2024年11月18日

平田郷陽の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ

御所蔵の平田郷陽の衣裳人形の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。

 

平田郷陽の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、平田郷陽の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。

 

平田郷陽作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の平田郷陽のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた平田郷陽の作品を鑑定して買取りいたします。

 

骨董品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の平田郷陽の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。

 

二代平田郷陽は、1955年に無形重要文化財「衣裳人形」の保持者(人間国宝)に認定された創作人形作家です。その父である初代平田郷陽は、日本の伝統技法を用いたて驚くほど写実的な「生人形」を制作していました。二代目もまた、初めは生人形の制作に取り組みましたが、創作人形も絵画や彫刻と同様に芸術作品としての価値を持つという信念を抱き、「創作人形」の道を志します。

 

 

二代平田郷陽作 昭和41年 抱擁

二代平田郷陽作 昭和41年(1966) 抱擁(ほうよう)(部分)

 

1936年には改組第1回帝展に入選し、以降、帝展や文展、日展などでその才能を発揮しました。 郷陽の創作人形は伝統的な「衣裳人形」の形式を踏襲しつつ、写実的な技術を基盤に、人々の日常や心情を情緒豊かに表現しました。

 

戦後は日本工芸会を中心に活動し、創作人形の第一人者として広く知られるようになります。伝統的な衣裳人形の枠を超え、抽象的なフォルムを取り入れた木目込み人形に取り組むなど、新たな表現を見つめる姿勢は、時代の流れに敏感に反応する郷陽の芸術観を物語っています。

 

 

 

 

二代平田郷陽作 おんな  昭和39年

二代平田郷陽作 おんな  昭和39年

 

平田郷陽の創作人形は、伝統的な「衣裳人形」の形態を採用し、生人形制作で培われた確かな写実性に基づきながら、人々の生活や心情を情趣ゆたかに表現しています。

 

 

平田郷陽の買取でよくある質問

 

Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。

 

Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.平田郷陽の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。

 

Q.平田郷陽の作品以外にも他の骨董品などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。

 

Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。

 

Q.平田郷陽の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。

 

Q.平田郷陽の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.衣裳人形の作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。

 

 

 

平田郷陽 清泉

平田郷陽 清泉

 

この作品は昭和36年に桐の木で作られた作品で、生き人形とはまた違ったデフォルメされた造形が印象的ですが、その表情は生き人形作品と同様に、とても魅力的で引き込まれます。

 

 

平田郷陽 略歴

 

1903(明治26)年11月25日、伝統的な「活き人形」(等身大の似顔人形)の名工として知られた初代平田郷陽(恒次郎)の長男として、東京浅草に生まれる。本名は恒雄。田原町小学校を卒業後、父に人形制作を学び、父が没した1924(大正13)年に二代目郷陽を襲名した。その後、等身大のマネキン人形を作るかたわら、雛人形などの制作に従事しました。

 

1928年、久保佐四郎、岡本玉水ら創作人形制作への意欲を持った同志と白沢会を結成、同会の展覧会に「島原の太夫」「髪」(共に1933年)など徹底的な写実に基づく作品を発表しました。

 

1935(昭和10)年には白沢会を解散して新たに日本人形社を創立、商品としての人形から、人形の芸術的発展を目指した活動を展開します。こうした世上の動きを反映して、人形の出品が認められた1936年の改組第1回帝展に、「桜梅の少将」が初入選し、以後、文展、日本人形社展に出品します。

 

1938年、童人舎人形塾を開設して門下生の指導・育成をはじめました。

 

1937年には岡本玉水と京城へ旅行して朝鮮の風俗などを調査します。

 

1940年に京城で作品展を開いています。

 

1941年、日本人形社を解散して新たに人形美術院を創立します。

 

1948年、戦後に創立された日本人形作家協会では代表委員に就任します。

 

この頃より、「沢辺の雪」(1948年、第4回日展)や、第6回日展で特選となった「茶」(1950年)、第9回日展(1953年)で北斗賞を受賞した「秋韻」など、作風は戦前の徹底した写実から、単純化されたフォルムと浮世絵の人物を思わせるほのぼのとした情感をたたえるものに変っていきます。

 

1953年に無形文化財に選定されます。

 

1954年第10回日展審査員を勤めます。

 

1955年には重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。

 

1957年に日展を退会して以後は、日本伝統工芸展と、彼の門下生らによる陽門会に出品を続け、作風に円熟味と完成度が加わる。「遊楽」「冬麗」

 

1958年「萠芽」

 

1960年「清泉」

 

1961年「遊戯」

 

1963年「櫛名田姫衣装像」

 

1965年に創作四十年記念展(三越)

 

1968年、紫綬褒章

 

1973年「天のうずめの命」

 

1974年など、母や子供を題材に、振りや衣裳に意を凝らした愛くるしい作品を次々に発表しました。年勲四等瑞宝章を受賞、また、日本工芸会理事、日本伝統工芸会鑑査委員などもつとめ、人形芸術の発展に尽力しました。

 

1975年人形芸五十年平田郷陽展(三越)をそれぞれ開催します。

 

1981年、振りや衣裳に重点を置いた「衣裳人形」の現代化に取り組んだ人間国宝平田郷陽は、3月23日午後1時10分、脳血せんのため東京都文京区の都立駒込病院で死去した。享年77。

 

 

平田郷陽 端午

平田郷陽 端午 

 

正確無比な人体の動き、き め細かな胡粉の塗り、人形の心を 映し出す豊かな表情、人間と人形の境目を危うくするほどの迫りくる美しさがあります。 戦後、郷陽は写実一辺倒で はない、新たな造形に挑戦します。

 

特に女性をモチーフに した作品では、その清潔な色香や 凛とした強さを的確に形にし、他 の追随を許さぬ独自の世界を築きあげました。一方で平田郷陽は、子供の表現にも長けていました。彼の作る子どもたちは、生き生きとしたという言い方が追い付かないほど「子ども」そのものです。

 

作家自身の言葉

 

「人形作りは、常に人形に心が宿ることを願いつつ、その芸に専念するものであり、たとえその素材は物質であろうとも、 作品が魂のすみかとなることこそ、 私の本望であります。」

 

 

 

平田郷陽の買取で当社が選ばれる理由

 

1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。

 

2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。

 

3.平田郷陽の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。

 

4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。

 

5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。

 

 

 

平田郷陽 査定価格におけるポイント

 

平田郷陽の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。

幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。

 

作品の種類

 

平田郷陽先生の作品は共箱の作品に高値の査定価格がつきます。

 

衣裳人形の作品が評価されております。

 

40万円から80万円ぐらいの買取相場です.

 

保存状態

 

衣裳人形の作品ですので割れや痛みがありますと査定価格が下がります。

 

箱が汚れているのも査定価格が下がります。

 

作品の出来・不出来

 

平田郷陽の作品は人間国宝に認定された「衣裳人形」の作品が評価されます。

 

平田郷陽展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。

 

 

制作年代

 

平田郷陽先生の作品は、初期の作品よりも後期の作品の方が査定価格が上がる傾向にあります。

 

※このように同じ平田郷陽の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。

 

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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

愛知県名古屋市中区門前町2-10

 

電話052(251)5515

 

営業10:00-18:00

 

 

 

 

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