2011年11月13日
嵐山吉兆に行ってきました。
11月11日に久しぶりに嵐山吉兆に行ってきました。
去年の今頃より寒くないですね!
床には杉本貞光の信楽焼に糸菊の花が活けてあり
松尾芭蕉の十哲の一人向井去来の俳句
夜嵐や
空にふきとる
鹿の声
と歌を詠んでいたら
本当に鹿の声がしました。
吉兆の女将さんに『お客さんが掛軸が大好きな人だから良い掛軸をお願いします。』
とお願いしときました。
本当に鹿の声が聞こえたので
そこまで計算に入れて掛軸を考えて頂いたのであれば
吉兆さん『スゴイ』
料理を食べる前からご馳走の掛軸を拝見して、
世のうざったい事を鹿の声が消し去っていきました。
鹿の声を聞きながら庭の紅葉を見て
床の間の向井去来の俳句を詠みながら
北大路魯山人の織部の向付の中に入った蟹を食べる。
松茸のお吸い物を食べる。
香り、歯ごたえが抜群!
高級魚、九谷焼の皿にのったぐじの刺身を食べる。
また、鹿の声が聞こえてきましたね~
楽吉左衛門 慶入の向付の鮪のトロと烏賊の刺身を食べる。
香り高き松茸を炭火で焼いて食べる。
この食べ方が一番、松茸の味を引き出しているんでしょうね~
秋ですね~
部屋が暗くなりました。
まずは、料理の盛られた景色をご覧下さいと!
風流ですね~
いろんな秋の食材が入っていました。
お酒がすすみますね~
イクラご飯に何故かアボガドが入っていましたがそれが異様にあっていました。
これも美味しかったですね~
他にも料理はありましたが割愛させていただきました。
またまた、魯山人の八寸皿に季節のフルーツが!
やっぱり料理は、まわりの景色、掛軸、器などの全体の空気で食べるから美味しいんですね!
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