2012年10月15日

横山大観の掛軸 本物の掛軸は箱良い

良い掛軸は、箱から品格を感じます。私どもは、まず箱を観て判断致します。その為、掛軸の中身を観なくても内容が分かる時があり、箱を開ける前から中の作品についてお話すると、お客様は中身を観ずにどうして分かるのですか?訊かれます。
良い掛軸は高価なものです、画そのものだけではなく杉箱、桐箱の質からも伝わってきます。口では表現しにくい調子を観てすでに分かる時があるのです。その次に掛軸の表装の裂や質の状態を確認してやっと中身の絵や書を拝見します。最後に落款といわれるサインを観て判断するのです。

この横山大観の作品は水墨で描かれておりますが「墨は黒一色でありながら、濃淡潤渇の千変万化は色彩以上の複雑さをあらわす」墨一色でありながらも濃淡や筆のさばきが計算し尽されていて大観の目指す東洋的美が感じられ非常に品格があり、近代日本絵画の巨匠と言われるだけの作品である。
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