2024年10月30日

十三代酒井田柿右衛門の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取ブログ

御所蔵の十三代酒井田柿右衛門の陶芸作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。

 

十三代酒井田柿右衛門の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、十三代酒井田柿右衛門の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。

 

十三代酒井田柿右衛門の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の富本憲吉のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた十三代酒井田柿右衛門の作品を鑑定して買取りいたします。

 

陶芸作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の十三代酒井田柿右衛門の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。

酒井田柿右衛門作品の大きな特徴のひとつに、「濁手素地」と呼ばれる柔らかで温かみを感じさせる乳白色の素地が挙げられます。

 

 

 

十三代酒井田柿右衛門 濁手雪持椿紋花瓶

十三代酒井田柿右衛門 濁手雪持椿紋花瓶

 

この素地は、美しい赤絵が特徴の柿右衛門様式に最も調和するものであり、製法が完成したのは1670年代とされています。しかし、江戸中期(1700年代)に入ると、「柿右衛門様式」に代わって金と赤を多用した「金襴手様式」が色絵の主流となり、さらに中国・景徳鎮の磁器輸出が内乱を経て再び盛んになったことで、オランダ東インド会社による肥前磁器の輸出が減少しました。

 

また、江戸幕府の貿易制限など国内情勢の変化も重なり、濁手の製作は一時中断を余儀なくされました。その後、時代が明治・大正・昭和へと移る中で、濁手復興への期待が高まりました。十二代柿右衛門(1878年生~1963年没)は、十三代柿右衛門(1906年生~1982年没)と共に、柿右衛門家に伝わる古文書である「土合帳」などを基に試行錯誤を重ね、長い間失われていた濁手素地の復元に尽力しました。

 

 

十三代酒井田柿右衛門 本人

十三代酒井田柿右衛門 本人

 

十三代酒井田柿右衛門は、「赤絵の家門に生きることの厳しさと楽しみをかみしめながら筆をとっている」との言葉を残しています。

 

彼は有田の酒井田柿右衛門窯の伝統を受け継ぎつつも、新たな表現の境地を開拓し、18世紀末に途絶えていた「濁手(にごしで)」と呼ばれる乳白色の地色の技法を見事に復活させました。

 

その功績が評価され、1971年には重要無形文化財保持者(人間国宝)として認定されています。

 

 

十三代酒井田柿右衛門の買取でよくある質問

 

Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。

 

Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.十三代酒井田柿右衛門の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。

 

Q.十三代酒井田柿右衛門の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。

 

Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。

 

Q.十三代酒井田柿右衛門の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。

 

Q.十三代酒井田柿右衛門の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.陶芸作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。

 

 

十三代酒井田柿右衛門の略歴

 

 1906年(明治39年)9月20日、佐賀県に生まれる。本名は渋雄(しぶお)で、12代酒井田柿右衛門の長男です。

 

1924年に有田工業学校製陶科を卒業します。

 

1953年に父とともに濁手(にごしで)素地の技法を再現することに成功します。

 

1964年に日本工芸会正会員に認定されます。

 

1970年に佐賀県陶芸協会会長に就任します。

 

1971年に「濁手」が国重要無形文化財総合指定を受け、十三代柿右衛門は重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されます。

 

1972年に紫綬褒章を受章します。

 

1982年(昭和57年)7月3日に死去し、75歳でした。正五位に叙せられ、有田名誉町民の称号を受章しています。

 

柿右衛門様式は、花鳥図などの題材を暖色系の色彩で描き、乳白色の余白と豊かな構図が特徴です。

 

 

十三代酒井田柿右衛門 査定価格におけるポイント

 

十三代酒井田柿右衛門の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。

 

幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。

 

作品の種類

 

十三代酒井田柿右衛門先生の作品は、華やかな草花模様の作品が高値の傾向にあります。

細かい絵付けの作品に高値の査定価格がつきます。

10万円から150万円ぐらいの買取相場です。

作品は大きければ大きいだけ高値が付く傾向にあります。200万円の高値が付いたこともあります。

 

保存状態

 

茶碗などは使いすぎると汚れてしまい査定価格が下がります。箱が汚れているのも査定価格が下がります。

 

作品の出来・不出来

 

色彩が鮮やかな作品が高値で売れる傾向にあります濁手の作品が高値で取引されています。

十三代酒井田柿右衛門展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。

 

 

制作年代

 

十三代酒井田柿右衛門先生の作品は、初期の作品よりも後期の作品の方が査定価格が上がる傾向にあります。

 

※このように同じ十三代酒井田柿右衛門の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。

 

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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただくます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

愛知県名古屋市中区門前町2-10

 

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営業10:00-18:00

 

 

 

 

 

 

 

 

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