2025年2月9日
秋野不矩の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の絵画買取りブログ
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秋野不矩の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の秋野不矩のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた秋野不矩の作品を鑑定して買取りいたします。
絵画作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の秋野不矩の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
秋野不矩 紅裳 1938年
秋野不矩は、静岡県天竜市に生まれます。本名ふく。大正15年静岡県女子師範学校を卒業して、天竜市横山高等小学校の教師となります。翌年、教師を辞めて、千葉県大網町の石井林響、次いで京都の西山翠嶂のもとで日本画を学びました。
昭和13年、第2回新文展に《紅裳》を出品、特選を受賞します。昭和23年、上村松篁、広田多津らと創造美術を結成します。翌年京都市立美術専門学校の助教授に就任します。昭和26年2月、第1回上村松園賞受賞。8月、創造美術が新制作派協会と合流し、新制作協会日本画部会員となります。
秋野不矩 村落 カジュラボ 1994年
インドのビスババラティー大学に客員教授として招かれたのを契機に、昭和37年より、10回にわたり渡印し、インドの風土や風俗に取材した作品を多数制作します。昭和61年、毎日芸術賞受賞。平成3年、文化功労者。平成5年、日本芸術大賞受賞。平成11年には、故郷天竜市に市立秋野不矩美術館が開館します。
平成12年、女性画家として4人目となる文化勲章を受章します。翌年には新たな題材を求めてアフリカを初訪問するなど、一貫して絵画制作に情熱的に取り組んだ。 平成13年、心不全のため自宅アトリエで逝去。享年93才。最後まで絵筆を持ち続け、画家としての生涯をまっとうしました。
秋野不矩 猫
秋野不矩の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.秋野不矩の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.秋野不矩の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。
Q.秋野不矩の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.秋野不矩の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.日本画作品でなくても、骨董品など様々な物が買取り対象となります
秋野不矩 舞妓 1984年
色とりどりの華やかな衣装とともに描き出される舞妓は、日本画における主な画題のひとつとしての人々に親しまれてきました。
特に、京都では、古くから優美な染織産業が発達し、花街の文化が息づいている事など他にはない独自の美意識が育まれてきたといえます。京都で活躍した秋野不矩は、少なからずそのような空気にふれ、豊かな感性を発揮して、多くの魅力的な女性像を描きました。
秋野不矩によって描かれた愛らしく麗しい、優美な京の舞技、その端正な姿態や表情による女性美はもちろん、花鳥や流水、縞や絣などの伝統的な文様をモダンな色彩で彩られた衣装デザインもこの作品の見どころです。
秋野不矩 略歴
1908年
明治41年7月25日、静岡県磐田郡二俣町(現天竜市二俣町)の神主の家に生まれます。本名ふく。静岡県女子師範学校卒業後小学校の教師していた。
1927年
昭和2年19歳で画家を志し、父親の知人の紹介により帝展の日本画家で、千葉県大網町に住む石井林響に入門、住み込みの弟子となる。
1929年
石井林響が脳溢血症で倒れると京都に移り、西山翠嶂の画塾青甲社に入る。
1930年
第11回帝展に「野を帰る」が初入選、その翌年は落選します。
1932年
から1934年まで連続入選を果たします。
1932年
塾の先輩である沢宏靭と結婚します、その後もうけた六人の子供を育てる傍ら身辺のモティーフを題材に制作を続け、そこで育まれたヒューマニズムは生涯貫かれることになります。
1936年
新文展鑑査展で天竜川岸の白砂に寝そべる女と子供を描いた「砂上」が選奨。
1938年
第2回新文展では紅の着物をまとう五人の女性を円形に構成した「紅裳」が特選を受賞し、無鑑査となるなど官展で着実に地歩を築いていく。
1940年
大毎東日奉祝(大阪毎日・東京日日新聞主催)日本画展覧会で夫をモデルにした「陽」が特選一席となります。
1943年
京都市展では「兄弟」が京都市展賞を受賞。
1948年
戦後、日展を離脱します、日本画の革新を目指して創造美術の結成に参加します。
1951年
同第3回展に自分の子供をモデルとした「少年群像」を出品、同作により第1回上村松園賞を受賞します。
1951年
創造美術は新制作派協会と合併、新制作協会日本画部となり、同会会員として同展に出品します。
1949年
京都市立美術専門学校(現京都市立芸術大学)助教授となります。
1962年
ビスババーラティ大学(現タゴール国際大学)の客員教授として一年間インドに滞在。これを契機にそれまでの人物画からインドの自然風物、宗教に主題を求めた浄福感あふれる作品へと移行する。その後も度々インドに渡り、中近東へも足を伸ばした。
1974年
京都市立芸術大学を退官し、同大学名誉教授となります。また同年新制作協会より独立結成された創画会の会員となります。この時期二度にわたり火災によりアトリエを失います。
1980年
京都市内から同府北部の山間にある美山町に画室を移し、制作を続けます。
1978年
京都市文化功労者。
1981年
京都府美術工芸功労者。
1983年
天竜市名誉市民。
1985年
「秋野不矩自選展」(京都ほか)を開催します。
1986年
には毎日芸術賞を受賞します。
1988年
第1回京都美術文化賞を受賞します。
1991年
(平成3)年に文化功労者となります。
1992年
には画文集『バウルの歌』(筑摩書房)を出版。
1993年
第25回日本芸術大賞受賞。
1998年
生地である天竜市二俣町に天竜市立秋野不矩美術館が開館します。
1999年
文化勲章を受章。
2000年
アフリカ行きが最後の海外旅行、翌年の第28回創画会出品作「アフリカの民家」が最後の出品となったが、個展準備のためインドへの取材旅行を計画していた矢先の逝去であり、最晩年に至るまでその創作意欲は衰えることがなかった。
2001年
インドの大地と人物を描き続けた日本画家で文化勲章受章者の秋野不矩は10月11日午前11時27分、心不全のため京都府美山町の自宅で死去。享年93。
2003年
没後、兵庫県立美術館ほかで大規模な回顧展「秋野不矩展―創造の軌跡」が開催されます。
秋野不矩 朴の花 8号
秋野不矩は、その「不矩」という雅号を体現するように、型に収まることを良しとせず、大らかな心で自由奔放に創作活動を続けました。そして、溢れる生命力をモチーフに宿しての日本画を描き上げてました。
人間や風景、そして草花などの自然から発せられる本質的な「力」と「美」とが、今も秋野不矩の画の世界で輝き続けています。
秋野不矩の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.秋野不矩の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。
秋野不矩 査定価格におけるポイント
秋野不矩の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
作品の種類
秋野不矩先生の作品は、花や猫の作品に高値の査定価格がつきます。
20万円から150万円ぐらいの買取相場です。
保存状態
シミや痛み、汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
秋野不矩の作品は、瓶花の作品や舞妓の作品が評価されます。
インドの風景が描かれていると評価されます。
色紙サイズでも図柄が良ければ高値で取引されます。
秋野不矩展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。
制作年代
秋野不矩先生の作品は、晩年の作品が、高値で取引されております。
※このように同じ秋野不矩の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
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北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
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