2025年5月3日

日本刀を売却するにはどうすればいい?ポイントを詳しく解説 日本刀コラム5

日本刀、刀剣は、売却に関して少し特殊な骨董品ジャンルになります。

あらかじめ確認しておかなければならないことや、状況に応じて手続きなども必要になる可能性があるため、注意が必要です。

 

 

日本刀、刀剣の売却

日本刀、刀剣の売却

 

本記事では日本刀売却に関する知識を幅広くご紹介します。是非ご参考ください。

 

 

日本刀白鞘

日本刀白鞘 

 

 

 

日本刀を売却する前に必ず確認しておきたいポイント

 

日本刀を手放す際には、いくつかの事前確認が必要になります。ここでは、売却前にチェックしておきたい基本事項について解説します。

 

銃砲刀剣類登録証の有無を確認する

 

まず確認すべきは、その日本刀に「銃砲刀剣類登録証」が付属しているかどうかです。



この登録証は、美術品や文化財として価値があると認められた刀剣類に対して、都道府県の教育委員会が発行するもので、刀の身分証のような役割を持ちます。

本来、銃刀法により日本刀の所持は厳しく制限されていますが、登録証が交付されているものについては、合法的に所持・売買が可能となります。したがって、登録証が付いていない刀は売却ができません。

万が一、登録証が見つからなかった場合は、発見した地域を管轄する警察署で「刀剣類発見届出済証」を取得し、その後、教育委員会にて登録申請を行いましょう。

また、登録証が存在していても、所有者名義が異なっている場合には、名義変更手続きを行う必要があります。これも教育委員会で対応可能です。

 

模造刀との違いを見極める

 

本物の日本刀と非常に似ている「模造刀」が世の中には多く出回っています。外見では判断が難しい場合もありますが、簡単な見分け方として「磁石を使う方法」があります。

本物の日本刀は鉄を素材としているため、磁石にくっつきます。一方、模造刀は合金やステンレスなど磁石に反応しない素材で作られていることが多いため、磁石が反応しない場合は模造刀の可能性が高いです。

模造刀は美術品としての価値がなく、買取不可のケースも少なくありません。仮に売却できたとしても、その価格は大きく下がります。

 

鑑定書の有無を確認する

 

鑑定書は、刀剣の真贋や価値を示す重要な資料です。必須ではありませんが、所持していれば査定額が上がる可能性があります。発行元の信頼性もポイントで、特に「日本美術刀剣保存協会(NBTHK)」が発行する鑑定書は、国内で高い評価を得ています。

もしお手元の刀に鑑定書が付いていれば、その発行機関を確認しておくと良いでしょう。

 

日本刀をどこで売るか?

 

売却可能であることが確認できたら、次は「どこで売るか」という点が重要です。売却方法には主に2つの選択肢があります。

 

オークションサイトでの売却

 

ネットオークションは、自宅にいながら簡単に出品できるという利点があります。しかし、高額取引となりやすい日本刀に関しては注意が必要です。

個人間の取引となるため、トラブルや詐欺のリスクが比較的高く、落札後の入金遅延や連絡不通などの問題も発生する可能性があります。また、真贋に関してのトラブルも避けられません。こうした理由から、あまり経験のない方には不向きな方法です。

 

専門の買取業者へ依頼する

 

より安全・確実に売却を進めたい場合は、骨董品や古美術品を専門に扱う買取業者に依頼するのがおすすめです。



専門知識のある業者であれば、日本刀の市場価値や希少性を正しく評価し、適正な価格で買い取ってくれる可能性が高くなります。

 

また、業者との取引は記録や契約が明確に残るため、トラブルが起こるリスクも大幅に軽減されます。

 

高額査定される日本刀の条件とは?

 

日本刀の価格はピンキリで、数千円のものから数千万円におよぶものまであります。以下に、一般的に高値が付きやすい特徴をご紹介します。

 

著名な刀匠による作刀であること

 

刀匠の名前は査定において大きなウエイトを占めます。たとえば、「吉光」「正宗」「義弘」といった歴史的に名高い刀匠の作品であれば、それだけで高額査定が期待されます。

 

保存状態が良好であること

 

刃こぼれ、サビ、ヒビなどの有無は、刀の状態を判断する大きな要素です。状態が良ければ良いほど、査定額も上がります。ただし、自分で手入れや修復をしてしまうと、かえって価値を下げてしまうことがあるため注意が必要です。

 

古い時代に作られた刀であること

 

日本刀は、製作された年代が古いほど希少性と歴史的価値が高まり、査定価格も上昇しやすくなります。特に、平安・鎌倉・室町などの古刀期に作られた刀であれば、高額査定につながるケースが多くなります。

 

 

まとめ

 

日本刀を売却する際には、「登録証の有無」「真贋の確認」「鑑定書の有無」など、確認すべきポイントがいくつかあります。

また、売却先をオークションにするか買取業者にするかによっても、リスクや得られる価格に差が出てきます。

 

高額査定を目指すなら、保存状態や刀匠の知名度、製作年代などを把握したうえで、まずは信頼できる業者に相談するのが最善です。不安な点があれば、遠慮せずに専門業者のサポートを受けて進めていきましょう。

 

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