2007年12月1日
岐阜にて
昨日、岐阜のオークションで、北大路魯山人の作品が出ました。
岐阜で魯山人の名品が出る事は中々無いです。
魯山人は良い作品も多いですがなんといっても圧倒的な地名度があり、知らない人はいない、誰でも知っているといってもいいような作家です。最近良く思うのですが作品の良さよりも、どれだけ知名度があるかが問題で作品の良さに値段がつくというよりも知名度に大きく値段が関係有るとつくづく思うことがあります。
値段が高い物が良いとは一概に限りませんので、値段をあまり気にされずに、良いものや好きな物を追い求めていっていただきたいです。
終了後、同業者と食事にいき、そのお店で大間のマグロを三切れ頂きました。たとえが良いかどうか解りませんが高級松阪牛の刺身の味と良く似ていました。とにかく「美味しかった」です。
美術品や絵画など自分の商売の事だけに限らず、色々なジャンルの良いとされる物を味わったり、試してみたいです。
座辺師友 「身の回りの物が師であり友である」・・・・・と考えた北大路魯山人のように!