2025年4月14日
惲寿平(うんじゅへい)の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の掛軸買取りブログ
御所蔵の中国人作家 惲寿平(恽寿平)の作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。
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惲寿平の掛軸をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の惲寿平のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた于右任の作品を鑑定して買取りいたします。
美術品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の惲寿平の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
惲寿平 肖像画
17世紀に書家、文人画家として活躍しました。江蘇省出身で、号は南田、雪渓外史、白雲外史、東園生などと称しましたが、日本では惲南田(うんなんでん)の名で親しまれています。
惲家は明時代に栄えた名家として知られていましたが、清軍によって壊滅状態となり、惲寿平の父は身を隠して仏門に入り、講師などを務めていました。そのため惲寿平は幼い頃から、経済的に厳しい環境で育ったと伝えられています。成長すると文人としての教養を積み、仕官することなく自作の書画を売るなどして生計を立てました。
文人画は幼い頃より父の従兄弟から指導を受け、当初は山水画を多く描いていました。しかし、友人であった王翬の作品を目にして自身との技量の差を悟り、その後は草花を題材とする花卉画に専念していきます。
惲寿平 木蓮と木瓜図
やがて王時敏の弟子となり研究を重ねていき、輪郭線を用いずに直接色彩で形を表していく『没骨法』という技法と写実性を織り交ぜ、自身の画風を築き上げます。色彩の明暗、濃淡の表現に長け、草花独特の不規則な曲線や重なりを、見事に表現した作品が特徴的であります。
惲寿平の画風は張秋穀などの来舶清人や船載された作品によって、江戸時代の日本にもたらされ、当時の画壇に大きな影響を与えています。とりわけ渡辺崋山や椿椿山は深く没骨法を研究し画業を大成させています。
惲寿平の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.惲寿平の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.惲寿平の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。
Q.惲寿平の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.惲寿平の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.絵画作品でなくても、骨董品など様々な物が買取り対象となります。
惲寿平の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.惲寿平の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。
恽寿平 群仙祝寿图
惲寿平 査定価格におけるポイント
惲寿平の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
恽寿平とも書きます。
作品の種類
惲寿平先生の作品は、花鳥画の作品に高値の査定価格がつきます。
30万円から1000万円ぐらいの買取相場です。
保存状態
シミや痛み、汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
惲寿平の作品は状態良い大きな作品が評価されます。
軸装の仕立てが良いと評価されます。書かれた箱書きにより値段が変わります。
惲寿平展などの展示会での画集掲載作品であると高い評価が出来ます。
制作年代
惲寿平の作品は、17世紀ですので状態の良い作品が高値で取引されております。
※このように同じ惲寿平の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
恽寿平 国香春霁图 绢本设色 南京博物院藏
惲 寿平 略歴
Yun Shouping、崇禎6年(1633年) – 康熙29年(1690年))は、中国清初の文人画家・書家。清初六大家の四王呉惲の一人。
初名は格だったが、後に字の寿平が名前のように通用したので別に字を正叔とします。号は南田・東園生・白雲外史・雪渓外史など。日本では惲南田と称されることが多い。常州府武進県(現在の江蘇省常州市武進区)の人。
惲氏一族は明代には武進の名家であったが、清軍によって多くの同族を殺され零落します。父の惲日初は清を嫌い僧になって身を隠し、講師などで生計を立てます。このため惲寿平は経済的に困窮した家庭環境に育つも、文人としての教養を磨き詩書画三絶と称されました。
しかし、父の遺志を受け継ぎ生涯、仕官することはなく、一時福建で遺民運動を行ったが、故郷に帰ると売画をもって生活しました。甌香館を建て当代一流の文人、名流と交流したが、生活は困窮しました。没後、葬儀費用がなく、友人の王翬が世話をしたといいます。
画は、幼少の頃から父の従兄弟にあたる惲本初について習った。惲本初は元代の黄公望を敬慕して奥行き深い雄渾な山水を宗とした。しかし、惲寿平は王翬の山水画を目にしてその技量にはとても敵わないと悟り、以降は花卉画に専念。王翬の紹介で王時敏の門下となり、北宋の徐崇嗣の画法を研究します。
輪郭線を描かない没骨法を取り入れ、写生を基礎に置いて鮮やかで清新な色彩の花卉図を画き、独自の画風を確立。後にこの一派を常州派といった。また惲寿平は唐の褚遂良の書風に倣い、能書家としても知られている。『甌香館集』・『南田画跋』を著し画と書について述べています。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
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骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
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