2024年12月30日
加山又造の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の絵画買取りブログ
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絵画作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の加山又造の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
加山又造 本人
加山又造は1927年、昭和2年京都府生まれの日本画家です。祖父は四条・円山派の絵師で、父は京都・西陣の衣装図案師で、幼少期から絵を描くのが好きで、1940年、京都市立美術工芸学校に入学します。
1944年、17歳で東京美術学校(現・東京藝術大学)に進学し、1945年、学徒勤労令による勤労奉仕で赴いた山口県で終戦を迎えました。1949年、美術学校を卒業し、日本画家・山本丘人に師事します。
上村松篁、秋野不矩、師の山本丘人ら13名の画家たちによって結成された創造美術(1948年発足、後の創画会)にて、戦後日本画の革新を担うひとりとして活躍sます。
ラスコーの洞窟壁画から、ブリューゲル、ルソー、ピカソに至るまで、幅広い時代の西洋絵画に大いに触発され、その手法を自身の日本画のなかに現代的な感覚で取り入れていきます。
加山又造 春秋波濤
1959年に石本正、横山操らと発足した「轟会」では、大画面の作品を発表し、1960年代以降の作品には、日本工芸の意匠や技法への関心が顕著に表れ、代表作《春秋波濤》(1966)や《千羽鶴》(1970)など装飾性の高い作風は「現代の琳派」とも称されました。
また1970年代末から本格的に取り組んだ水墨表現は身延山久遠寺大本堂天井画《墨龍》(1984)などに結実しています。その創作意欲と探求心は終生衰えることなく、最晩年にはペンタブレットを用いてコンピュータ・グラフィックスにも挑戦していました。
2003年、平成15年、文化勲章を受章するも、翌2004年に逝去します。没後5年にあたる2009年、国立新美術館にて大規模な回顧展「加山又造展」が開催されました。
加山又造 猫
「私は猫が好きだ、しかし家内は、もっと猫が好きだ。どちらにしても、ふとした時に不思議な神秘感を見せる この崇高なけもの、猫は私の絵の主題として興味がつきないものの一つである」
その言葉通り、画家は飼い猫をモデルに数多くの猫を制作しております。加山家には一番多いときで26頭の猫がいたそうで、その中でも短毛のシャム猫、長毛のベルシャ猫、ベルシャとシャムの交配種であるマラヤンがモデルでした。
加山又造はその毛の一本一本を、同時代の日本画家たちが驚嘆するほどの繊細なタッチで描き、猫の作品で人気を博していました。
加山又造 口癖は
「人の真似をしてはいけないよ」
加山又造 雪の桜島
加山又造の盟友でもありライバルでもあった横山操との二人のつきあいがはじまったのは加山又造が‘冬’を描いた頃だった。
おもしろい話だが、最初二人は火花を散らし合ったという。しかし、二人はすぐウマがあい、以後横山操が53歳で亡くなるまで仲のいい友人同士であり続けた。
加山又造の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.加山又造の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.加山又造の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。
Q.加山又造の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.加山又造の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.日本画作品でなくても、骨董品など様々な物が買取り対象となります。
加山又造 略歴
1927年
昭和2年9月24日、京都市上京区相国寺東門前町に、西陣織の衣装図案家の父加山勝也、母千恵の長男として生まれる。祖父は京狩野派の画師でした。
1944年
京都市立美術工芸学校絵画科を修了後、東京美術学校日本画科に入学。
1945年
学徒動員で学業を中断するが、翌年再開します。
1949年
同校を卒業、山本丘人に師事する。丘人らが結成した創造美術の第2回展に「風神雷神」を出品するも落選。
1950年
早々より創造美術の研究会に出席、その年の春季創造美術展に「自画像」「動物園」が初入選し、研究会賞を受賞する。
1951年
創造美術が新制作派協会に合流、新制作協会日本画部となって以後、同年第15回新制作展で『ライフ』誌でみたラスコー洞窟の壁画に触発されて制作した「原始時代」が新作家賞を受賞、同会会友となります。
1953年
第17回展「月と犀」等四点。
1954年
第18回展「悲しき鹿」「迷える鹿」
1955年
第19回展「駈ける」が連続して新作家賞を受賞。
1956年
同会会員となる。この時期、動物をモティーフにシュルレアリスムや未来派等、ヨーロッパの造形手法を果敢に取り入れた作風を展開、戦後日本画の革新的傾向を代表するものとして大きな注目を浴びました。
1958年
第2回グッゲンハイム賞国際美術展に「飛翔」を出品、川端実、山口長男らとともに団体賞を受賞した。
1957年
その後親交を結んだ横山操を知り、1958年ごろから縣治朗に切金の技術を学ぶ。1959年には村越画廊の主催により横山操、石本正と轟会を結成。この頃より61年第25回新制作展「火の島」等、大画面を中心とした装飾的な画風へ移行。
1965年
大阪・金剛寺所蔵の「日月山水図屏風」に想を得た第29回新制作展「夏冬山水」および翌年の第30回展「春秋波濤」
1967年
第9回日本国際美術展「雪月花」
1970年
第34回新制作展「千羽鶴」など、大和絵や琳派の技法を鋭い現代的感性のもとに展開した作品を発表します。
1973年
日本芸術大賞を受賞。
1974年
創画会発足とともに会員となります。
1978年
東京国立近代美術館の吹き抜けを飾る壁画として「雪・月・花」を八年越しで完成。“現代の琳派”と称され、幅広い人気を集めます。
1970年
この年代には「黒い薔薇の裸婦」「白い薔薇の裸婦」等、繊細な線描による裸婦像で女性美を追求しました。
1970年
代末から末水墨表現に本格的に取り組み、身延山久遠寺本堂天井画「墨龍」(1984年)などを発表。技術的には染色手法からエアガン、バイブレーター噴霧器まであらゆる技法を駆使しつつ、北宋山水に私淑し1990年前後より倣作を行った。その他にも陶板壁画や緞帳、ジャンボ機や客船の内装デザイン、BMW社から依頼されたアートカーのデザインなど、工芸的な仕事に幅広く挑戦している。
1977年
から1988年に多摩美術大学教授。
1988年
から1995年に東京芸術大学教授をつとめます。
1980年
前年の第6回創画会出品作「月光波濤」により芸術選奨文部大臣賞、82年第1回美術文化振興協会賞を受賞。
1995年
平成7年東京芸術大学名誉教授、97年文化功労者となる。同年天龍寺法堂の天井画「雲龍」が完成します。
1998年
東京国立近代美術館で回顧展が開催されました。
2003年
文化勲章受章。
2004年
日本画家の加山又造は4月6日午後10時25分、肺炎のため東京都内の病院で死去しました。享年76。
加山又造の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.加山又造の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。
加山又造 査定価格におけるポイント
加山又造の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
作品の種類
加山又造先生の作品は、牡丹、猫、風景の作品は小さくても高値の査定価格がつきます。
500万円から1000万円ぐらいの買取相場です。版画は2万から50万が相場です。
保存状態
シミや痛み、汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
加山又造の作品は晩年の作品が評価されます。
琳派の作品が高値で取引されます。猫に牡丹があると高値です。
加山又造展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。
制作年代
加山又造先生の作品は、初期の作品も高値で取引されております。晩年の作品が査定価格が上がる傾向にあります。
※このように同じ加山又造の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
愛知県名古屋市中区門前町2-10
電話052(251)5515
営業10:00-18:00
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