2019年2月2日
草間彌生 かぼちゃ(Y) を買取いたしました
草間彌生 かぼちゃ(Y) をお客様から購入しました。
以前、売却した作品と久しぶりのご対面でした。
草間彌生 かぼちゃ(Y)
screenprint
2003
ed.150 AP.15 PP.5
株式会社草間彌生作品照会済
10年ぐらい前にお客様に販売した作品ですが、今回、お客様からの売却依頼があり買受致しました。
昔の記憶が呼び覚まされて、その時の自分の状況などがフラッシュバックしました。
10年ひと昔と言いますが、様々な事が変わりましたね。これからの10年もまた変わるのでしょう。
美術品の価値の変化で、時代の変化を思い知らされました。
柳の下にいつまでもドジョウはいない、新しい元号に向けてこれからの事を考えていこう。
最近、草間彌生作品のお問い合わせを多くいただいております。
求めたい方、売却されたい方
いずれの方も弊店にお問い合わせしてください。
ご連絡お待ちいたしております。
2019年1月28日
雪中筍の図
何じゃこのおっさん!
大雪の日に竹の子掘りに出かけて竹の子を見つけとるぞ!
そんな事あるわけないだろ!ふざけてない?
と思って故事を調べたところ、ありました。
三国時代、呉の孟宗が冬に竹林に入って哀歎したところ、母の好む筍を得たという楚国先賢伝(雪中の筍)の故事。
1.(有り得ないもののたとえ)
2.(得がたいもののたとえ)
3.(孝心の深いたとえ)
二十四孝の一つ
日本の竹類の中で最大の孟宗竹の由来の人物みたいですね。
親不孝者の私には頭の痛い図柄ですが、作品をじっと見ているとなんだか笑っちゃいけないが笑えてくる。ちょっとボケ気味のわがままな母さんが、桜が見たいとか西瓜が食べたいとか言ったら孟宗さんはどうするんだろう?
大雪なのに筍がとれた。
賀茂季鷹の歌
「雪のうちの筍の子の孝行は、千歳の後もうもれざりける」
賀茂季鷹の歌(部分)
月岡雪斎の描いた雪中筍の図
全体像
=作者紹介=
賀茂季鷹 かもの-すえたか
1754-1841 江戸時代中期-後期の神職,歌人。
宝暦4年2月6日生まれ。有栖川宮職仁(ありすがわのみや-よりひと)親王に歌をまなび,江戸で加藤千蔭(ちかげ)ら文人,歌人とまじわる。京都にかえり上賀茂神社の祠官をつぐ。書,狂歌もよくした。天保(てんぽう)12年10月9日死去。88歳。京都出身。本姓は山本。号は生山,雲錦。歌集に「雲錦翁家集」「みあれの百くさ」など。
月岡雪斎 つきおか-せっさい
不明ー1839 江戸時代後期の画家。
月岡雪鼎(せってい)の長男。近江(滋賀県)の人。父および吉村周山にまなぶ。天保10年2月1日死去。名は秀栄。字(あざな)は太素。
人物画や花鳥画を得意としていたが、特に肉筆美人画にその手腕を発揮し、雪斎による美人画は父雪鼎より練達した筆致で描かれたといわれている。法橋期は美人画を雪鼎譲りの豊麗さと可憐の風情で描いたが、法眼期になると当世美人に加え古典的主題を得意とするようになった。子に雪操と雪洞、門人に弟の月岡雪渓がいる。雪斎の養子になったとされるのが月岡芳年である。
2019年1月28日
有楽流 二代 松本見休の茶杓
有楽流 二代 松本見休
銘 大鶴
有楽流茶人、松本見休の茶杓を紹介します。
尾張藩と有楽流の松本見休の繋がり。
千利休→織田有楽斎→高橋玄旦→織田長好→織田貞置→松本見休→その息子の二代 松本見休 別号芦泉
織田有楽斎の次男頼長の長子である織田長好の没後、有楽流を織田貞置は継承しました。織田信長の九男、織田信貞の息子、織田貞置は台子の伝者とされた高橋玄旦からその点前を伝授されており、高家旗本として松本見休ら多くの門弟を抱えていました。
尾張八代藩主徳川宗勝の時代、藩令により尾張から山本道伝、沖久伝の二人が江戸尾張藩邸に派遣され、二代松本見休に指導を受けています。
貞置の甥貞幹は尾張藩に仕えたことから有楽流の茶道が尾張藩の茶道として流儀が一本化、有楽流は幕末まで伝わりました。
余談ですが、織田家家老て、尾張随一の茶人平手政秀の娘を有楽斎は嫁にもらっており、平手家の茶道具を引き継いでいるといわれています。
2019年1月28日
高麗茶碗熊川茶碗
古い漆箱にて熊川茶碗と金泥で書かれてます。
今の時期、愛用してお茶を頂いてます。
古い高麗茶碗は、お茶が美味しく頂けます。
古いお軸とも合いますね。
古い茶道具、お茶碗、高麗茶碗を買取致します。
先ずはお問い合わせしてください。
2019年1月12日
松尾芭蕉 笈の小文の俳句三種
松尾芭蕉
笈の小文の俳句三種
京まではまだ半空(なかぞら)や雪の雲
星崎の 闇を見よとや 啼千鳥
磨(とぎ)直す鏡も清し雪の花
尾張付近の俳句で身近に感じます。
岩波書店 芭蕉全図譜 掲載
西行の和歌における、宗祇の連歌における、雪舟の絵にお
掛軸の作品を強化買取中です。
掛軸の売却を検討されています方はご気軽にお問い合わせしてください。
高価格にて買取いたします。
どんな掛軸でも先ずはご連絡をしてください。
お問い合わせ先
ギャラリー 北岡技芳堂
〒460-0011
愛知県名古屋市中区大須3丁目1-76
TEL:052-251-5515
2018年11月23日
北大路魯山人の作品を買取ました。
北大路魯山人の陶芸作品を買取ました。
料理人が一度は盛り付けてみたい木の葉皿です。
北大路魯山人の作品を高価買取致しております。
2018年11月23日
竹内栖鳳先生の掛軸を買取ました。
竹内栖鳳先生の獅子の掛軸を買取致しました。
ライオンを東洋では、獅子と言いますが迫力があり素晴らしい作品です。
栖鳳先生は、動物の匂いまで描くといわれており少ない色の濃淡と筆さばきだけで描いております。
見る者を引きつける30代後半の若々しい作品です。
2018年10月18日
鉄瓶、銀瓶を買取致しました。
鉄瓶、銀瓶も買い取り致します。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
2018年10月15日
掛軸を買取致しました。
掛軸にも様々な種類があり、
箱のないものでも面白いものが出てくることもございます。
どのようなものか分からない、今の価値をお知りになりたいなどの場合は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
2018年10月15日
スターリングシルバーの菓子入を買取致しました。
ヴィクトリア時代初期、1842年に作られた英国製の菓子入です。
全体に美しい透かし細工が施されており、蓋の摘みはお花になっております。
口径 14.5cm
高さ 11.5cm
2018年10月13日
手塚治虫の直筆の絵画を買取致しました。
火の鳥は、手塚治虫の代表的な作品です。
手塚治虫の作品は、偽物が多く、鑑定が非常に難しく専門知識が必要です。
詳しい事が知りたい方、買取希望の方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
手塚治虫の作品は、近年高値で取引されております。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
こちらの作品はご売約済の為、画像はサイン部分のみとなります。
2018年10月6日
片岡珠子の絵画を買取致しました。
片岡珠子先生の絵画作品を買取りました。
愛知芸術大学の学長をされておりましたので特に愛知県では有名ではないでしょうか。
人気もいまだ衰えることなく若い画学生からも尊敬されております。
私の取り扱っている画家さんも片岡珠子先生に教わったみたいです。
特に赤富士は、人気で片岡珠子先生の代名詞とも言える図柄です。
片岡珠子先生の絵画作品であるならば、日本画作品から版画作品など様々な作品を買取り致します。
真贋のご相談だけでもかまいません。
どうぞ、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
ご連絡をお待ち申し上げております。
2018年10月6日
田中角栄の書の掛軸を買取致しました。
田中角栄の書を買取り致しました。
他にも様々な骨董品を買取り致します。
どんな美術品でもまずはご連絡をお待ち申し上げております。
お気軽にお問い合わせして下さい。
よろしくお願いします。
号 越山
桂小五郎の偶成を一部抜粋して書かれた作品。
歳如流水逝不返
歳は流水の如く 逝きて返らず
人似草木争春栄
人は草木に似て 春栄を争う
2018年10月4日
杉本健吉の絵画を買取致しました。
杉本健吉
円山の道
力強い杉本画伯の風景
多分、京都祇園近くの円山公園に向かう道。
画面がゆれている。
街灯や、電柱、柳のせんが強い。
画面がうねっている。
昭和の中頃、1960年ごろでしょうか。
理屈抜きにずっと画面に見入る事が出来る。
日本の良い時代のいきいきしたパワーが感じられ、色のバランスが良く、画面に吸いこまれる。
久しぶりに良い具象画に巡り会いました。
ご売却希望の絵画がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
2018年10月4日
安田靫彦の白椿の掛軸を買取致しました。
安田靫彦
白椿
葉をたらしこみで描き、墨の濃淡の使い方が実に素晴らしい。
蕾や葉の裏をささやかな淡い翠色で描き、白椿は白の画仙紙に白をほどこす。
おしべめしべは、金泥をうすくぬり、全体的にこれ以上省くところは何もない。
画品があり、心落ち着く。
小さな作品で、どうって事はない図柄ではあるが、床の間で眺めていると実に良い絵であるとじわりじわりと思う。
描けそうで描けない、そんな感じの素晴らしい作品である。
ゆっくりお茶を、この掛軸で頂きたい。
骨董品や美術品の優品を買取致します。
お気軽にお問い合わせください。
最近のブログ
月別アーカイブ
- 2025年
- 2024年
- 2024年12月 (30)
- 2024年11月 (27)
- 2024年10月 (30)
- 2024年9月 (32)
- 2024年8月 (1)
- 2024年6月 (1)
- 2024年5月 (1)
- 2024年4月 (1)
- 2024年2月 (2)