2020年9月24日
白隠慧鶴 の掛け軸を買い取り 平常心是道
白隠慧鶴
平常心是道
「へいじょうしんこれどう」または「びょうじょうしんぜどう」と読みます。
「平常心」とは常日頃、平生(へいぜい)の心構えや態度をいいます。
唐の南泉禅師とその弟子趙州禅師の問答で、南泉禅師が「平常心」といい、趙州がこれを「道」と会得し、「日常の用心」と悟った。
この公案を瑩山禅師の師である義介禅師が説き示されると、瑩山禅師は「日常あるがままの心が仏道そのものである」と、たちまち心が開け、「我れ会せり」と思わず叫ばれたそうです。
義介禅師がどのようにわかったのかと問われると「黒漆の崑崙、夜裏に奔る」それは黒い玉が、闇の夜を飛んでいくようなものです、「道」といい「仏法」といっても見分けがつかないと答えられた。
義介禅師にさらにその意をのべよといわれたとき、「茶に逢うては茶を喫し、飯に逢うては、飯を喫す」と、この答えは義介禅師の意にかなった。そして瑩山禅師は義介禅師より印可証明を得られる、時に瑩山禅師二十七歳、そして翌る二十八歳の正月、師の法を嗣がれました。
やっぱり、状態の良い掛け軸は気持ちいいですね!
表装は、北岡技芳堂で制作いたしました。
古い裂地の糸圭(シケ)を白隠に取り合わせました。
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