2007年8月3日
暑中お見舞い申し上げます
こんばんは事務員Yです。さあ8月突入ですね、ああそれにしても蒸し暑い(-_-;)
寝苦しいのでこうしてブログを書いてるYです。
最近、いつもランチをいただくお店で『はだしのゲン』を読みました。およそ20年ぶりぐらい
でしょうか...って歳を逆算しないでくださいね(^^ゞ子供の頃、本当によく読みました。
当時ショックを受けたのがゲンが自分と同じ小学生であったこと、わずか13歳にして
『完全な自立』を余儀なくされた事...でももっとも衝撃を受けたのはやはりゲンの
『たくましさ』でした。わが身に置き換えてあの状況であれほど強く生きられる
だろうか、前を向いて歩けるだろうか、と自問自答しました。
当然ですが答えは『NO』でした。被爆のシーンではただただ恐怖、怖いと思っただけでした。
そのあたりも子供ゆえなのでしょうか。とにかく恐ろしいというのが第一印象で私なら狂って
しまっていたかもと思いました。目の前での家族の死、耐えられる自信が無かったです。
もっともっとゲンの気持ちが理解したくて図書館で何度も何度も借りました。
大人になった今、改めて読み返してみるとまた違った印象を受けました。ゲンへの感情
移入よりもむしろゲンの母へ感情移入しました。ゲンには原爆投下の日、生まれてきた
友子という妹がいました。しかしながら友子は栄養不足と放射能による影響でたった1歳で
亡くなってしまいました。知らず涙が溢れていました、...Yの子供もちょうど1歳です。
思わず自分の子と置き換えていました。
久間前防衛大臣の発言『原爆投下、しょうがない』ですが、いろんな方の意見もありますが
戦争を起こした大人の影で子供が悲惨な目にあうのは絶対仕様がなく無いです。
一児の母としてそう強く思います。
もうすぐ8/6がやってきます。多くの『はだしのゲン』を生んだあの日がやってきます...。