2025年5月22日

掛軸の処分方法と注意点を解説 後悔しない選択方法 掛軸買取コラム2

掛軸を処分する方法には、売却、譲渡などさまざまな選択肢があります。単に処分するのではなく、最適な方法を選ぶことで、掛軸を有効活用したり、気持ちよく手放すことができます。

このコラムでは、掛軸を処分する際の具体的な方法と注意点について詳しく説明します。大切な掛軸を後悔なく手放せるよう、ぜひ参考にしてください。

 

 

掛軸の処分方法

掛軸の処分方法

 

 

 

掛軸の処分方法の基本

 

掛軸を処分する際の具体的な方法についてご説明する前に、まず以下のステップを実践してみましょう。

 

  1. 掛軸の状態チェック…シミや色落ち、破損箇所がないかを確認し、現状を把握しておきましょう。

  2. 掛軸の価値を調査する…著名な作家の作品や、歴史的背景を持つ掛軸であれば、市場で高額取引される可能性があります。作家名や制作時期が不明な場合は、買取業者や鑑定士に査定を依頼すると安心です。

  3. 最適な処分方法を選択する…買取に出す、リサイクルショップに持ち込む、オークションやフリマアプリを活用する、知人へ譲渡する、あるいは自治体のルールに則って処分するなど、状況に応じた方法を検討しましょう。

 

 

掛軸を不要品として手放す方法

 

不要に感じた掛軸を処分する前に、一度立ち止まり、本当に手放してよいか慎重に考えることが重要です。掛軸には家族の思い出や、先祖から受け継がれたものが含まれている場合があり、後々「手放さなければよかった」と後悔することもあります。

譲渡や売却が難しい場合で、処分を決断する際は、地域の廃棄ルールを確認してください。自治体によっては、掛軸が通常のゴミとして捨てられないものに分類されることもあり、その場合は専門業者に依頼が必要になります。必ず事前に確認しておきましょう。

 

 

掛軸を買取してもらう方法

 

掛軸を処分する方法として、まず検討したいのが買取業者を利用する方法です。適切な業者に査定を依頼することで、意外な高額買取が期待できる場合もあります。

 

 

専門の買取業者に査定を依頼する

 

適切な価値評価が受けられるため、掛軸の処分には特におすすめの方法です。多くの業者は無料で査定を行っており、得意分野も異なるため、複数の業者に見積もりを依頼して比較するとよいでしょう。

近年は、宅配買取を受け付ける業者も増加しています。宅配買取では、自宅にいながら査定を依頼でき、価格に納得すればそのまま売却できるので便利です。

 

 

リサイクルショップや古物商を利用する

 

リサイクルショップの中には美術品に詳しくない場合もあり、専門店に比べると査定額が低めになる傾向があります。一方で、手軽に掛軸を現金化できるというメリットもあります。

 

 

ネットオークションやフリマアプリを利用する方法

 

ネットオークションやフリマアプリを利用すれば、掛軸に興味を持つ個人の買い手に直接販売できます。自身で価格設定ができるため、高値で売却できる可能性もあります。

ただし、掛軸のコンディションや作家の真贋を明確に示す必要があるため、出品時には詳細な説明文や鮮明な写真を添えることが求められます。また、落札者とのやり取りや発送作業が発生するため、手間がかかる点も考慮しましょう。

 

 

美術館へ寄贈する方法

 

美術館に寄贈することは、掛軸を後世に伝える有意義な手段のひとつです。個人保管が難しい場合でも、美術館に託すことで、適切に保存・展示され、多くの人々に鑑賞してもらえます。

まずは、掛軸の特性に合った寄贈先の美術館を探し、寄贈を受け付けているか公式サイトや窓口で確認しましょう。

寄贈希望の場合、作家名、制作年代、サイズ、状態など詳細情報を記載した資料が必要となるケースが多く、写真も添付するとスムーズです。寄贈審査が行われる場合もあり、受け入れ決定までに時間がかかることもあります。

寄贈が決まったら、掛軸の引き渡し方法やスケジュールを調整しましょう。文化継承の一端を担うことに、ぜひ誇りを持ってください。

 

 

知人に譲る方法

 

掛軸を手放す前に、知人や家族へ譲る選択肢も検討しましょう。特に日本文化や美術に興味を持つ方であれば、大切に扱ってもらえる可能性があります。

譲る際は、掛軸の来歴や背景を丁寧に説明することが重要です。入手経緯、作家、制作年代、思い出などを共有することで、より特別な品として受け取ってもらいやすくなります。

また、相手の意向も事前に確認しましょう。興味がなかったり、保管場所に困ったりする可能性もあるため、掛軸を適切に扱える方に託すことが理想です。

譲渡する際は、掛軸を丁寧に保護し、感謝の言葉を添えるとより良い形で引き継がれます。譲渡後も交流を続けることで、譲った側としての喜びも得られるでしょう。

 

 

仏壇内の掛軸を処分する場合

 

仏壇に収められている掛軸は、先祖や故人を偲ぶ大切な品です。そのため、慎重な対応が求められます。

まずは、状態を確認し、修復可能か検討しましょう。多少の傷みであれば、修復業者に相談することで再生できる可能性もあります。

修復が難しい場合や、処分を検討する際には、寺院や神社に相談するのが一般的です。供養を行ってもらうことで、敬意を持って手放すことができます。また、宗教用品を取り扱う古物商やリサイクルショップに相談する選択肢もあります。

以下では、事前準備として代表的な方法をご紹介します。

 

 

閉眼供養を行う

 

掛軸を手放す前に閉眼供養を行うと、掛軸に込められた思いに敬意を払いながら別れを告げることができます。

供養は寺院に依頼するのが一般的ですが、自宅で簡単に行うことも可能です。静かな場所で掛軸を広げ、ろうそくや線香を灯し、手を合わせて感謝の気持ちを伝えましょう。

閉眼供養後は、寺院または専門業者に掛軸を託して処分してもらいましょう。この手順を踏むことで、心穏やかに手放すことができます。

 

 

お焚き上げを行う

 

お焚き上げは、仏具や掛軸など大切なものを供養して処分する伝統的な方法です。

お焚き上げを希望する際は、あらかじめ寺院や神社に連絡し、受付可能かどうかを確認しましょう。多くの場合、特定の日にまとめてお焚き上げが行われます。

立ち会いができる場合は、直接感謝の思いを伝えることができ、心の整理にもつながります。家族の大切な掛軸を敬意をもって手放しましょう。

 

 

清め塩で浄めて廃棄する

 

掛軸を処分する際、清め塩を使って浄化してから廃棄するという方法もあります。

まず、処分する掛軸を準備し、小皿に盛った清め塩を掛軸の周囲に配置します。静かな環境で手を合わせ、感謝の気持ちを捧げましょう。

次に、掛軸に軽く塩を振りかけ、「ありがとうございました」と声をかけることで、穏やかに送り出す準備が整います。浄化を終えた後は、自治体の規定に従って処分しましょう。

この方法により、掛軸を敬意をもって手放すことができます。

 

 

まとめ

掛軸は単なる装飾品ではなく、文化や歴史を伝える大切な美術品です。そのため、手放す際には価値をしっかり見極めることが重要です。

まず、専門家による鑑定を受け、価値を把握したうえで、買取や寄贈といった形で次の持ち主に引き継ぐ選択肢を検討しましょう。

処分する場合でも、供養を行ったり、清め塩を用いたりすることで、掛軸に対する敬意を示すことができます。リサイクルショップやオークションサイトを活用して、新たな持ち主に届けるのも一つの方法です。

家族の思い出が込められた掛軸を手放すときは、慎重に判断し、最もふさわしい方法を選びましょう。

 

**************************************

 

弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

愛知県名古屋市中区門前町2-10

 

電話052(251)5515

 

営業10:00-18:00

2025年5月21日

釜とは、湯の沸き立つ景色を味わえる。 茶道具買取ブログ

茶の湯における「釜」は、主に鉄製で作られた湯沸かしの道具で、湯を沸かすこと自体が茶の湯の核心をなす行為であるため、極めて重要な位置づけを持っています。点前の所作の中心に「湯」があり、その湯をつくる「釜」は象徴的存在とも言えます。

 

松図真形釜芦屋 室町時代 15世紀

松図真形釜芦屋 室町時代 15世紀 高さ19.6cm/口径15.5cm/胴径26.0cm

本作「松図真形釜(まつず しんなりがま)」は、室町時代15世紀に筑前国芦屋(現・福岡県遠賀郡)で鋳造された芦屋釜の名品である。芦屋は中世において、仏具や日用品などの金属器制作で知られた鋳物の一大産地であり、特に茶の湯に用いる釜は「芦屋釜」として高く評価された。

この釜は、釜形の基本とされる真形(しんなり)で、端正な姿を保ちながら、胴には松の意匠が鋳出されており、文様には古雅な風趣が漂う。鉄の地肌には経年の渋い味わいが見られ、室町時代の茶人や武家、寺院に珍重された理由もうかがえる。現在もなお、芦屋釜は「古釜の最高峰」と称され、茶道の中で格式を誇る存在として尊ばれている。

 

 

■ 釜の種類と特徴

釜はその形状・用途・季節・流派により様々な種類があります。

 

  • 真形釜(しんなりがま):最も基本的な形。胴が丸く、蓋が平ら。表千家・裏千家ともによく用いる。

  • 平釜(ひらがま):背が低く、口が広く、主に夏場に使用。

  • 肩衝釜(かたつきがま):肩の張った形。秋冬にふさわしいとされる。

  • 鬼面釜(きめんがま):鬼の顔が鋳出された耳をもつ。戦国武将に好まれた豪快な趣。

  • 姥口釜(うばぐちがま):口縁が内にすぼまる形。湯が冷めにくいため冬向け

 

姥口釜 初代名越浄味 安土桃山時代

姥口釜 初代名越浄味 安土桃山時代 16世紀後半 蓋径12.2cm 口径12.7cm 最大径27.0cm 総高16.9cm

本作「姥口釜(うばぐちがま)」は、安土桃山時代後期に活躍した名工・初代名越浄味による鉄釜である。名越家は京都の釜師の名門であり、千利休の茶道革新期に呼応して多くの名釜を生み出したことで知られる。

「姥口」とは、その名のとおり口縁が内側にすぼまった独特の形状を指し、湯が冷めにくく保温性に優れることから、寒冷な季節の茶席で特に好まれた形式である。加えて、その造形が「姥(老女)の口元」に喩えられるように、柔和で品のある佇まいを備えており、侘び寂びの美意識とも深く共鳴する。

鋳肌には細やかな槌目が現れ、釜全体に古雅な趣が漂う。釜蓋との接合も精緻で、名越浄味の高度な鋳造技術がうかがえる。利休以後の茶の湯が形式を整え、精神性を深めてゆく時代に生まれた本作は、茶釜の一様式を確立する存在として、今なお高く評価されている。

 

 

■ 釜と風炉・炉の関係

釜は**風炉(ふろ)炉(ろ)**とセットで使われます。

  • 風炉釜:春から夏(5月~10月)に使う、独立した金属製の風炉にのせる釜。

  • 炉釜:秋から冬(11月~4月)に使う、床に切られた炉に据える釜。

これにより、季節感や茶席の趣が演出されます。

 

 

 

素文真形釜および唐銅鬼面鐶付欄干風鑪

素文真形釜および唐銅鬼面鐶付欄干風鑪

(釜)江戸時代前期・17世紀|鉄・鋳造

(風炉)安土桃山時代・16世紀|銅・鋳造

(釜)蓋径9.0–9.2cm/口径9.1cm/最大径17.2cm/総高12.3cm

(風炉)口径16.6cm/最大径27.0cm/総高16.0cm

本作は、江戸時代前期に鋳造された素文真形釜(すもん しんなり がま)と、それに組み合わされた安土桃山時代製の唐銅鬼面鐶付欄干風炉(からかね きめん かんつき らんかん ふろ)からなる、風炉点前用の一具である。

釜は、装飾を一切排した「素文(すもん)」と呼ばれる無地の意匠で、釜形の基本とされる真形(しんなり)を採用している。簡素ながらも気品のある造形は、江戸初期の茶の湯において重視された静けさと調和を体現しており、点前における精神性を引き立てる。

これに対する風炉は、桃山時代特有の力強い意匠を示す「鬼面鐶付(きめんかんつき)」であり、胴に鋳出された鬼面に鐶(かん)を掛ける様式をとる。さらに、胴部の上縁には欄干風の透かしが施され、床の間の建築意匠との美的連続性を意識した構成となっている。銅地には経年の落ち着いた古色が宿り、時代の風格がにじむ。

異なる時代に制作された釜と風炉でありながら、見事な調和を見せる本作は、茶の湯における道具組の妙を示す優品である。道具の格と季節感、席中の趣を一体で表現する茶道の世界観が、静かに凝縮された取り合わせである。

 

 

■ 名物釜と釜師

名物として伝わる釜や、それを制作する**釜師(かまし)**にも重い伝統があります。

  • 芦屋釜(あしやがま):室町時代、芦屋(福岡)で作られた名釜。重厚で名品が多い。

  • 天命釜(てんめいがま):利休好みの釜として著名。

  • 釜師・角谷一圭(かくたに いっけい):近代の名釜師のひとり。

  • 大西家:室町以来続く表千家御用達の釜師家元。

 

 

天命霰釜 下野国佐野庄天命

天命霰釜 下野国佐野庄天命(現・栃木県佐野市)桃山時代16〜17世紀

本作「天命霰釜(てんみょう あられがま)」は、桃山時代に下野国佐野庄天命(現在の栃木県佐野市)で製作された、いわゆる天命釜の代表的な一作である。天命釜は、芦屋釜のような精緻な地紋を特徴とする意匠とは対照的に、素朴で荒々しい鋳肌を美とする、侘びの感性に重きを置いた釜として知られる。

本品では、全体に鋳出された霰(あられ)文様が釜肌に豊かな凹凸を生み、光と陰影の調和によって、静かで力強い存在感を示している。蓋を支える鍔部も厚く力強く造られており、用の美を体現している点が見逃せない。

鐶付(かんつき)は松笠形で、これは桃山時代以降に広まった形式であり、釜全体の造形とも呼応する。全体の丸みを帯びた形は、松ぼっくりや**芋頭(いもがしら)**を思わせ、小振りながらも印象的な量感と、素朴な力強さを備えている。

羽落ち(釜蓋の縁の精度)にも優れ、天命釜特有の慎ましさと緊張感を備えた一作であり、侘び茶の美意識を象徴する道具として高く評価されている。

 

 

 

■ 茶の湯における精神的な意味

釜は単なる道具以上に、「湯の音を聴く」「湯の沸き立つ景色を味わう」など、侘び寂びを象徴する存在とされます。たとえば、湯が沸く際の音(松風と呼ばれる)もまた、茶席の重要な演出のひとつです。

 

 

角谷莎村 柳文筒釜(風炉用)明治44年(1911)〜昭和62年(1987)

本作は、近代釜師の名門・角谷家の作家である角谷莎村(すけむら)による風炉用の筒釜である。莎村は人間国宝・角谷一圭の実弟にあたり、その技術と美意識を共有しつつも、独自の柔らかな表現で知られる作家である。

釜の胴部には、風にたなびく柳の枝が繊細に鋳出されており、柔和な景色が鉄肌に流れるように表現されている。柳は古来より風情としなやかさを象徴するモチーフであり、莎村の高度な鋳技によって、その生命感が見事に表現されている。

蓋の摘みは独楽(こま)型を採用しており、造形の中に遊び心と品格を兼ね備えている。鐶付(かんつき)は鉦鼓(しょうこ)**を模した造形で、雅楽に用いられる古典楽器を写した意匠が、茶の湯における静けさと音の世界を象徴的に示している点も興味深い。

寸法は、口径9.6cm、胴径16.8cm(耳含まず)、高さ約20cm(蓋摘み含む)、釜鐶径8cm。風炉用の釜として設計され、未使用品で保存状態も極めて良好である。

角谷一門ならではの確かな技術と美意識が息づく一品であり、茶席を優美に引き立てるとともに、現代金工芸史においても価値ある作品である。

 

古浄元(六代 大西浄元)作 瓢形釜 江戸時代中期

古浄元(六代 大西浄元)作 瓢形釜 江戸時代中期1689年〜1762年 鐶付:栄螺形

本作は、江戸中期の名釜師・**古浄元(こじょうげん)**による「瓢形釜」である。古浄元は、京都三条釜座の釜師・大西家の六代目であり、四代浄頓の子として生まれ、名を重義、通称を清右衛門と称し、「浄元」と号した。のちに九代が同じ号を継いだため、特に六代目を「古浄元」と呼び区別されている。

本釜は、やわらかく膨らんだ瓢箪(ひさご)を模した優美な造形が特長で、曲線の妙が茶席に洒脱な印象をもたらす。鐶付には螺旋状の栄螺(さざえ)形を用い、細部に至るまで遊び心と技巧が宿る意匠となっている。

胴部の下方には、鋳造時に生じた割れ目が確認されるが、これは製作上のものであり使用に支障はなく、漏れ等も見られない。むしろ鋳肌の景色として趣を添えているとも言える。

古浄元は、表千家七代・如心斎の好みに応じて「鶴首釜」や「雷声釜」などの名品を制作し、また、西村道爺の没後には千家の御用釜師として本格的に出入りするようになった。そうした背景を持つ本作には、表千家十四代・即中斎宗匠の箱書きが添えられており、その由緒と格を今に伝えている。

雅味と実用性を兼ね備えた本作は、侘びの精神を宿す茶の湯の中で、格調高い席にもふさわしい逸品である。

 

 

 

■ 結びに

釜は、茶の湯における湯の音・湯の景色・湯の心を象徴する、まさに茶道の核心を成す道具のひとつです。時代や流派によって様々な意匠が生まれ、それぞれに込められた精神や美意識が、茶席の空気を静かに支えています。

北岡技芳堂では、時代物の茶釜から現代釜師による作品まで、幅広く茶道具の釜を買取しております。大西家・角谷家・名越家などの名工の作や、芦屋釜・天命釜・天明釜などの古釜も高く評価いたします。ご売却をお考えの際は、ぜひ一度ご相談ください。一点から丁寧に査定し、確かな目で誠実に対応いたします。

 

**************************************

 

弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

愛知県名古屋市中区門前町2-10

 

電話052(251)5515

 

営業10:00-18:00

2025年5月21日

掛軸のオークション!自分でも出品できる?おすすめの方法! 掛軸買取コラム1

ご所蔵されている掛軸を、オークションを利用してご自分で売ろうかとお考えの方はいらっしゃいませんか?

昨今、掛軸に限らず、さまざまな品物がオークションで取引されていますが、結論からいうと、掛軸の取引に不慣れな方がオークション取引を行うにはあまりおすすめの方法とはいえません。

本コラムでは、その主な理由や、どういった売却方法がおすすめなのかについてご説明いたしますので、ぜひご参考にご覧ください。

 

掛軸オークション 掛け軸買取

掛軸オークション

 

 

オークションとは何か?

 

ここでいうオークションとは、ヤフオク、楽天オークション、メルカリといった、個人でも出品可能なインターネットオークションサイトを指します。近年、これらのサービスは大きな人気を集めており、本や雑貨、化粧品など、多種多様なアイテムが日々取引されています。

 

オークションが人気を集める理由

 

  • 自宅にいながらすべての手続きが完了する

  • 出品の手間が少ない

  • 希望する価格を出品者自身が自由に設定できる

  • スムーズに成立すれば非常にスピーディーに取引が完了する

 

オークションをおすすめしない理由

 

こうした利点から人気を集めるオークションサイトですが、掛け軸の売却手段としては推奨しづらい理由について、以下に詳しく解説します。

 

トラブルが発生しやすい

 

まず最大の懸念は、ネットオークションではトラブルが非常に多いという点です。実際に、私たちの元にもネットオークションでトラブルに巻き込まれた方から多数のご相談が寄せられています。ここでは、よくあるトラブル事例を紹介します。

 

1. 成約後に返金要求を受ける

 

取引自体は順調に進んだものの、掛け軸が届いた際、落札者から「イメージと違った」という理由で返金を求められたケースがあります。こうした認識の違いによるトラブルに対して、オークションサイト運営側が介入してくれることは稀で、ほとんどの場合、当事者間での話し合いを求められます。

 

2. 値引き交渉が頻発する オークションでは、出品者が自由に価格設定できる一方で、落札希望者から値下げ交渉を持ちかけられることが非常に多いです。商品説明に「値下げ不可」と記載していても、匿名性が高いため、無遠慮な交渉が行われることも少なくありません。

 

3. 不当な低評価を受けるリスクがある ネットオークションでは、取引後に出品者が評価される仕組みがありますが、理不尽な低評価を付けられてしまうこともあります。時には、誹謗中傷とも取れるコメントが書かれることさえあります。

 

手数料がかかる

 

ほとんどのオークションサイトでは、落札金額に応じた手数料が発生します。慣れていないとこの点を見落としがちで、手数料を差し引いた結果、ほとんど利益が残らなかった、というケースも少なくありません。

 

出品する際には、必ず手数料分を考慮に入れて価格設定を行う必要があります。

 

高額落札が期待しづらい

 

特に作家物の掛け軸の場合、真作であることの証明が求められます。商品説明だけでは信用を得られず、鑑定書の提示を求められることもあります。また、贋作が出回りやすいジャンルであるため、オークションでは高額での落札が難しい傾向にあります。

 

オークション以外で推奨する売却方法

 

では、ネットオークション以外でどのように掛け軸を売却するのが良いのでしょうか?

 



おすすめなのは、骨董品買取専門業者に依頼する方法です。

 

骨董品買取業者に掛け軸の買い取りを依頼するメリットはいくつもありますが、第一に、掛け軸の真の価値をきちんと見極めてくれる点が挙げられます。プロの目で査定してもらえるため、詳細な説明や鑑定書がなくても、正しく真贋を判定し、市場価格に基づく適正な買取金額を提示してもらえます。ネットオークションにありがちなトラブルも、ほとんど発生しません。

 

また、複数の掛け軸を売りたい場合にも、ネットオークションより買取業者を利用する方が圧倒的に便利です。オークションでは1点ずつ出品し、購入者が現れるのを待たなければならず、売れ残るリスクもありますし、発送作業も負担となります。



一方、買取業者ならまとめて査定・買取が可能で、その場で引き渡しができるため、梱包作業などの負担も一切ありません。

 

さらに、持ち運びが不安な方には、自宅まで査定士が来てその場で査定・買取・搬出まで行う出張買取サービスも利用できます。

 

これらの理由から、骨董品買取業者に依頼すれば、オークションに伴うリスクや手間を一掃できるのです。

 

まとめ

 

現在、ネットオークションでの出品は一般的になっていますが、トラブルが起きやすいことや、手数料の負担などを考えると、掛け軸の売却手段としては適していません。



掛け軸を売りたいと考えたときは、骨董品買取業者に依頼することで、余計な手間をかけずに、本来の価値に見合った価格で買い取ってもらうことができます。

 

もしこの記事を読んで、掛け軸の売却を検討したいと思われた方がいらっしゃいましたら、ぜひ当社の鑑定士にご相談ください。お客様に寄り添った丁寧なご提案をさせていただきます。

 

**************************************

 

弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

愛知県名古屋市中区門前町2-10

 

電話052(251)5515

 

営業10:00-18:00

2025年5月20日

絵画とは?絵画の定義と歴史などについて幅広く解説 絵画買取のラム10

絵画は、はるか昔の時代から存在している芸術作品の一つで、芸術家の思いや感情、美しさを具現化する手段として、時代の変遷とともに様々な形式や作風が生まれ、多くの人々から愛されてきました。

絵画の定義や歴史について、詳しくご説明いたします。絵画の魅力について興味がある方は、ぜひご参考にしてください。

 

 

絵画とは? サンドロ・ボッティチェッリ《ヴィーナスの誕生》1483年頃

絵画とは? サンドロ・ボッティチェッリ《ヴィーナスの誕生》1483年頃

 

 

 

絵画の定義

 

絵画とは、キャンバスや紙といった支持体や場所に、顔料などを使って物を描写する表現作品のことを指します。具体的に「何を使って、何を描けば絵画になる」という明確な定義は存在せず、要するに、平面の上に表現したい絵が描かれていれば、それは立派な絵画といえるのです。

また、絵画は、描かれるテーマや技法によって様々なジャンルに分類されます。たとえば、テーマ別では人物画、宗教画、静物画などに、技法別では油彩画や水彩画などに分かれます。

 

 

絵画の歴史

 

先述のとおり、絵画は極めて古くから存在しており、その歴史は非常に長いものとなっています。そして、絵画の歴史というと、通常「西洋美術史」という、ヨーロッパを中心とした芸術作品の歴史を研究する学問分野を指します。

本記事では、この西洋美術史における絵画の変遷について、各時代の特徴を交えながらご紹介いたします。

 

古代の絵画

 

【先史美術の時代】



先史美術とは、人類がまだ文字を持たなかった時代(紀元前3000年以前)に制作された美術品を指します。当時の絵画は、紙やキャンバスではなく、主に洞窟の壁などに描かれていました。この「洞窟壁画」が、絵画の起源と考えられています。

現在確認されている最古の絵画は、インドネシアで発見されたイノシシの狩りを描いた壁画で、約4万5000年前に制作されたとされます。これにより、人類が太古の昔から絵に特別な意味を込めていたことがうかがえます。

また、洞窟壁画は、当時の人々の生活や信仰を表す目的や、祈りや儀式の一環として描かれたと考えられています。

代表作:ラスコー洞窟壁画(フランス)、アルタミラ洞窟壁画(スペイン)

 

【古代エジプト美術の時代】



古代エジプト美術は、古代エジプト文明の中で発展した美術様式を指します。最大の特徴は、約2500年にわたりスタイルがほとんど変化しなかった点です。

エジプト絵画では、顔は横向き、胴体は正面、足は再び横向きという独特な描写法が用いられ、長期間変わることなく受け継がれました。この保守的なスタイルが、古代エジプト美術の大きな特徴です。

描かれたテーマは神話や宗教、王権に関するものが多く、神秘的で抽象的な表現がなされています。

代表作:アメンヘテプ3世王墓壁画

 

【古代ローマ美術の時代】



古代ローマ美術は、古代ローマ帝国時代に栄えた美術様式を指します。ローマ帝国の歴史は900年にも及びますが、絵画の記録が残るのは約200年間とごくわずかです。そのため、現存する作品も少数となっています。

この時代、世界最古の絵画技法とされる「エンカウスティック技法」が誕生しました。これはハチの巣と顔料を混ぜた絵具で描く技法で、油絵に似た艶と繊細なグラデーションが表現可能でした。

 

 

中世の絵画

 

【初期キリスト教美術の時代】



2世紀から5世紀後半にかけて成立したのが、初期キリスト教美術です。この時期の絵画は、キリスト教など宗教的テーマを中心に描かれることが多くなります。



キリスト教信仰がローマ帝国下で迫害される中、信者たちは墓地の壁などに祈りの場面を描き、密かに礼拝を行いました。絵には、キリスト教と一目で分からないような配慮が施されていました。



その後、コンスタンティヌス帝によるキリスト教公認をきっかけに、教会建築が盛んになり、宗教画も教会内に多く描かれるようになりました。



代表作:善き羊飼い(作者不明)

 

 

【ロマネスク美術の時代】



10~12世紀に成立したのがロマネスク美術です。この時期には、フレスコ画技法が登場します。



それ以前はモザイク画が主流であり、繊細な表現には限界がありましたが、フレスコ画は大理石やガラスを粉砕して水溶性顔料とし、漆喰下地に描くため、より細やかな表現が可能となりました。これにより、絵画は芸術品として進化を遂げました。

 

【初期・盛期ルネサンス美術の時代】



ルネサンス期には、芸術全体が飛躍的な進化を遂げました。



初期ルネサンス(14~15世紀頃)では遠近法が確立され、立体感あるリアルな絵画表現が可能になりました。



代表作:『聖三位一体』サンドロ・ボッティチェリ作

盛期ルネサンス(15~16世紀)に入ると、画家たちは解剖学を学び、より自然な人体描写や構図表現が可能になり、近現代美術にまで影響を与えました。



またこの時期には、キリスト教以外をテーマとした作品も増えました。ルネサンス運動によって、古代ギリシャ・ローマの文化が見直され、自由で人間らしい生き方を求める社会的な潮流が反映されたためです。



代表作:『モナ・リザ』レオナルド・ダヴィンチ作、『アテナイの学堂』ラファエロ作

 

 

近代の絵画

 

近代美術(モダンアート)は、過去の伝統から脱却しようとする思想が色濃く反映された芸術作品を指します。



それ以前は宗教画が主流でしたが、近代以降はより自由なテーマが選ばれるようになりました。



印象派のクロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールといった画家が活躍したのもこの時代です。



代表作:『ひまわり』フィンセント・ファン・ゴッホ作、『印象・日の出』クロード・モネ作

 

 

現代の絵画

1970年代以降の作品は現代美術と呼ばれます。



現代美術は、近代に生まれた印象派や抽象画など多様なスタイルに加え、新たな表現方法が次々と登場したことで、個人の感性を重視する方向へと進化しました。



固定観念にとらわれない自由な表現や、政治・社会問題をテーマにした風刺的な作品も多く誕生しています。



代表作:『かぼちゃ』草間彌生作、『赤い風船と少女』バンクシー作

 

 

まとめ

絵画とは、紙やキャンバスなど平面の上に、顔料を用いて物体や姿を描き出した芸術作品のことをいいます。



描かれるテーマや技法により多彩なジャンルに分かれ、代表例には宗教画、人物画、油絵、水彩画などがあります。



絵画の歴史を振り返ると、そこには生活や信仰、社会情勢が色濃く投影されてきたことが見えてきます。古代の洞窟壁画から現代美術に至るまで、各時代や地域独自の美意識と技術が紡ぎ出した作品群は、観る者に深い感動と新たな発見をもたらしてくれます。

 

本記事を通じて、絵画が持つ奥深い世界に興味を持っていただき、その素晴らしさに触れるきっかけになれば幸いです。

 

**************************************

 

弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

愛知県名古屋市中区門前町2-10

 

電話052(251)5515

 

営業10:00-18:00

2025年5月19日

絵画の売却時の注意点や保管方法、無名作家の絵画の買取について 絵画買取コラム9

「自宅にある絵画を売ったらいくらになるだろう?」と思ったことはありませんか?

絵画は美術品としての価値だけでなく、投資やコレクションの対象としても高い人気があります。しかし、売却する際には知っておくべき要点や注意点などがいくつかあります。

このコラムでは、初めて絵画を売却する方でも安心して進められるように、絵画の売却時の注意点をわかりやすく解説いたします。

また、無名作家の絵画買取に関する情報もご説明いたしますので、ぜひご参考にしてください。

 

 

絵画を売る

絵画を売る

 

絵画を売る方法と買取のコツ

高く売るためのポイントを徹底解説

 

絵画を売りたいと考えたとき、選択肢は大きく2つあります。

オークションサイトなどで自分で売る方法と、骨董品買取業者に依頼して絵画を売却する方法です。

ここでは、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、高く絵画を売るためのコツについて詳しく解説します。

 

 

自分で絵画を売る方法

 

まずはオークションサイトを活用して、自分で絵画を売る方法についてご紹介します。

代表的なサイトには、ヤフオク、メルカリ、楽天オークションなどがあります。

 

【オークションサイト利用のメリット】

 

  • 手軽に出品できる

    売りたい絵画の写真を撮り、希望価格など必要事項を入力するだけで、誰でも簡単に出品可能です。

  • 自宅で手続きが完結する

    忙しい方でも、店舗に行かずに自宅で出品・取引が完了するため、手間を省くことができます。

 

 

【オークションサイト利用のデメリット】

 

  • 買い手が見つからないリスク

    特に無名作家の絵画は需要が少なく、落札されるまで時間がかかる場合があります。

  • 適正価格より安くなる恐れ

    絵画の市場価値を把握せずに希望価格を設定してしまうと、相場より安く売れてしまう可能性があります。

 

 

 

骨董品買取業者に依頼して絵画を売る方法

 

もう一つの選択肢が、絵画の買取業者に査定・買取を依頼する方法です。

プロの鑑定士が査定してくれるため、安心して絵画を売却することができます。

 

【骨董品買取業者利用のメリット】

 

  • 適正価格で絵画を売れる

    市場価格に精通したプロが査定するため、適正な買取価格が期待できます。

  • 買取方法が選べて便利

    出張買取・宅配買取・店頭買取など、ライフスタイルに合わせた柔軟な方法が選べます。

 

【骨董品買取業者利用のデメリット】

 

  • 業者選びに注意が必要

    絵画に詳しくない業者に依頼してしまうと、納得できない査定額になるリスクがあります。慎重な業者選びが不可欠です。

 

 

 

絵画を買取に出すなら信頼できる業者選びが重要

 

信頼できる絵画買取業者を選ぶためには、次のポイントをチェックしましょう。

 

口コミや評判を調べる

 

実際に利用した人の口コミやレビューは、業者選びの参考になります。

ただし、サクラによる過剰な高評価も存在するため、複数の情報源を比較するのがおすすめです。

 

 

買取実績を確認する

 

気になる業者が見つかったら、ホームページなどで絵画の買取実績を確認しましょう。

どんなジャンルや作家の作品を扱っているかもチェックポイントです。

 

 

鑑定士の専門性を確認する

 

鑑定士のプロフィールや経歴が公開されている場合は、必ず目を通しましょう。

絵画の査定には豊富な経験が不可欠なため、専門性の高い鑑定士がいるか確認することが大切です。

 

 

 

高く絵画を売るための保管方法

 

 

絵画は保存状態によって査定価格が大きく変わります。

普段から適切な保管を心がけ、劣化やダメージを防ぎましょう。

 

害虫対策を行う

紙や布を使用した絵画は、虫害による劣化リスクがあります。

湿度を低く保ち、無香料の防虫剤を設置して害虫の発生を防ぎましょう。

 

カビを防ぐ

カビの発生を防ぐため、保管場所の湿度は50%以下にコントロールします。

湿度計を設置し、除湿機を活用するのも効果的です。

 

紫外線対策をする

直射日光や紫外線は色褪せや劣化を引き起こします。

UVカット加工された額縁やフィルムを使用し、直射日光を避けた場所に保管しましょう。

 

 

無名作家の絵画買取について

 

無名作家の絵画は、「売れるか不安」という方も多いですが、実は高額査定されるケースもあります。

 

無名作家の絵画査定ポイント

 

  • 保存状態が良いか

    傷や汚れがない絵画は、査定において大きなプラス材料になります。

  • 証明書や関連資料があるか

    作者サインや前所有者に関する資料があれば、作品の信頼性が高まり、評価額も上がる可能性があります。

 

高く売れる無名作家絵画の特徴

 

  • 作品クオリティが高い

    色彩や構図、表現技法に優れた作品は、無名でも高評価を得やすいです。

  • 人気ジャンルの作品である

    風景画などの人気ジャンルは需要が高く、査定価格も上がる傾向にあります。反対に、抽象画は需要が限られるため、査定額が低くなる場合もあります。

 

 

まとめ|絵画買取を成功させるコツ

 

絵画を売却する際には、自分で売る方法買取業者に依頼する方法があります。

それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分に合った方法を選びましょう。

 

特に、買取業者に依頼する場合は、信頼できる絵画買取業者を選ぶことが成功の鍵です。

また、絵画の保存状態は査定額に直結するため、日頃から湿度管理・紫外線対策・害虫対策を徹底しましょう。

 

さらに、無名作家の絵画でも、作品の完成度やジャンルによっては高額査定が期待できます。

まずは専門業者に相談し、適正な評価を受けることをおすすめします。

 

**************************************

 

弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

愛知県名古屋市中区門前町2-10

 

電話052(251)5515

 

営業10:00-18:00

最近のお知らせ

月別アーカイブ

ツイッター facebook インスタグラム

電話でお問い合わせ

0120-853-860

フリーダイヤル受付時間

月曜日〜土曜日
10:00〜18:00

電話でお問い合わせ 0120-853-860

受付時間
月〜土曜日 10:00〜18:00
(受付時間 10:00〜18:00)

無料LINE査定 無料Web査定