2013年1月8日
横山大観 余白の美
宝蔵院の住職と横山大観について語り合いました。
日本の優れた美術品には空間が必要です。
余白美です。
外国人にはこの余白が分からないのです。
床の幅は二軒、横山大観の掛軸の両脇に空間がありますが大事な余白空間です。
また、描かれている水墨山水も余白によって空間が活かされております。
余白は、書院の空間自体に拡がりを感じさせます。
横山大観先生は東洋の美、近代日本絵画の最高峰の人物です。
日本に誇りを持てる、自信が漲ってきます。
日本人で良いのだと思いますし、日本人の誇りを取り戻せそうな絵画です。
欧米化している現代の日本人に非常に必要だと感じます。
欧米の人からみたらこういう姿、佇まいの方がカッコイイと思うに違いありません!
もっと皆さん日本のいいところを見つけましょう。
一番大事なことは日本に誇りを持ち日本を愛する事だと思います。