2014年1月23日
ルネ ラリック 薔薇花文蓋物
根強い人気の!
ルネ ラリック 薔薇花文蓋物
さて何を入れようか?
ルネ・ラリック(René Lalique、 1860年4月6日 – 1945年5月5日)は、19世紀~20世紀のフランスのガラス工芸家、宝飾(ジュエリー)デザイナー。
アール・ヌーヴォー、アール・デコの両時代にわたって活躍した作家。
前半生はアール・ヌーヴォー様式の宝飾(ジュエリー)デザイナーとして活躍し、その分野で名声を得ていた。宝飾デザイナー時代から、ガラスをパーツに用いていたが、ガラス工場の経営者に転進するのは50歳を過ぎてからである。
※技法
ルネ ラリックのガラス工芸品には、動物、女性像、花などアール・ヌーヴォー時代に好まれたモチーフが多く見られる。
素材としては乳白色で半透明のオパルセント・グラスを好んで用いた。これは、光の当たり方によって色合いが微妙に変化するものである。
1920年代中頃からは色ガラスの作品も増えるが、色ガラスを使う場合も単色で用いることが多かった。
技法的には、鋳鉄製の型を使った型吹き成形およびプレス成形によるものが多い。
「型吹き成形」:鉄製の凹型に溶けたガラスを空気圧で押し込むもの
「プレス成形」:凹型と凸型を用い、凹型に流し込んだガラスを凸型で押さえるもの
これらの工程は機械化され、大量生産に対応していた。