2025年6月19日

呉昌碩の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の掛軸買取りブログ

御所蔵の中国人作家 呉昌碩の作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。

 

呉昌碩(ごしょうせき)の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、呉昌碩の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。

 

呉昌碩の掛軸をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の呉昌碩のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた呉昌碩の作品を鑑定して買取りいたします。

 

美術品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の呉昌碩の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。

 

呉昌碩 本人

呉昌碩 本人

 

呉昌碩の紹介

 

呉昌碩(ごしょうせき、Wu Changshuo/Wu Changshi、1844年-1927年)は、中国近代を代表する文人であり、書・画・篆刻の三芸に秀でた総合芸術家として知られています。清朝末期から中華民国初期という激動の時代にあって、伝統文化を基盤にしつつも革新を志向した芸術表現を確立し、後の海上画派や中国近代美術に大きな影響を与えました。

 

本名は呉俊、字は昌碩、号に缶廬、苦鉄などがあり、「呉昌碩」の名で広く知られています。浙江省安吉県に生まれ、後に上海で活躍しました。彼は若年より古典を学び、特に秦漢の金石文や篆刻に深く親しみました。その影響から、書や印章には古代の気風が力強く表れ、重厚かつ鋭い筆致を持つ篆書や隷書は彼の代名詞ともいえる作風となっています。

 

画家としての呉昌碩は、花卉画を得意とし、特に梅・石榴・牡丹・藤などの植物を、豪放な筆使いと鮮やかな色彩で描きました。その作品は、写実を超えて象徴性と気韻に満ち、詩・書・画・印を一体化させた「四絶」を体現しています。彼の絵画は、ただの装飾美を超えて、文人の思想や感性が凝縮された精神的芸術として評価されています。

 

また、呉昌碩は楊守敬や趙之謙らの金石学の流れを受け継ぎつつも、それをさらに大胆に展開し、個性的な美意識を築き上げました。彼の影響は、斉白石や潘天寿などの後進にも受け継がれ、中国近代書画の出発点をなす存在となりました。

 

晩年まで創作意欲は衰えず、最後まで筆と印刀を手放すことなく、没年まで制作を続けました。彼の作品は、今日でも書画市場で非常に高い評価を受け、多くの美術館や収集家によって大切に所蔵されています。呉昌碩は、まさに伝統と革新を融合させた中国美術の巨星といえる存在です。

 

 

呉昌碩/吳昌碩 紫藤

呉昌碩/吳昌碩 紫藤

 

 

呉昌碩の買取について

 

呉昌碩(ごしょうせき)の書画や篆刻作品のご売却をお考えでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。呉昌碩は近代中国を代表する文人画家であり、その作品は今なお国内外で高く評価され続けています。特に、詩・書・画・印の四芸を一体として構成する作品群は、深い学識と芸術的教養が結晶したものとして、美術市場でも希少価値が高まっています。

当店では、掛軸や額装された書画、印譜、または書簡や拓本に至るまで、幅広く査定・買取を行っております。作風や印章、落款、紙質や墨の風合いなどを丁寧に拝見し、真贋を含めて誠実に評価いたします。呉昌碩の作品は、単なる美術品としてだけでなく、東アジア文人文化の結晶として深い精神性を湛えており、その価値を正しく見極めることが求められます。

ご売却の背景がご相続によるものであれ、整理や資産見直しであれ、専門の鑑定士が丁寧に対応いたします。まずはお気軽にお問い合わせいただき、ご所蔵の作品の価値をお確かめください。長年にわたり培ってきた知識と経験をもとに、適正価格での買取をお約束いたします。

 

 

 

呉昌碩の買取でよくある質問

 

Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。

 

Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.呉昌碩の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。

 

Q.呉昌碩の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。

 

Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。

 

Q.呉昌碩の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。

 

Q.呉昌碩の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.絵画や書の作品でなくても、骨董品など様々な物が買取り対象となります。

 

 

 

呉昌碩 漁師 吳昌碩 漁夫圖

呉昌碩 漁師 吳昌碩 漁夫圖

 

 

呉昌碩の買取で当社が選ばれる理由

 

1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。

 

2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。

 

3.呉昌碩の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。

 

4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。

 

5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。

 

 

 

呉昌碩 査定価格におけるポイント

 

呉昌碩の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。

幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。

 

作品の種類

 

呉昌碩先生の作品は,熊猫の作品に高値の査定価格がつきます。

 

真贋が非常に難しいです。

 

300万円から1000万円ぐらいの買取相場です。

 

保存状態

 

シミや痛み、汚れているのも査定価格が下がります。

 

作品の出来・不出来

 

呉昌碩の作品は、花鳥画や書、篆刻の作品が評価されます。

 

軸装の仕立てが良いと評価されます。書の作品もあります。

 

呉昌碩展などの展示会での画集掲載作品であると高い評価が出来ます。

 

制作年代

 

呉昌碩の作品は、彩色の作品が高値で取引されております。

 

※このように同じ呉作人/吴作人の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。

 

 

 

呉昌碩の略歴

 

1844年

浙江省安吉県に生まれる。本名は呉俊、字は昌碩。号は缶廬・苦鉄・老缶など多数。

1860年代

若くして金石学に親しみ、秦漢の碑文や印章を研究する。

1872年

曽祖父の遺志を継ぎ、篆刻や書の研鑽を積み始める。徐三庚や趙之謙らの影響を受ける。

1880年代

詩・書・画・印を統合した独自の文人表現を確立。花卉画においても頭角を現す。

1896年

上海に移住し、海上画派の中心人物として活動を本格化。中国画の革新に貢献。

1904年

西冷印社の創設に参画し、初代社長を務める。印学界の重鎮として全国に名を知られる。

1913年

中華民国政府より「国画大師」として称される。以後、数々の作品が国内外で注目を集める。

1927年

83歳で逝去。晩年まで筆と印刀を手放さず創作を続けた。

 

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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

愛知県名古屋市中区門前町2-10

 

電話052(251)5515

 

営業10:00-18:00

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