2007年11月15日
骨董品のこれから
骨董品は、新しい物でも時間がたてば骨董品になる場合があります、たとえばビニール袋に1ダースそのままで保存された数十年前のタバコが5万円売れたのをオークションで見受けたこともあります。最近では子供の時に使っていたおもちゃが高値が付いたりします、かえって本当の骨董品の方が需要が減っているように感じます。家一軒が買えたといわれる頼山陽の掛軸を始め南画の掛軸や茶道具、古臭く感じる昔の巨匠が描いた絵画、布袋や大黒さんの彫刻、木造建築に合う様な美術品あるいは、骨董品はこれからは駄目なのでしょうか!
世界から見て日本人がカッコいいと思われるのは、お金を持っている事やゴッホやピカソの絵を高値で買う事よりも、日本の本当に良い美術品や日本の伝統文化の事が本当に理解している人がカッコいいと思われるのではないでしょうか。
価値観が変わる中で、本当の良い美術品を見極めて、そして商って行きたいと思っております。
骨董品の買い取りは北岡技芳堂に。