2025年3月4日
猪原大華の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の絵画買取りブログ
所蔵の猪原大華の絵画作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。
猪原大華の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、猪原大華の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。
猪原大華の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の猪原大華のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた猪原大華の作品を鑑定して買取りいたします。
絵画作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の猪原大華の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
猪原大華 静日
猪原大華は、福山市神辺町の生まれます。画家を志して大阪に出て、同郷で5歳年長の日本画家の金島桂華の知遇を得ます。大正7の1918年に京都市立絵画専門学校に入学して、同校在学中の大正10(1921)年 第3回帝展に《鷄》が初入選します。
土田麦僊に傾倒し、麦僊らの主導する国画創作協会にも参加しました。土田麦僊没後は、大学時代の師匠の西村五雲の晨鳥社に入ります。戦後は日展に出品して、昭和29年の1954年に、第10回日展で《池》が特選に選ばれ、続いて昭和32年の1957年の第13回日展出品作《梅》も特選を受賞します。
猪原大華の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.猪原大華の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.猪原大華の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。
Q.猪原大華の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.猪原大華の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.日本画作品でなくても、骨董品など様々な物が買取り対象となります。
猪原大華 部屋の花
猪原大華の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.猪原大華の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。
猪原大華 査定価格におけるポイント
猪原大華の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
作品の種類
猪原大華先生の作品は、花鳥画の作品に高値の査定価格がつきます。
2万円から15万円ぐらいの買取相場です。
保存状態
シミや痛み、汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
猪原大華の作品は、小禽の描かれたの作品が評価されます。
額装の仕立てが良いとと評価されます。
猪原大華展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。
制作年代
猪原大華の作品は、晩年の作品が高値で取引されております。
※このように同じ猪原大華の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
猪原大華 略歴
1897年
明治30年2月17日広島県深安郡に生まれます。本名は寿。
1918年
京都市立絵画専門学校に入学します。
1921年
在学中、第3回帝展に「群鶏」を出品し初入選します。
1923年
卒業とともに同校研究科に進みます。
1929年
退学、同校の嘱託教員となった。翌年3月福田平八郎、山口華楊に同道して1ヶ月間中支へ旅行し、8月に京都市立美術工芸学校へ嘱託教員として転勤しています。
1937年
正教諭となります。
1950年
依願退職し、翌年京都市立美術大学の専任講師なります。
1958年
助教授になります。
1963年
教授となります。
1969年
広島私立比治山短大教授となります。
1974年
京都嵯峨美術短大教授をつとめていた。絵は初め土田麦僊に学び、麦僊没後西村五雲の晨鳥社に移ります。
1938年
西村五雲が没すると、山口華楊とともに塾の指導にあたった。帝展・文展・日展を中心に活躍します。
1954年
と1957年に特選・白寿賞を受賞します。
1960年
会員となります。審査員を4度務めます。
1968年
評議員になります。
1974年
参与となります。
1964年
紺綬褒賞を受章します。
1972年
第4回日展の「浄池」で総理大臣賞。
1974年
芸術院恩賜賞を受け、勲三等瑞宝章を受章した。また京都市文化功労賞、京都府美術工芸功労賞なども受け、その功績を認められている。京都派の流れを汲み花鳥花木図を得意としたが、装飾的画題を荒いタッチで処理した独特の画風を展開した自然観照に基づいた穏健な画風と枯淡な色彩で知られており、写実を越えた現代花鳥画の方向性を導く物として期待され、装飾的画題を荒いタッチで処理した独特の画風を展開しました。
猪原大華 画歴
1921年
第3回帝展 「郡鶏」
1922年
第4回帝展 「七面鳥」
1925年
第5回国画創作協会展 「干鰈」
1926年
第6回国画創作協会展 「果樹」
1927年
第8回帝展 「若桐」
1928年
第9回帝展 「残る夏」
1930年
第11回帝展 「桃」
1931年
第12回帝展 「牡丹花」-土田麦僊研究所、山南塾となる-1932年 第13回帝展 「春苑」
1933年
第14回帝展 「秋初むる小鳥」京都市美術館記念展 「鉄剪花」
1934年
第15回帝展 「水禽図」第1回京都市展 「後庭浅春」 緑賞
1936年
文展鑑査展 「秋趣」-6月10日麦僊死去、塾閉校-
1937年
-西村五雲塾晨鳥社入塾-
1938年
第2回新文展 「閑日(農具と鶏)」9月5日 五雲死去-塾閉校、9月再興晨鳥社入塾-
1940年
2600年大毎展 「棕梠」秋 紀元2600年奉祝美術展覧会 「首夏」第6回京都市展 「鶏頭」
1941年
第7回京都市展 「椿」
1942年
第8回京都市展 「鶏」 緑賞
1943年
第6回新文展 「鶏舎」
1946年
第2回日展 「鶏」第1回京都市展 京展と改称
1947年
第3回日展 「牡丹」朝日新聞社主催総合現代展(招待)
1948年
第4回日展 「蓮池」第2回 朝日現代展(招待)京都新聞社現代展(招待)
1950年
第1回全関西総合展 「静物」 佳作賞
1951年
第7回日展 「河骨の咲く池」
1952年
第8回日展 「池と材木」京展再出発 「池畔」 紅賞
1953年
第9回日展 「樹間」
1954年
第10回日展 「池」 特選 白寿賞3月 日本画賞 美術評論社
1955年
第11回日展 「池」 無鑑査
1956年
第12回日展 「月」
1957年
第13回日展 「梅」 特選 白寿賞
1958年
第1回新日展 「竹」 委嘱
1959年
第2回新日展 「篁」 審査員滋賀県展 審査員
1960年
第3回新日展 「水」 会員
1961年
第4回新日展 「池」京展 審査員
1962年
第5回新日展 「樹」大阪関西総合展 審査員
1963年
第6回新日展 「池」京展 審査員東京朝日主催選抜秀作展 「樹」(招待出品)(東京三越)
1964年
第7回新日展 「白梅」第2回朝日秀作展 「水草の池」(招待)東日大毎国際展(招待)紺綬褒賞受章
1965年
第8回新日展 「暖」東日大毎展(現代)(招待)
1966年
第9回新日展 「河骨」 審査員京展 審査員大毎主催国際展(招待)
1967年
第10回新日展 「庭の椿」大毎現代展(招待)東京高島屋にて第1回個展
1968年
第11回新日展 「梅花」 評議員京都府主催 素描展
1969年
第1回改組日展 「黄葉」 評議員京展 審査員
1970年
第2回改組日展 「秋の陽」 評議員
1971年
第3回改組日展 「老梅」 審査員 評議員京展 審査員
1972年
第4回改組日展 「浄池」 総理大臣賞、評議員
1973年
第5回改組日展 「清明」 (芸術院恩賜賞を受賞)評議員
1974年
第6回改組日展 「若い松」 参与勲三等瑞宝章を受章富山県展 審査員
1975年
第7回改組日展 「松」 参与京都市文化功労者賞滋賀県展 審査員
1976年
第8回改組日展 「慈光」 参与
1977年
第9回改組日展 「鯉」 参与京都府美術工芸功労者賞を受賞 京都朝日画廊にて個展
1978年
第10回改組日展 「悠泳」 参与 京都美術館評議員となる。
1980年
日本画家で日展参与の猪原大華は、2月5日午前零時15分、胃ガンのため京都市中京区の丸太町病院で死去した。享年82。
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