2025年1月19日
中村康平の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ
御所蔵の中村康平の陶芸作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。
中村康平の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、中村康平の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。
中村康平の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の中村康平のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた中村康平の作品を鑑定して買取りいたします。
陶芸作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の中村康平の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
現代美術における茶道で使用する茶碗とは具体的にどんな茶碗なのか?
「現代感覚あふれる奇抜な茶碗というイメージ」
それとは違い。
「古典的な茶碗らしい茶碗」をイメージして中村康平は茶碗作りをしている。また、茶碗を“思考の器“と捉えており、本当の存在感というものは、目に見える形よりも、内包する意味にあると考えています。」
中村康平 井戸茶碗
「桃山茶陶」と言われる鱗紋の織部や、李朝中期に朝鮮で焼かれた高麗茶碗の一種である井戸茶碗、半乾きの素地に印花など印判を当て彫り模様を入れた上に化粧土を塗り込んだ象嵌技法を用いた、三島手など、歴史ある焼物を忠実に写すだけでなく、熟練した高度な技術によって伝統と今を調和させました。
「茶人の思想、道具としての究極的な価値、陶芸家は茶碗に内包するその意味について自分の考えを充実させなければ、どれだけ楽しい発想を思いついても、茶碗であるべき必然性が明確でなければ、どこか軽い茶碗になってしまう。」とも語っている。
中村康平は、“現代と古典”と言うより“現代の古典”というテーマを意識しておられ、古典は「写す」より、意図を持って引用する対象と考えています。
「写す」茶碗の作陶は、本歌に近ければ近いほど良いとされる世界で、技術の追求で完結するのではなく、「これから茶碗が日本固有の美意識である「侘び」を担う器として今まで以上の評価を得ることになるでしょう。」と抹茶碗の未来を深く考えて作陶に励んでいる。
中村康平の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.中村康平の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.中村康平の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。
Q.中村康平の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.中村康平の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.陶芸作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。
中村康平 本人
近年では稀代の現代茶人であった故林屋晴三氏に見出され、日本人特有の美意識「侘び」を求め、「写し」から始まる茶碗づくりに打ち込みます。
思考や概念を映し出す「思考する器」を提唱。「概念芸術」の領域で伝統と現代を調和させる造形作家。収蔵は、ニューヨークメトロポリタンミュージアム、京都国立近代美術館、東京国立近代美術館、野村美術館、金沢21世紀美術館 他。
中村康平 略歴
1948年
中村梅山の三男として金沢に生まれる。
1973年
多摩美術大学彫刻科卒業。
1979年
文化庁第一回国内研修員に選ばれる。
1984年
「現代の陶芸Ⅱ いま大きなやきものになにが見えるか」(山口県立美術館/山口)
1986年
「国際陶磁器フェスティバル美濃’86」(多治見・岐阜) 「大阪現代アートフェア’86」(大阪府立現代美術センター/大阪)
1988年
「シガ・アニュアル’88 陶・生まれ変わる造形」(滋賀県立近代美術館/滋賀)
1989年
「今日のクレイ・ワーク」(神奈川県民ホール/神奈川) 「’89八木一夫賞現代陶芸展」 グランプリ受賞(東京、大阪) 「国際陶磁器フェスティバル美濃’89」(多治見・岐阜)
1990年
「日本のクレイ・ワーク」 国際交流基金(韓国/オーストラリア/マレーシア/インドネシア/タイ) 「朝日現代クラフト展」 招待(うめだ阪急/大阪、有楽町阪急/東京) 「セラミック・アネックス・シガラキ’90」(信楽伝統産業会館、滋賀県立近代美術館ギャラリー/滋賀)
1991年
「国際現代陶芸展 変貌する陶芸」(滋賀県立陶芸の森/滋賀) 「『土・メッセージ』IN美濃」(多治見市文化会館/岐阜)
1992年
「国際コンテンポラリーアートフェア」(パシフィコ横浜/神奈川) 「日本の陶芸『今』100選展」(三越エトワール/パリ・フランス、本支店巡回) 「陶芸の現代性」(神戸西武/兵庫、西武池袋/東京) 「日本六古窯陶芸選抜展」(瀬戸市文化センター/愛知) 「名古屋市民芸術祭’92 陶―空間の磁場」(名古屋市民ギャラリー/愛知) 「International Exhibition of Ceramic Art」(国立歴史博物館/台湾)
1993年
「現代の陶芸 1950-1990」(愛知県美術館/愛知)
1994年
「国際現代陶芸展」(愛知県陶磁美術館/愛知)
1996年 「Contemporary Ceramic Art」 (メトロポリタン美術館/ニューヨーク・アメリカ)「陶芸ジャパン」(大阪国際見本市/大阪)「日本の工芸『今』100選展」(三越エトワール/パリ・フランス、本支店巡回)「日本現代陶芸―前衛の動向」(ファン・ボンメル・ファン・ダン・フェンロ市立美術館/オランダ)
2005年
「アルス・ノーヴァ―現代美術と工芸のはざまに」(東京都現代美術館/東京)
2009年
「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」(十日町・新潟)
2012年
「工芸未来派」(金沢21世紀美術館/石川)
2013年
「現代の名碗」(菊池寛実記念智美術館/東京)
2016年
「工芸未来派」(ミュージアム・オブ・アーツ・アンド・デザイン/ニューヨーク・アメリカ他)
中村康平の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.中村康平の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます
中村康平 査定価格におけるポイント
中村康平の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
作品の種類
中村康平先生の作品は、織部茶碗、粉引茶碗、井戸茶碗、楽茶碗の作品に高値の査定価格がつきます。
中村康平の作品は、茶碗が評価されます。
10万円から20万円ぐらいの買取相場です。
保存状態
茶碗は使いすぎると汚れてしまい査定価格が下がります。箱が汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
中村康平の作品は、茶道具が評価され特に伊羅保茶碗が評価されます。
中村康平展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。
制作年代
中村康平先生の作品は、初期の作品も高値で取引されております。晩年の作品が査定価格が上がる傾向にあります。
※このように同じ中村康平の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
愛知県名古屋市中区門前町2-10
電話052(251)5515
営業10:00-18:00
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