2017年9月9日
山田正亮 Work
20歳で読売アンデパンダン展に出品、1953年に長谷川三郎に師事した山田正亮ですが、
基本的に独立独歩の画家として絶え間なく描き続け、生涯に5,000点もの絵画を生み出しました。
山田正亮 Work D.087
S10号 1977年
キャンバス油彩
2016年12月6日(火)から2017年2月12日(日)に、
初公開の制作ノート群とともに紹介され、
東京国立近代美術館にて初の大規模な回顧展が行われました。
「描き続けたまえ 絵画との契約である」
“描く” ことを自らの人生と一体化させ、美術の潮流から距離をとり、
孤独の中で生涯描き続けた画家の主要作 200 点あまりが展示されました。
戦後の日本の現代アートは世界的に見直され、独自の活動を行なっていた山田正亮は益々注目されております。
その時の映像をご紹介いたします。
何が良いのかわかりにくい、そんな言葉で敬遠されがちな抽象絵画ですが、
まずは一度触れてみてはいかがでしょうか。