2024年11月15日
音丸耕堂の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ
御所蔵の音丸耕堂の彫漆作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。
音丸耕堂の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、音丸耕堂の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。
音丸耕堂作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の音丸耕堂のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた音丸耕堂の作品を鑑定して買取りいたします。
骨董品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の音丸耕堂の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
漆芸家の石井碧堂に師事し、「讃岐彫」と呼ばれる木彫と彫漆を学びました。独立後は玉楮象谷の作風を研究し、象谷の作風を模して造られた漆器を多く制作します。その後古来の色漆を用いた彫漆を行い、さらに緑漆と黒漆の色彩的コントラストをいかした西洋風の作風に移行します。色漆の色彩の幅を広げ、新色を取り入れるなど、彫漆の新しい表現を積極的に追求し重要無形文化財(人間国宝)「彫漆」の保持者となりました。
音丸耕堂 彫漆紫陽花茶器
彫漆紫陽花茶器は、咲き誇る紫陽花の姿をまさに彫漆の技法で表現しているようです。 音丸耕堂は、自然の美しさをテーマに、動く植物や花々を思い浮かべた作品を多く制作しました。
今日でも漆の技法は進化を続けていますが、その底には音丸耕堂の立ち上がりが息づいています。より力強く美しい表現を追求し続けています。
彫漆は、もともと中国・唐の時代に続く技法で、仏具や漆器などの装飾に用いられてきました。何層にも重ねて塗り重ねた色漆を、専用の彫刻刀で丁寧に書き出すことで、立体的な模様が表現されます。この過程にはおよそな手間と時間がかかりますが、その結果として独特の伝統と存在感を持つ作品が生まれます。
音丸耕堂は、この彫漆の技法に新たな創意を加えました。色漆の色彩表現を拡張し、金や銀の粉を沈殿させて模様をつくるなど、削り出す角度を変えることで漆の模様に変化を与え、立体的な美しさをさらに引き出すなど、彫漆の可能性を大きく広げました。
音丸耕堂の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.音丸耕堂の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.音丸耕堂の作品以外にも他の骨董品などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。
Q.音丸耕堂の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.音丸耕堂の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.彫漆作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。
音丸耕堂 堆漆嘉来香合
「嘉びが来る」と書いてかき(柿)香合。収穫の秋を愛でるような色鮮やかな素晴らしい作品です。
音丸耕堂 略歴
本名芳雄。明治31(1898)年、6月15日、香川県高松市に生まれます。
小学校を卒業後、13歳で讃岐彫りを専門とする石井磬堂に弟子入りし、4年間讃岐彫りを学ぶ。16歳で独立自営しつつ、独学で彫漆を学び、20歳のときに香川漆器の玉楮象谷(たまかじしょうこく)の作風にひかれて私淑しました。漆芸家の磯井如真、金工家の北原千鹿、大須賀喬らと交友し、大正期から昭和10年ころまで堆朱、堆黒、紅花緑葉など古来の色漆を用いた彫漆を行い、さらに緑漆と黒漆の色彩的コントラストをいかした西洋風の作風へと移行していきました。
昭和7(1932)年第13回帝展に「彫漆双蟹手箱」で初入選。以後官展を中心に出品しました。
昭和12年上京してからは、色漆の色彩の幅を広げ、新色を用いる試みを行ないました。
昭和17年第5回文展に「彫漆月の花手箱」を出品して特選受賞。戦後も日展に出品しました。
昭和24年第5回日展に「彫漆小屏風」を出品して特選を受賞する。工芸家の地位の向上を目指して香川県の工芸家たちと香風会を設立。
昭和30年重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定される。日本工芸会の創立に参加し、日本伝統工芸展にも出品を続けます。
昭和48年第20回日本伝統工芸展に「彫漆菊水指」を出品して20周年記念特別賞を受賞。
昭和51年2月東京・板橋常盤台の日本書道美術館で20余点の作品を展示する展覧会を開催しました。色漆を数十回から数百回塗り重ねた厚い漆の層に文様を彫り込む彫漆の技法を完成させます。
昭和52年ころから色彩の断層面を表に出した平行しま模様を用いた作品を多く制作して、伝統的工芸技術による斬新な作風を打ちだした。色漆に金銀粉を混入して塗り、漆の固まる間に金銀が沈澱して層をつくるのをいかし、文様があらわれるように研ぎ出す技法や、彫り口の傾斜の角度により、重ねた色漆の層の断面を加減して微妙な文様をあらわす技法など、彫漆による多様な表現の可能性を引きだしました。
昭和57年、後進の育成に寄与すべく「公益信託音丸漆芸研究奨励基金」を設立しました。
昭和63年、東京池袋の西武アートフォーラムで「音丸耕堂鳩寿記念回顧展」が開催され、平成6(1994)年に回顧展が開催されています。
音丸耕堂 彫漆鉄線茶器
彫漆(ちょうしつ)とは、素地の表面に漆を塗り重ねた層に刀で文様を浮き彫り状に表した作品の事です。
音丸耕堂は大胆な面の構成の作品で彫漆の新境地を開拓しました。鉄線の花が美しく咲き誇る大胆な図案の色気のある作品です。
音丸耕堂の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.音丸耕堂の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。
音丸耕堂 査定価格におけるポイント
音丸耕堂の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
作品の種類
音丸耕堂先生の作品は複雑な造形の作品に高値の査定価格がつきます。
20万円から50万円ぐらいの買取相場です.
保存状態
漆作品ですので割れや痛みがありますと査定価格が下がります。
箱が汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
音丸耕堂の作品は人間国宝に認定された複雑な漆を使った棗や香合の作品が評価されます。
音丸耕堂展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。
制作年代
音丸耕堂先生の作品は、初期の作品よりも後期の作品の方が査定価格が上がる傾向にあります。
※このように同じ音丸耕堂の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
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