2008年1月18日
オークションにいって
ますます美術品の値段が下がっています。
サブプライムローン問題も関係あるかもわかりませんが、もともと茶道具や掛軸や置物は今の若者にはまったく関心がないのではないでしょうか。
住宅事情は、マンションが多く名古屋市内には木造建築で、掛け軸をかけてお茶を飲む様な生活環境ではないです。
あの巨匠!!横山大観ですらかなり相場が下がっています。
掛軸を額にしたら良いのではと思われるかもわかりませんが、実際!今のオシャレな建築雑誌を見ても絵画が皆無に等しいです。額を飾る事もかなり少なくなってきているのではないでしょうか。
もっとこれからは現代美術が主流になってくるのでしょうか、自分の好きなのは日本文化が美術品から感じられるものです、現代美術からは日本的な事を感じられる事が少ないです。
今の若い人間は、私も若いのですが、日本文化離れが進んでいるように感じます、お正月おせち料理を食べてしめ縄を玄関や車に飾るご家庭が少なくなっています、代わりにクリスマスツリーは増えているのではないでしょうか。
こういうお話をしたらそれが日本人の良いところであり、それが日本人であるといった人がいます。
結局商品が売れないと、相場が下がります、売れないとその業種に携わっている人が減りますそうすると茶道具や掛軸、骨董品を商っている業界はますます低迷するでしょうね。