2024年12月24日
辻常陸の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ
御所蔵の辻常陸(つじひたち)の陶芸作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。
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辻常陸の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の辻常陸のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた辻常陸の作品を鑑定して買取りいたします。
陶芸作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の辻常陸の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
辻常陸窯は、史上初の磁器の皇室御用窯元に指定されました名窯です。約350年の歴史を持ち、第112代天皇の霊元天皇から賞賛され、辻家三代喜右衛門から始まり今に至るまで、歴代皇室御用達の磁器窯です。
辻家秘伝の復元された技法「極真焼」は九代喜平次の失伝した技術です。その技術が非常に優れているため、1990年(平成2年)の明仁上皇御即位、愛子内親王御誕生など毎回、皇室の重要な慶祝行事では辻常陸窯で焼いた磁器が使われています。そして、辻常陸窯の作品は、世界各地の博物館や貴族の名家に多く収蔵されています。
辻常陸窯
佐賀県有田町に位置する「辻常陸窯」は、古来より皇室や藩主に献上してきました。江戸時代に正式に皇室御用の窯元「禁裡御用窯」と指定された名家であり、代々皇室に納めてきました。現在も皇室御用の磁器を焼いています。「辻常陸窯」は現在は、十五代辻常陸の満喜男氏が継承しています。「辻」は姓で、「常陸」は天皇により与えられた官職名です。
1706年、辻家六代喜右衛門がこの官職を任されて以来、代々世襲で受け継がれています。辻常陸窯は「禁裡御用窯」とも言われ、「裡」は「皇室」であり「禁裡」は「みだりにその中に入ることを禁じる」という意味です。当時の辻常陸窯は徳川家康ですら勝手に入ることのできない聖域でした。1989年に宮内庁により解禁されてからやっと民間にも開放されました。
14代辻常陸 染付桐花双鳳文花瓶
辻家秘伝の復元された技法の極真焼は、1811年に九代喜平次による失伝した技術です。この技術は製品と同質の磁土で一つの匣鉢を作り、その中に製品を納めます。その後に溶けやすい釉薬を塗り、焼きの工程に入ります。匣鉢により完全に気体が遮断されることで、火や煙灰による素焼き部分や釉薬部分の破壊や汚損を防ぎ、真空状態での焼成は暈し染めのような優雅で透明感のある呉須(青藍)色を生みだします。
焼成が完了すると鉄製の槌で匣鉢から製品を叩き割り、中から取り出します。極真焼は皇室に献上するために編み出された技法ですので、門外不出の技術であり、辻常陸窯は、幻の極真焼と呼ばれています。
江戸時代から現代まで継承されてきた辻常陸窯は、350年にわたり皇室との深いつながりを保ってきました。辻家の使命は皇室御用の磁器として全ての技術を継承し、最高品質のこだわりを持つことです。現在も辻常陸窯は有田焼の中で重要な美術的な地位を占めています。
辻常陸の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.辻常陸の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.辻常陸の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。
Q.辻常陸の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.辻常陸の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.陶芸作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。
十四代辻常陸 略歴
1909年
明治42年、白磁発祥の地である佐賀県有田で、350年続く歴史的な窯元『辻家』に生まれます。本名、辻常喜、辻家は仙台藩主伊達綱宗に端を発し、百十二代霊元天皇に至るまで、辻家が生み出すその鮮麗たる磁器を認められ、以後『常陸大掾(天皇直属の家臣)』の官位を賜り『禁裏御用窯元(皇族のみのための窯元)』として現在も皇室へ数々の磁器を献上しています。また国内外の万博にも出品している。 東京工業大学の前身、東京高等工業学校窯業科を卒業。
1947年
昭和22年に十四代 辻常陸を襲名します。
1951年
昭和26年、第二次世界大戦後の、戦後初めてとなる皇室からの御用命を受けます。
1990年
平成2年の明仁天皇の御即位、愛子内親王のご生誕等、皇室の大事な節目の度に御用命を賜り、宮内庁御用達として生涯に渡り皇室と関わってきた。 皇室関係以外にも積極的に制作に打ち込みます。
1985年
昭和60年にはドイツ共和国マイセン市と有田町による姉妹協定の記念に、有田焼代表として贈られたのは、マイセンの鐘と白磁冠火食鳥噴水です。
2000年
平成12年には、英国王室エドワード王子夫人へ作品を献上し、感謝状を賜っている。
2007年
平成19年3月15日、永眠。享年97。
十五代辻常陸 略歴
1939年
14代辻常陸の長男として生まれます。
1958 年
佐賀県立窯業試験場にて第一期研修生として研修 襲名までの間、様々な展覧会に出品、受賞歴有り。
十四代に師事し共に宮中の美術工芸品の制作に関わる宮殿・御所の春飾り盆器制作/菊花御紋章入肩皿制作/菊花御紋章入金盃制作
2008 年
十五代辻常陸を襲名 全国で襲名記念展を開催
2016年
平成28年 陶都有田400年記念作品三羊開泰制作する。
十五代辻常陸 四君子大壺 2017年
辻常陸の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.辻常陸の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。
辻常陸 査定価格におけるポイント
辻常陸の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
作品の種類
辻常陸先生の作品は、大壺の作品に高値の査定価格がつきます。
20万円から40万円ぐらいの買取相場です。
保存状態
食器などは使いすぎると汚れてしまい査定価格が下がります。箱が汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
辻常陸の作品は細かい絵付けの作品が評価されます。
皇室御用達の食器が高値で取引されます。
辻常陸展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。
制作年代
辻常陸先生の作品は、初期の作品も高値で取引されております。晩年の作品が査定価格が上がる傾向にあります。
※このように同じ辻常陸の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
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