 1987年)、『藤原雄 陶の譜:作陶生活40周年記念』(藤原雄陶の譜刊行会 1995年)があります。
2001年、備前焼の陶芸家で国指定重要文化財保持者(人間国宝)の藤原雄は、10月29日午前6時34分、多臓器不全のため岡山県倉敷市の川崎医大付属病院で死去した。享年69歳
藤原雄の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.藤原雄の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。
藤原雄 査定価格におけるポイント
藤原雄の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
作品の種類
藤原雄先生の作品は窯変の作品に高値の査定価格がつきます。
1万円から10万円ぐらいの買取相場です。
保存状態
茶碗などは使いすぎると汚れてしまい査定価格が下がります。箱が汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
藤原雄の作品は花入や徳利、ぐい呑みの作品が評価されます。
藤原雄展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。
制作年代
藤原雄先生の作品は、初期の作品よりも後期の作品の方が査定価格が上がる傾向にあります。
※このように同じ藤原雄の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
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