2024年11月2日

五代伊藤赤水の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ

御所蔵の五代伊藤赤水の陶芸作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。

 

五代伊藤赤水の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、五代伊藤赤水の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。

 

五代伊藤赤水の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の五代伊藤赤水のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた五代伊藤赤水の作品を鑑定して買取りいたします。

 

陶芸作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の五代伊藤赤水の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。

 

佐渡島で知られる無名異は、佐渡金鉱の石英岩の欠裂箇所に沈殿する二酸化鉄で、古くは止血薬や中風の薬として用いられていました。

 

この無名異を陶土として使用して焼かれた陶器が「無名異焼」です。無名異焼の伝統を引き継ぎ、発展させてきたのが重要無形文化財(人間国宝)の五代伊藤赤水です。

 

伊藤赤水は、島の風土を巧みに取り入れ、独自の作品を生み出しています。

 

 

五代伊藤赤水 本人

                      五代伊藤赤水 本人

 

無名異焼の土で制作する無名異焼は新潟県の佐渡市で焼かれる陶器のことです。

 

はじまりは江戸後期の弘化年間(1844年~1847年)といわれ、相川町の七代伊藤甚兵衛が無名異土を陶土に混ぜて楽を焼きました。

 

はじめは素焼きの日用品や楽茶碗など軟質陶器でしたが、明治時代には初代伊藤赤水(1838年~1899年)や初代 三浦常山(1836年~1903年)によって現代の硬質の無名異焼となりました。

 

伊藤家は五代赤水が「無名異焼」の人間国宝であり、三浦家は「青磁」の人間国宝である三浦小平二の生家でもあります。

 

また、無名異とは天然のマンガンや第二酸化鉄のことで、その殺菌・抗菌作用は薬用品として使われた歴史もあります。

 

ちなみに染付などの絵付けに使う「呉須」を指すこともあります。

 

 

 

五代伊藤赤水 佐渡ヶ島

五代伊藤赤水 佐渡ヶ島

 

佐渡金銀山の金鉱脈近くから産出され、無名異と称される赤褐色の粘土を素材として、二百余年の間この地に於いて焼き継がれている陶器です。

 

赤水窯は天保年間に伊藤富三郎(羽口屋甚兵衛)によって開窯された伝統のある窯元です。

 

 

五代伊藤赤水 無名異窯変壺

五代伊藤赤水 無名異窯変壺

窯の炎のあたり方によって赤から黒へと変化する無名異の窯変は、炎のあたり方を推測し、人工と自然の融合が二つとない作品を生み出します。

 

 

五代伊藤石水の買取でよくある質問

 

Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。

 

Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.五代伊藤石の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。

 

Q.五代伊藤石の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。

 

Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。

 

Q.五代伊藤石水の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。

 

Q.五代伊藤石水の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.陶芸作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。

 

 

伊藤赤水 略歴

 

新潟県佐渡郡出身。四代伊藤赤水の長男として生まれた。本名は窯一

 

1966年に京都工芸繊維大学工芸学部窯業工芸学科を卒業後、三代である祖父に師事し無名異焼の技術を学美ます。

 

1972年に日本伝統工芸展に入選。以降、日本陶芸展、伝統工芸新作展等に入選します。

 

976年に五代赤水を襲名します。更なる技法の研究と錬磨につとめました。

 

1981年米国国立スミソニアン博物館、英国国立ビクトリア・アンド・アルバート美術館で開催された「日本現代陶芸展」に招待出品され、世界的にもその名が知られることとなります。

 

1985年、日本陶芸展で最優秀作品賞である秩父宮賜杯を受賞します。

 

1993年には、皇太子妃の成婚を祝し、新潟県から皇太子妃の実家である小和田家へ「無名異窯変壺」が祝い品として寄贈されました。

 

2003年7月10日、工芸技術としての「無名異焼」が重要無形文化財に指定され、その保持者(いわゆる人間国宝)として伊藤赤水が認定された。色の違う土を重ねて巻きずしのようなものを作り、それを輪切りにした断面を並べて皿や壺の形を作る「練り上げ」という技法を用いる。独特な縞模様や花紋が伊藤赤水の特色である。

 

2005年4月、紫綬褒章受章

 

 

 

 

五代伊藤赤水 無名異練上花紋壷

五代伊藤赤水 無名異練上花紋壷

 

練上とは、違う色の土を組み合わせて紋様を作りながら形も作るという、常識的にはありえない技法です。

 

練上げ特有の柔らかな線は日本人の感性を深く刺激します。

 

 

 

五代伊藤赤水 査定価格におけるポイント

 

五代伊藤赤水の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。

 

幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。

 

作品の種類

 

五代伊藤赤水先生の作品は、「窯変」「練上」の作品が高値の傾向にあります。

5万円から30万円ぐらいの買取相場です。

作品は大きければ大きいだけ高値が付く傾向にあります。100万円の高値が付いたこともあります。

 

保存状態

 

茶碗などは使いすぎると汚れてしまい査定価格が下がります。箱が汚れているのも査定価格が下がります。

 

作品の出来・不出来

 

 

五代伊藤赤水展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。

 

制作年代

 

五代伊藤赤水先生の作品は、初期の作品よりも後期の作品の方が査定価格が上がる傾向にあります。

 

※このように同じ五代伊藤赤水の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。

 

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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただくます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

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