2007年7月9日
絵画の値段
以前から版画の時代は終わったと言う業者さんもいますが、依然、片岡球子、東山魁夷などの版画作品は、高値で取引されています、それに比べて過去の有名作家の本画の作品(あえて作家名は言いませんが)は段々淘汰され、つつある様な感じがいたします。
掛軸ですが以前は、大正、昭和の物故作家が人気があり市場でも高値で取り引きされていましたが徐々に並品は下落傾向にあるように思われます、それに比べまして、江戸時代の掛軸はたとえば、円山応挙や伊藤若冲などが以前よりも注目されているように感じます。それに中国美術も高いようです。
名古屋は景気が良いといわれていますが、実際の所どっちか分らないです、まして絵の値段が上がるか下がるかなんてもっと分らないです、やれる事を着実に行なっていくだけです。
近々、お客様から骨董品のご売却予定がありますので、ご訪問を楽しみにいたしております。今雨が降っていますが明日からも又かんばって行きたいです。