2008年6月17日
罪と罰…
こんにちは事務員Yです。
本日、連続幼女誘拐殺人、宮崎死刑囚の刑が執行されました。判決から16年、
確定から2年と4ヵ月・・・あまりに長い月日です。事件の年に生まれた子はすでに
高校生になっています。果たしてこの期間は是か非か?・・・わかりません。
私は死刑廃止論者でもなければ推進派でもないですが、
もしもわが子や家族が事件に巻き込まれた
場合、最悪死に至った場合、推進派になるかもしれません、
否きっとなってしまうでしょう。
先般起こった、秋葉原連続殺傷事件の被告もきっと『死刑論』の俎上に載せられる
ことでしょうね。
今回の事件に関してはいろいろ考えさせられることが多いです。
まずは犯行に使われたナイフに対する規制の甘さ。当店も日本刀など刀剣を取り扱うので
刃物の恐ろしさは分かっているつもりですがナイフ類の規制の甘さはあまりに危険です。
じゃあ包丁は?といわれるかもしれませんが将来、悲しいかな包丁買うにも免許制に
なるかもしれません。そのぐらい今の日本は危険かつ幼稚になってしまったのかもしれ
ません。命の大切さってどこへ行ってしまったのでしょう?私たちは祖父母や父母、また
学校の道徳の時間などで教わりました。殴られれば痛いこと、傷つけられれば悲しいことを
もっともっと教えるべきではないでしょうか?そういったことをしっかり学ばずに幼いうちから
痛みの全くない敵を倒す(殺す)ゲームばかりやっていたら・・・日本は大丈夫でしょうか。
絵画 骨董品 買取の北岡技芳堂
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