2024年9月4日
9月になりました。 北岡技芳堂の骨董品買取ブログ
皆様こんにちは
東京から帰ってきまして通常通り営業致しております。
暑いですね、まだまだ残暑が続きますが多少涼しくなりましたね。
お茶室の古材や材木を探しにちょくちょく京都に行っておりますが、
先日、台風前に近くを通りがかったので高山寺に行ってきました。
高山寺山道
すごく湿度が高くむし暑かったですが心は穏やかに静まりました。
高山寺は鳥獣戯画が有名ですが普段は博物館に預かっていただいているみたいですね。
建築家の岩崎さんと共に
雨が降っていで風情がありました。
古いものの良さは建築も含めて良いものですね。
高山寺(こうざんじ)は、京都府京都市右京区に位置する、日本の重要な仏教寺院です。
特に古代日本の文化遺産において重要な役割を果たしてきました。その歴史は、平安時代にさかのぼります。
高山寺 庭
創建と歴史
高山寺は、奈良時代の774年に開創されたとされていますが、現在の姿となったのは鎌倉時代です。
鎌倉時代に入り、明恵(みょうえ)上人が高山寺を中興し、寺の発展に大きく寄与しました。
明恵上人は、当時の天皇や貴族からの支援を受け、寺の伽藍を整備し、文化活動を推進しました。
文化的貢献
高山寺は、特に『鳥獣人物戯画』として知られる絵巻物で有名です。
この絵巻は、日本最古の漫画とされ、動物たちが人間のように振る舞う姿が描かれています。
また、寺には数多くの文化財や古文書が所蔵されており、これらは日本の文化や宗教、歴史の研究にとって非常に貴重です。
世界遺産
1994年には、高山寺がユネスコの世界文化遺産に登録されました。
これは、「古都京都の文化財」の一部としての登録であり、その文化的・歴史的価値が国際的にも認められているものです。
現在の高山寺は観光地としても人気があり、非常にたくさんの人々が訪れています。
また、自然豊かな境内は、四季折々の美しい風景を楽しむことができる場所としてもよく知られています。
このように、高山寺は日本の歴史と文化を深く刻んだ場所であり、その遺産は今もなお多くの人々に影響を与え続けています。
皆さんも一度お邪魔してみてください。