2025年2月14日
榊原紫峰の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の絵画買取りブログ
御所蔵の榊原紫峰の絵画作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。
榊原紫峰の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、榊原紫峰の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。
榊原紫峰の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の榊原紫峰のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた榊原紫峰の作品を鑑定して買取りいたします。
絵画作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の榊原紫峰の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
榊原紫峰 静物の図 1934年
榊原紫峰は、明治20年に京都の染織家の家に生まれました。兄の雨村、弟の苔山、始更、弘も共に日本画家になっております。明治40年、京都市立美術工芸学校を卒業して、明治44年には京都市立絵画専門学校(絵専)を、後に国画創作協会を創立する土田麦僊、小野竹喬、村上華岳、入江波光らと共に卒業しました。
絵専在学中の明治43年には、第4回文展で《ながき日》が褒状を受け、京都画壇の若手を代表する花鳥画家として文展で入選を重ねていきます。しかし、大正6年の第11回文展で《梅雨霽れ》が好評のうちに無賞に終わったことを受け、かねてから文展の曖昧な体質に不満を抱いていた土田麦僊らと、国画創作協会を創立することになります。
榊原紫峰 雪柳白鷺図 1924年
大正7年の第1回国画創作協会展に一対の大作《青梅》を出品したのち、第2回展《赤松》、第3回展《奈良の森》と丹念な写生に基づいた立体的な花鳥画を発表します。主要会員の渡欧による中断をはさんだ後期においては、大正13年の第4回展に《雪柳白鷺図》、第5回展《蓮》、第6回展《獅子》、第7回展《冬朝》と、東洋画の古典を再解釈した力作を発表します。いずれの作品も、クラシック音楽の壮大で深遠な調べを造形化したかのような、従来にない花鳥画を創造しました。
榊原紫峰 墨梅 1966年 晩年
昭和3年の国展解散後は、官展への出品はせず、母校の教授を務めながら、小品の水墨画の中に洗練された筆遣いを示していきます。その生涯にわたって、円山四条派の伝統を踏まえつつ、西洋絵画の陰影法と中国の宋元花鳥画の精緻な質感表現を融合した、生新な創作を続けていきました。その高度な筆法技術は日本のみならず、筆文化を持つ東洋の至宝ともいえるものです。
榊原紫峰の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.榊原紫峰の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.榊原紫峰の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。
Q.榊原紫峰の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.榊原紫峰の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.日本画作品でなくても、骨董品など様々な物が買取り対象となります
榊原紫峰の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.榊原紫峰の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。
榊原紫峰 査定価格におけるポイント
榊原紫峰の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
作品の種類
榊原紫峰先生の作品は、花鳥画の華やかな作品に高値の査定価格がつきます。
5万円から50万円ぐらいの買取相場です。
保存状態
シミや痛み、汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
榊原紫峰の作品、小禽の図柄の作品が評価されます。
梅に目白の鳥がふくらんでいる図が、描かれていると評価されます。
色紙サイズでも図柄が良ければ高値で取引されます。
榊原紫峰展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。
制作年代
榊原紫峰の作品は、晩年の作品が、高値で取引されております。
※このように同じ榊原紫峰の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
榊原紫峰 略歴
本名安造。明治20年8月8日日本画家榊原蘆江の次男として京都市中京に生れ、京都市立美術工芸学校卒業後、京都市立絵画専門学校に学び、明治44年第1回生として卒業しました。大正7年に、村上華岳、入江波光、土田麦僊、小野竹喬らと国画創作協会を創立し、新しい日本画創造を目ざして活躍しました。国画創作のほかは官展に出品し、昭和12年京都市立絵画専門学校教授、昭和24年同市立美術大学教授となります。昭和34年退職し、名誉教授となります。この間宇治平等院、醍醐寺三宝院、山科法界寺で壁画模写の指導にあたり、昭和37年には日本芸術院恩賜賞を授与されます。作品は沈静荘重な画風を特色とし、代表作に「赤松」「獅子」「冬朝」「奈良の森」などがあります。著書「紫峰花鳥画集」「花鳥画の本質」「紫峰芸術観」
明治20年
日本画家・榊原蘆江の次男として、京都市中京区に生れる。本名、安造。
明治40年
京都市立美術工芸学校日本画科卒業。「軍鶏」(卒業制作)引続き同校研究科に進む。この年父より紫峰正勝の画号をもらう。
明治42年
京都市立絵画専門学校創設され、村上華岳、入江波光らと共に同校2年に編入。第3回文展に«動物園の猿»初出品、以後大正6年まで文展を中心に出品する。
明治43年
「永き日」(褒状)第4回文展
明治44年
絵画専門学校本科卒業、続いて研究科に入学。卒業制作«花曇り»を第5回文展に出品して3等賞を受賞。
明治45年
「南園の一隅に於ける曲と眠り」第6回文展
大正2年
「夕榮」(褒状)第7回文展
大正3年
第8回文展出品«秋草»落選 第2回院展に出品する。
大正4年
「白梅」第9回文展「秋草」第2回院展
大正6年
「梅雨晴れ」第11回文展
大正7年
小野竹喬、土田麦僊、村上華岳、野長瀬晩花と共に国画創作協会設立の宣言をする。文展を離れて第1回国画創作協会展を開く。「青梅」出品。以後この国展に出品してゆく。
大正8年
「赤松」第2回国展
大正9年
「奈良の森」第3回国展
大正10年
より12年まで、国展は、主力会員のヨーロッパ行きと関東大震災などのため休会する。
大正13年
「雪柳白鷺の図」第4回国展
大正14年
「蓮池」第5回国展
昭和2年
「獅子」第6回国展
昭和3年
「冬朝」第7回国展。国展第1部(日本画)解散を声明。
昭和4年
第10回帝展の推薦となる。また翌昭和5年からは新官制による無鑑査となる。パリ日本美術展に«朝露»を出品。
昭和5年
ローマ日本美術展に«風雪白鷺図»を出品。
昭和12年
新文展開かれ、参与となる。絵画専門学校教授に就任。
昭和14年
第3回新文展の審査員となる。
昭和16年
小野竹喬、入江波光と三人展を開催する。
昭和23年
京都市立美術専門学校の客員教授となり、翌年、同美術大学の教授に就任。
昭和31年
この年から、宇治平等院、醍醐三宝院、日野法界寺で壁画模写の指導に当る。
昭和36年
市立美術大学教授を定年退職、名誉教授となる。この頃から病床につく。
昭和37年
日本芸術院恩賜賞を受ける。
昭和44年
画業60年記念<榊原紫峰>展を大阪・阪神で開催。
昭和46年
日本画家榊原紫峰は、1月7日老衰により京都市北区の自宅で死去した。享年83歳。
画集に«紫峰画集»(大正13年、高島屋美術部)、«同»(大正15年、同)、«紫峰花鳥画集»(昭和9年、芸艸堂)、«紫峰スケッチ集»(昭和23年、全国書房)等、著書に«花鳥画を描く人へ»(昭和4年、中央美術社)、«花鳥画の本質»(昭和10年、芸艸堂)、«紫峰芸観»(昭和15年、河出書房)等がある。この他氏に関する論評及び参考図書等多い。
(年譜京都市美術館年報昭和45年に拠る。)
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