2025年6月30日
山田想 陶展 個展のご案内
山田想 陶展 個展のご案内をいたします。
山田想 白急須
山田想 陶展
2025年07月05日(土) 〜2025年07月12日(土)
【営業時間】 10時〜18時/会期中無休 ※初日は12時開店となります。 ※最終日は15時までの営業となります。 【作家在廊日】 5日(土)/6日(日)/12日(土) いずれも午後から在廊いたします。 【イベント】 茶藝家・中田有紀先生をお招きし、作家の器で本格的な中国茶を無料でお楽しみいただけます。 どうぞお気軽にご参加ください。 ・5日(土)、6(日)/14時30分〜16時30分 ・7日(月)、8日(火)/11時〜17時 ・9日(水)、10日(木)11日(金)/11時〜13時30分
常滑の陶芸家・山田想による個展を開催いたします。
山田は、重要無形文化財保持者・三代山田常山の薫陶を受け、伝統に根ざしながらも独自の感性で器づくりに取り組んでいます。確かな轆轤技術と端正な造形により生まれる作品は、日々の暮らしの中で静かに寄り添い、その用と美を深く感じさせてくれます。
本展では、代表作である急須や湯呑などの茶器に加え、新作の白急須も発表いたします。白土を用いたこの急須は、柔らかな質感と潔い佇まいが魅力で、山田想の新たな表現として注目されます。
【作家在廊日】
5日(土)/6日(日)/12日(土)
いずれも午後より在廊予定です。作品に込めた想いや制作の背景など、作家自身の言葉でお話しいただける貴重な機会となっております。
皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
愛知県名古屋市中区門前町2-10
電話052(251)5515
営業10:00-18:00
2025年6月25日
沙孟海の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ
御所蔵の中国人作家 沙孟海の作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。
沙孟海の書作品を高価買取いたします ― ご売却は信頼と実績の北岡技芳堂へ
北岡技芳堂では、中国近代書道界の巨匠・沙孟海(さもうかい)の作品を、他社よりも高い査定価格で買取しております。力強く格調高い書風と、篆書・隷書における深い学識に裏打ちされた沙孟海の書は、美術市場においても非常に高い評価を受けており、特に掛軸や額装作品、詩書を含む対幅などは人気の高い品目となっております。
当店では、長年にわたり書画や篆刻、金石文といった分野に携わってきた専門鑑定士が、作品の筆致・印章・落款・来歴を総合的に拝見し、その真価を見極めた上で、適正かつ高額な査定を行っております。ご不明な点がある場合も、LINEやメールによる写真査定を随時承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
ご先祖様やご自身の蒐集品として所蔵されてきた沙孟海の書軸、あるいはご相続により受け継がれた作品について、「整理を検討している」「評価だけでも知りたい」というご相談も歓迎しております。ご希望に応じて、店主自らが出張にて拝見することも可能です。
遺品整理・生前整理・コレクション整理・お引越し・リフォーム・家屋の解体など、さまざまなご事情に伴う美術品整理の際は、ぜひ北岡技芳堂にお任せください。お客様の大切な書作品を、誠意を持って丁寧に査定し、ご要望に沿った高価買取を実現いたします。
沙孟海 本人
沙孟海(さもうかい、1900年〈清光緒26年〉–1992年〈中華人民共和国成立後〉)は、20世紀中国書道界を代表する巨匠の一人であり、篆書・隷書・楷書・行書といったあらゆる書体に精通した総合的な書家でした。本名は沙文若(さ・ぶんじゃく)、孟海はその字(あざな)です。浙江省寧波に生まれ、若年より書を好み、古典に親しみながらも次第に独自の書風を築いていきました。
沙孟海は、単なる技巧にとどまらない「学問としての書法」を重視したことで知られます。とりわけ秦漢時代の金石文に深く傾倒し、石鼓文や漢碑といった古代の篆隷書を研究・臨書した成果を自らの作品に反映させました。これにより彼の書は、雄渾で骨太ながらも繊細なリズムと気韻に満ち、見る者に古代の風格と精神性を強く印象づけます。
彼の書風は初期にはやや鋭角的で緊張感のある筆致が目立ちますが、年を重ねるごとに円熟味を増し、晩年には力強く自由で豊かな生命力を感じさせる表現へと展開していきます。篆刻にも優れ、古璽や漢印の研究を通じて篆書との融合を試み、文人芸術としての統一性を高めました。
また、沙孟海は書家としてだけでなく教育者としても多くの弟子を育て、中国書法家協会の副主席や浙江大学の教授としても活動しました。さらに中国美術学院において書法の近代教育体制を築くことに尽力し、書道界全体の学術的発展に大きく貢献しました。
その作品は現在、中国国内の主要な美術館に収蔵されているほか、コレクターの間でも高く評価されており、篆隷書の復興と現代化を推進した書道史上重要な存在とされています。彼の書は、単なる文字の造形を超え、中国文化の精神的伝統と学問的深みを体現した、まさに「書にして道を語る」存在であると言えるでしょう。
沙孟海 書
沙孟海の書作品を高価買取いたします――確かな目利きと誠実な対応で評価
沙孟海(さもうかい/1900–1992年)は、20世紀中国を代表する書家であり、篆書・隷書・楷書・行草に通じた総合的な書法家として高く評価されています。その書風は、秦漢の金石文や碑刻の研究に裏打ちされた重厚かつ格調高いもので、近代書道の学術性と芸術性を融合させた存在として、中国国内外のコレクターから注目されています。
北岡技芳堂では、沙孟海による掛軸・額装作品・扁額・聯などの書作品を幅広く査定・買取しております。古典に深く根ざした筆致や、篆書・隷書に見られる骨太な造形美、さらには書と印を一体化させた構成力の高い作品は、市場でも需要が高く、作品内容や状態、来歴に応じて高額査定が可能です。
沙孟海の書の真価を見極め、信頼のおけるお取引をご希望の方は、ぜひ北岡技芳堂までご連絡ください。ご満足いただけるよう、誠意と専門性をもって対応させていただきます。
沙孟海作品の買取に関するよくあるご質問
Q. 沙孟海の作品が1点だけなのですが、買取は可能ですか?
A. はい、1点からでも丁寧に査定・買取いたします。
沙孟海の作品は一点一点が独自の価値を持つ重要な美術品です。1点のみのご依頼でも真摯に対応いたします。作品の種類や大きさ、ご保管場所に応じて、店頭査定・出張査定・宅配査定など最適な方法をご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。
Q. 本物かどうか不安なのですが、査定してもらえますか?
A. はい、真贋不明の状態でも問題ございません。
沙孟海は中国近代書道を代表する人気作家であるため、市場には模倣品も存在します。当店では中国書画に精通した専門の鑑定士が、筆致や印章、落款、紙質などを総合的に拝見し、慎重に真贋を判断いたします。事前にLINEやメールによる写真査定も承っておりますので、ご安心ください。
Q. 沙孟海の作品以外にも中国美術品があります。一緒に査定してもらえますか?
A. はい、まとめての査定・買取も歓迎しております。
沙孟海以外にも、呉昌碩、張大千、徐悲鴻などの近代書画、篆刻作品、景徳鎮の陶磁器、古墨、印材、書道具など、中国美術全般に対応しております。複数のお品がある場合は一括査定・出張買取も可能です。
Q. 共箱や箱書きがないのですが、買取してもらえますか?
A. はい、付属品がなくても買取は可能です。
共箱や識箱があると評価の根拠としてプラスになりますが、なくても作品本体の内容や保存状態によっては高額査定が可能です。査定時に詳しくご説明いたしますので、付属品の有無にかかわらずお気軽にお持ちください。
Q. 写真だけで査定してもらうことはできますか?
A. はい、画像による簡易査定も承っております。
作品の全体像や署名・印章・落款などが確認できるお写真をLINEまたはメールでお送りいただければ、おおよその査定額をご案内いたします。ただし、正式な買取価格は実物を拝見した上で確定させていただきます。
Q. 沙孟海以外の古い書画や骨董品も買取してもらえますか?
A. はい、中国美術全般の査定・買取に対応しております。
中国書画をはじめ、古陶磁、篆刻印材、文房具、書道具など、中国の古美術・骨董品を広く取り扱っております。ご不要なお品や整理をご検討中の美術品がございましたら、どうぞご相談ください。専門知識をもって誠実に対応いたします。
沙孟海の作品で北岡技芳堂が選ばれる理由
北岡技芳堂では、近代中国書道界の巨匠・沙孟海(さもうかい)の書作品をはじめ、金石文や印譜、篆刻資料など幅広いジャンルの作品を真摯に査定し、その芸術的価値を的確に評価した上で、高価買取を実現しております。当店が多くのお客様にお選びいただいているのは、信頼と実績に裏打ちされた丁寧な対応と、誠実な査定姿勢にあります。
まず、北岡技芳堂では過剰な広告費や人件費、店舗運営にかかる固定費を最小限に抑えることで、余分なコストを排除し、その分を査定価格に還元しています。中間マージンを徹底的に削減した仕組みにより、お客様にご納得いただける買取価格をご提示することが可能です。さらに、昭和25年の創業以来、個人情報やご売却に関する情報の取扱いには細心の注意を払い、秘密厳守を徹底してきたことも、多くのご依頼につながっております。
沙孟海は中国書道の近代化に大きな影響を与えた人物として、国内外で高く評価されており、その作品は現在も美術市場で注目を集めています。当店では、こうした市場動向を日々分析・把握し、根拠ある査定価格をご提示いたします。ご希望があれば即日の出張査定にも対応しており、長年にわたって中国美術に携わってきた店主自らがご訪問の上、丁寧に拝見いたします。
沙孟海の査定価格に影響する要素
沙孟海の書作品は、題材・筆致・制作時期によって評価が大きく異なります。一見似た構図であっても、筆意の強弱、構成の巧拙、書風の変化によって市場価値には明確な差が生まれます。とくに、篆書や隷書を用いた作品で気韻が明快に表れたものや、印譜・題識・自詠の詩文が添えられた作品は、書芸術としての完成度が高く、市場でも人気があります。
また、沙孟海は非常に多作であると同時に、その知名度ゆえに贋作も流通しているため、真贋鑑定は非常に重要な要素となります。当店では、落款、印章、書風の変遷、図録掲載歴などを複合的に検証し、信用性の高い作品には相応の価格をお付けいたします。作品によっては数十万円から数百万円に及ぶ査定額がつくこともあり、希少性や完成度が評価額を大きく左右します。
さらに、保存状態も大切なポイントです。軸装の破損や紙本のシミ・折れなどがある場合、評価に影響を及ぼす可能性がありますが、状態が良好である作品は見た目の印象も良く、より高額での買取が可能になります。
加えて、制作年代や書風の変遷も大きな評価基準となります。とりわけ晩年の作品には、筆致に円熟味と風格が加わり、学識と芸術性が融合した風格ある作風が見られるため、コレクター間でも安定した人気を誇っています。作品の来歴が明らかであったり、展覧会や研究書に掲載歴のあるものは、さらに高い評価が期待できます。
沙孟海の作品は、筆致・構成・保存状態・来歴など多くの要素が複雑に絡み合い、ひとつとして同じ価値のものは存在しません。美術市場も常に変動している中、確かな目利きによる適正な評価が求められます。
北岡技芳堂では、沙孟海作品の正当な価値を見極め、安心と納得のいくお取引をお約束いたします。ご売却をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
愛知県名古屋市中区門前町2-10
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営業10:00-18:00
2025年6月24日
斉白石の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ
御所蔵の中国人作家 斉白石の作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。
斉白石の掛軸・書画作品を高価買取いたします
北岡技芳堂では、近代中国を代表する芸術家・斉白石(さいはくせき)の作品を、他社よりも高い査定価格で買取しております。長年にわたり培ってきた経験と実績に基づき、作品の内容や状態、市場動向を的確に見極め、真価に見合った適正評価をお約束いたします。
斉白石の書画作品は、詩書画印が一体となった格調高いものから、蝦・蟹・野菜・昆虫などを写意豊かに描いた軸物まで、幅広いジャンルで高い人気を誇ります。当店では、こうした作品の一点一点を丁寧に拝見し、資料性や保存状態、真贋を含めて総合的に査定いたします。
ご自宅にある斉白石の掛軸や書画について、「価値がわからない」「売却を考えている」「査定だけでもしてみたい」といったご希望がありましたら、まずはお気軽にご相談ください。LINEでの簡易査定も随時承っており、ご都合に応じて出張対応も可能です。
先代様の蒐集品、ご自身で長年大切にされてきたコレクション、ご相続で受け継がれた斉白石作品など、どのような経緯のお品でも誠意をもって査定させていただきます。
遺品整理・生前整理・コレクション整理・ご売却・リフォーム・お引越しなどを機に、美術品の整理をご検討中の方も、ぜひ北岡技芳堂にお任せください。お客様の大切なお品を、専門の知識と誠意ある対応で、適正かつ高価にて買取させていただきます。
斉白石 本人
斉白石(せいはくせき、1864年-1957年)は、中国近代絵画史において最も重要な画家の一人とされ、伝統と革新を融合させた独自の芸術世界を築き上げた人物です。湖南省湘潭の貧しい農家に生まれ、木工や篆刻を生業としながら、独学で詩・書・画に取り組んでいきました。初めは清朝末期の文人画の流れをくむ写意画を学び、特に八大山人や石濤、さらには呉昌碩の影響を色濃く受けながら画技を深めましたが、やがて模倣を脱し、自らの感覚に根ざした「生活に根差した写意画」を志すようになります。
彼の作品は、魚や蝦(えび)、蟹、瓜、昆虫といった身近な題材を、躍動感と遊び心に満ちた筆致で描いたことで知られています。その画風には、民間芸術に通じる親しみやすさと、鋭い観察眼が同居しており、単なる写生ではなく、対象への深い愛情と精神的な共鳴が感じられます。特に水墨に赤を差した表現や、太く奔放な線による構成は、従来の伝統的な画風とは一線を画し、明快かつ現代的な印象をもたらしています。
また、斉白石は詩書画印の四絶を極めたことでも知られ、画中にしばしば自身の詩句を添え、篆刻による印章を多く捺すなど、一つの作品の中に総合芸術としての世界観を築きました。彼の印章は力強く、装飾的でありながら構成的に洗練されており、その書と相まって作品に独特の風格を加えています。
1920年代以降は北京に移り、次第に名声を高めていきました。伝統的な文人画が時代の変化とともに衰退するなか、斉白石は「旧をもって新をなす(衰年変法)」という理念を掲げて独自の創作活動を展開し、革新を重ねながらも中国的精神を保ち続けました。晩年には国際的な評価も高まり、1953年には中国美術家協会の初代名誉会長に就任するなど、その芸術的功績は中国政府によっても高く評価されました。
その画業は、単なる技巧や流行を超え、「人と自然の真のつながり」を追求したものであり、今なお多くの人々を魅了し続けています。斉白石は、まさに20世紀中国美術の転換点を象徴する存在であり、東洋美術における不朽の巨匠といえるでしょう。
齊白石 大富貴
中国近代絵画の巨匠・斉白石の作品を高価買取いたします
斉白石(せいはくせき)は、伝統的な中国画の様式に革新をもたらし、20世紀を代表する芸術家として国内外で高く評価されている画家です。写意を重んじた表現と、民衆の生活に根ざした題材によって独自の世界を築きあげた斉白石の作品は、現在もコレクターや美術愛好家の間で高い人気を誇ります。
当店では、斉白石による絵画・書・篆刻作品の査定と買取を行っております。魚や蝦、野菜、草虫などを生き生きと描いた作品はもちろん、詩書画印の揃った書画一体の作品や、印譜・落款のある巻物・軸物なども幅広く取り扱っております。とくに肉筆による真作や、制作年や由来が明確なものは高額査定の対象となります。
斉白石は、中国国内のみならず国際的にも評価が高く、オークションでも高値で落札されることが多いため、資産的価値も非常に高い作家です。ご所蔵の作品について、「価値がわからない」「保存状態が気になる」「売却を検討している」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度当店にご相談ください。
創業以来、私どもは中国絵画に精通した専門家による丁寧な鑑定と、過去の取引実績・市場動向を踏まえた根拠ある査定を行ってまいりました。斉白石の真価を正しく見極め、誠意をもってご対応いたします。
出張査定やLINEによる事前相談も承っております。斉白石の作品をお持ちの方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
齊白石 九如圖 斉白石 九匹の魚
斉白石作品の買取に関するよくあるご質問
Q. 斉白石の作品が1点だけなのですが、買取は可能ですか?
A. はい、1点からでも丁寧に査定・買取いたします。
斉白石の作品は一点一点が価値を持つ貴重な美術品ですので、1点のみのご依頼でも問題ございません。作品の種類や大きさ、ご保管場所の状況に応じて、店頭・出張・宅配のいずれか最適な方法をご案内いたします。まずはお気軽にご相談ください。
Q. 本物かどうか不安なのですが、査定してもらえますか?
A. はい、真贋不明の状態でも拝見させていただきます。
斉白石は非常に人気のある画家であるため、模倣作や贋作も市場に存在します。当店では中国書画に精通した専門鑑定士が、作品の筆致・款記・印章などを総合的に見て慎重に鑑定いたします。LINEやメールでの写真による簡易査定も承っておりますので、ご安心ください。
Q. 斉白石の作品以外にも中国絵画や陶磁器があります。まとめて査定してもらえますか?
A. はい、まとめての査定・買取も大歓迎です。
斉白石以外にも、呉昌碩や徐悲鴻、張大千といった中国近代の巨匠作品や、景徳鎮の磁器、古墨、書道具などの古美術品も取り扱っております。多種多様なお品を一括で査定・買取できる体制を整えておりますので、お気軽にお申し付けください。
Q. 共箱や箱書きがないのですが、買取対象になりますか?
A. はい、付属品がなくても買取は可能です。
共箱や箱書きは、真贋や来歴を裏付ける上で重要な資料となりますが、これらがない場合でも、作品本体の状態や内容によっては十分に高額査定となることがあります。査定時に丁寧にご説明いたしますので、どうぞ安心してご依頼ください。
Q. 写真だけで査定してもらえますか?
A. はい、画像による事前査定も可能です。
作品の全体像や署名・落款・印章などが確認できる画像をLINEまたはメールにてお送りいただければ、目安となる査定額をご案内いたします。ただし、最終的な査定額は実物を拝見した上でのご提示となりますので、予めご了承ください。
Q. 斉白石の作品以外にも古い書画や道具類がありますが、買取してもらえますか?
A. はい、中国美術全般の買取を行っております。
斉白石以外の書画はもちろん、古陶磁、書道具、篆刻印材、古墨、文房具類など、中国美術に関する幅広いジャンルのお品を取り扱っております。処分に迷われているお品がございましたら、ぜひ一度ご相談ください。経験豊富な専門スタッフが誠実に対応いたします。
斉白石の作品で北岡技芳堂が選ばれる理由
北岡技芳堂では、斉白石(さいはくせき)の書画や篆刻、詩書一体の作品、さらには金石文や印譜など、幅広いジャンルの作品を真摯に査定し、その芸術的価値を的確に評価した上で、高価買取を実現しております。当店が多くのお客様にお選びいただいているのは、信頼と実績に裏打ちされた丁寧な対応があるからです。
まず、私どもは過剰な広告費や人件費、店舗運営にかかるコストを最小限に抑えることで、その分を査定価格に反映させています。中間マージンを排した仕組みにより、お客様にご納得いただける買取価格をご提示することが可能となっております。また、昭和25年の創業以来、個人情報やご売却に関する情報の守秘に細心の注意を払い、誠実な取引を重ねてまいりました。
斉白石の作品は国内外で高い評価を受けており、近年もオークション市場で注目を集めています。当店ではこうした市場動向を綿密に把握し、根拠ある価格をご提示いたします。ご希望があれば即日の出張査定にも対応し、長年にわたって中国美術に携わってきた店主自らがご訪問の上、丁寧に拝見させていただきます。
斉白石の査定価格に影響する要素
斉白石の作品は、題材や筆致、制作時期によって大きく評価が異なります。一見すると似た構図でも、筆意や構成、書風の違いによって市場価値には明確な差が生じます。とくに、写意画としての完成度が高い蝦や魚、野菜などの作品や、詩書画印が揃った総合芸術としての軸物は、市場でも非常に人気が高く、査定額も上昇傾向にあります。
また、斉白石は非常に多作であると同時に、贋作の流通も多いため、真贋鑑定が重要なポイントとなります。署名や印章、画風の一貫性、過去の図録・展覧会への掲載歴などが判断材料となり、作品の信用性が高いほど市場価値も上がります。作品によっては、数十万円から数百万円、さらには1000万円を超える評価がなされることも珍しくありません。
保存状態も大きな要因です。軸装の劣化や紙本の傷み、シミなどが見られる場合には評価が下がることがありますが、良好に保存され、表装も整っている作品は見た目の印象も良く、高評価につながります。
さらに、制作時期や作風の変遷も重要な評価軸です。晩年の作品は特に人気が高く、筆勢に円熟味が感じられるものは高い評価を受けやすい傾向にあります。とくに、確実な制作年や来歴が明らかな作品は、コレクターの間でも評価が安定しており、相場にも反映されやすくなります。
このように、斉白石の作品は一つとして同じ価値のものはなく、多くの要素が複雑に絡み合って評価されます。美術市場も常に変化しておりますので、少しでもご興味やご不安がございましたら、まずはお気軽にご相談ください。北岡技芳堂では、斉白石作品の正当な価値を見極め、安心と納得のいく取引をお約束いたします。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
愛知県名古屋市中区門前町2-10
電話052(251)5515
営業10:00-18:00
2025年6月23日
胡鉄梅の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ
御所蔵の中国人作家 胡鉄梅の作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。
胡鉄梅(こてつばい)の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、胡鉄梅の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。
胡鉄梅の掛軸をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の胡鉄梅のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた胡鉄梅の作品を鑑定して買取りいたします。
美術品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の胡鉄梅の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
胡鉄梅 梅竹図
胡鉄梅(こてつばい/Hu Tie Mei、1851年–1913年)は、清朝末期から中華民国初期にかけて活躍した著名な書画家であり、その豊かな詩文の教養とともに、花鳥画における独自の様式で高く評価されている人物です。江蘇省蘇州の出身で、名を胡璉、字を鉄梅と号し、別号に梅道人、鉄道人などがあります。とりわけ「鉄梅」の号がよく知られ、現代においてもその名で多くの作品が伝わっています。
胡鉄梅は、幼い頃から詩書画の素養を身につけ、特に伝統的な文人画の精神を深く継承しながらも、時代の感覚を取り入れた自由で奔放な表現に特徴があります。彼の画業においてもっともよく知られるのは花鳥図であり、梅・竹・菊・蘭など四君子を好んで描きました。筆致は柔らかでありながら鋭さを持ち、濃淡の妙を生かした墨法には気品と余情が宿っています。特に梅の画には強い愛着を持ち、「鉄梅」という号そのものが、彼の画題に対する象徴的な関わりを物語っています。
また、胡鉄梅は詩・書にも優れた才能を持ち、画面の一部に自作の詩を添えたり、題跋を施したりすることが多く、詩書画一体の境地を志向した典型的な文人画家でした。書は楷・行・草に通じ、特に奔放で流麗な草書には、彼自身の感情や美意識が色濃く表現されています。そのため、彼の作品は単なる絵画にとどまらず、鑑賞者の心に語りかけるような詩情を伴っています。
清末から民初にかけて、中国の社会が大きく揺れ動くなかにあって、胡鉄梅は文人としての矜持を持ち続け、同時代の芸術家たちとも交流を深めました。呉昌碩や斉白石とも親交があり、その作品にも互いに影響を与え合った痕跡が見られます。
今日においても、胡鉄梅の作品は中国美術の中で重要な位置を占めており、その詩意豊かな花鳥画は、日本を含む多くの愛好家に親しまれています。特に墨梅図や草書の扇面作品などは、近年の書画市場においても高い評価を受けています。彼の作風は、文人画の伝統を受け継ぎつつ、近代へと橋渡しをした貴重な存在として、美術史的にも再評価が進んでいます。
胡鉄梅 延年長春図
胡鉄梅(こてつばい)の書画作品のご売却をお考えの方は、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。胡鉄梅は清末から民国初期にかけて活躍した著名な文人画家であり、特に詩・書・画の三芸を融合させた花鳥図や梅花図において高い評価を得ています。その豊かな詩情と流麗な筆致は、今なお多くの愛好家やコレクターに支持されており、近年では書画市場においても注目度が高まっています。
当店では、胡鉄梅の掛軸、扇面、冊頁、書簡など、多様な形態の作品に対応し、誠実かつ的確な査定を行っております。花鳥図をはじめとする代表的な画題はもちろんのこと、自作の詩を添えた詩書画一体の作品や、墨梅を題材とした扇面なども、作風や保存状態を丁寧に拝見し、価値を正しく見極めた上で買取価格をご提示いたします。
胡鉄梅の作品には、真贋の判断が難しいものも多く存在しますが、当店では長年にわたり中国書画を扱ってきた専門の鑑定士が在籍しており、確かな知識と経験をもとに一件一件丁寧に査定いたします。共箱や識者による題箋、展覧会図録への掲載歴などがあれば、査定の際にお知らせいただくことで、より正確な評価につながります。
ご自宅にお伺いする出張買取にも対応しており、ご遠方のお客様や多数のお品をお持ちの方でも、安心してご依頼いただけます。まずはLINEやメールでの画像査定からでも構いませんので、お気軽にご相談ください。胡鉄梅という近代中国美術の重要な画家の作品だからこそ、その価値を見極める専門店にお任せいただければ幸いです。北岡技芳堂では、お客様のご信頼にお応えできるよう、心を込めて対応させていただきます。
胡鉄梅の買取でよくあるご質問
Q. 作品が1点だけでも買取していただけますか?
A. はい、1点からでも買取は可能です。ただし、お品物の種類や保管状況によっては、出張対応が難しい場合もございます。まずはお気軽にご相談ください。ご事情に応じた最適なご提案をさせていただきます。
Q. 本物かどうかわからないのですが、査定してもらえますか?
A. もちろん可能です。真贋の判断は、当店にて専門の鑑定士が実物を拝見し、丁寧に査定いたします。事前にLINEやメールでお写真をお送りいただく簡易査定にも対応しておりますので、お気軽にご利用ください。
Q. 胡鉄梅の作品以外に、陶器や他の骨董品もあります。一緒に査定してもらえますか?
A. はい、書画以外のお品も含めてまとめて査定・出張買取が可能です。複数点を同時にご依頼いただく場合には、全体のバランスを考慮した適正価格をご提示いたします。査定額にご納得いただければ、その場での買取も承ります。
Q. 箱や箱書きが付属していないのですが、それでも買取可能ですか?
A. 共箱や箱書きがない場合でも買取は可能です。ただし、保存状態や付属品の有無が評価に影響することがございます。できるだけ多くの情報をご提供いただければ、より正確な査定が可能になります。
Q. 画像だけで査定していただけますか?
A. はい、画像による簡易査定も承っております。ただし、お品物によっては実際の紙質や筆致などを確認しないと判断が難しい場合もあります。その際には実物を拝見させていただいた上で、最終的な査定額をご提示いたします。
Q. 胡鉄梅の作品ではないのですが、他の作家のものも買取していただけますか?
A. はい、当店では胡鉄梅に限らず、さまざまな中国書画・日本画・古美術品を対象に幅広く買取しております。陶磁器や漆器、工芸品なども含め、お気軽にお問い合わせください。
胡鉄梅の作品で北岡技芳堂が選ばれる理由
北岡技芳堂では、胡鉄梅(こてつばい)の書画作品を誠実かつ専門的に査定し、高価買取を実現しております。私どもが多くのお客様にご信頼いただいているのは、長年の実績と深い専門知識に裏打ちされた対応力にあります。
当店は、広告費や人件費などの無駄な経費を最小限に抑え、その分を査定額に還元しています。中間マージンをできる限り省くことで、お客様にとって納得のいく買取価格をご提示することが可能となっております。また、昭和25年の創業以来、個人情報やご売却のご事情に関しては一貫して秘密厳守を貫き、安心してご利用いただける環境を整えてまいりました。
胡鉄梅の作品は、中国近代文人画の中でも詩書画一体の精神を体現するものとして市場価値が高く、当店では過去のオークション実績や現在の市場動向を的確に把握し、根拠ある査定を心がけています。ご希望があれば、予定を調整のうえ即日の出張買取にも対応可能です。そして何よりも、鑑定歴豊富な店主自らがご訪問し、大切なお品物を丁寧に拝見いたします。
胡鉄梅の査定価格に影響する要素
胡鉄梅の作品は、一見すると似たように見えるものでも、制作背景や内容、保存状態によって大きく評価が異なります。査定においてまず重視されるのは、作品の種類や形式です。梅花や花鳥を描いた軸物や、詩を添えた扇面・冊頁などは、特に人気が高く、完成度の高い作品は市場でも高く評価されます。展覧会図録や研究書に掲載された作品、また由来のはっきりしたものは、さらに査定額が上がる傾向にあります。
次に重要なのが真贋の判断です。胡鉄梅は人気の高い画家であるため、模倣や贋作も少なくありません。当店では豊富な経験をもとに、作品の筆致や構成、款記、印章などを総合的に検証し、慎重に鑑定いたします。現在の市場では、胡鉄梅の作品はおおむね5万円から20万円前後で取引されており、図録掲載作や筆力の冴えた作品ではそれ以上の評価がつくこともあります。
保存状態も価格に大きく影響する要素です。シミ、ヨレ、虫喰い、表具の傷みなどがある場合は減額の対象となりますが、丁寧に表装された作品や保存状態の良いものは、その美観も含めて高く評価されます。
また、胡鉄梅の作品は文人としての詩情と美意識が色濃く反映されているため、構成力や墨使いの巧拙も評価の分かれ目となります。詩と画が調和した品格のある作品は、コレクターや愛好家から特に求められています。
このように、胡鉄梅の作品は作品ごとの特性や背景によって価値が大きく異なります。さらに、美術市場全体の動向も常に変化していますので、まずはお気軽にお問い合わせいただければ、現在の相場をふまえた丁寧なご案内と査定をさせていただきます。大切な作品を安心してご売却いただけるよう、誠実な対応をお約束いたします。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
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北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
愛知県名古屋市中区門前町2-10
電話052(251)5515
営業10:00-18:00
2025年6月22日
呉大澂の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ
御所蔵の中国人作家 呉大澂の作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。
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呉大澂 本人
呉大澂(ごだいちょう、Wu Dacheng/1835年-1902年)は、清朝末期の中国において、官僚・書家・篆刻家・金石学者として多彩な活躍を見せた文人です。彼は近代中国における金石考証の大家として、またその洗練された書風と印風によって、近代書画史・印学史に確かな足跡を残しました。
江蘇省儀徵(ぎしょう)に生まれた呉大澂は、若年より学問に秀で、咸豊9年(1859年)には進士に及第して官界に入りました。その後、地方官としても実績を重ね、湖南巡撫(こなんじゅんぶ)などの要職を歴任します。清末の列強進出の時代にあって、軍政や教育面でも近代化に取り組んだ点は、彼の行政官としての側面の一つです。
しかし、呉大澂の真の評価はその文人としての活動にあります。彼は古銅器・古印・石鼓文・甲骨文などに深い関心を持ち、清代考証学の精神を継承しつつ、実物に即した厳密な金石研究を推し進めました。代表的著作に『説文古籀補』『古籀彙編』などがあり、篆書の整理・体系化において後世に多大な影響を与えました。とりわけ石鼓文の研究においては第一人者とされ、彼自身も石鼓文風の書を多数残しています。
篆刻においても、呉大澂は明・清の諸派を継承しながらも、金文や古印の精神を積極的に取り入れた精緻かつ格調高い作風を確立しました。彼の印は構成が整い、古典に根ざしながらも知的な抑制と品格があり、当代の文人たちに強い影響を与えました。書においては篆書・隷書・楷書いずれも優れ、とくに篆書においては碑学と金石学を融合させた理知的な美が評価されます。
晩年には、教育や金石研究を後進に伝えることにも力を注ぎ、彼の業績は呉昌碩をはじめとする後の文人たちによって受け継がれていきました。呉大澂は、清末の知的伝統と美意識を体現し、書・印・金石学を一体化させた稀有な存在として、現代においても尊敬される人物です。
呉大澂 書
呉大澂(ごだいちょう)の書や篆刻作品、または金石に関する著作物をご所蔵で、売却をご検討されている方は、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。呉大澂は清朝末期の中国を代表する文人であり、篆書・篆刻・金石学において卓越した業績を残した人物です。その作品は書画としての美術的価値にとどまらず、学術的にも極めて高い評価を受けており、現在の市場でも収集家から根強い人気があります。
当店では、呉大澂の掛軸、額装書、印譜、印材、古籍、または拓本など、多様な作品や資料を対象に、丁寧な鑑定と誠実な査定を行っております。彼の作品は、単に筆跡や印影を見るだけではなく、内容に込められた金石学的知識や詩文の教養も評価の対象となります。そのため、査定には専門的な眼が求められますが、当店では長年にわたり書画や骨董に携わってきた店主自らが一点ずつ丁寧に拝見し、真贋と価値を正確に見極めます。
また、呉大澂の作品には贋作や模倣品も多く出回っているため、真作であることの判断が査定額に大きく影響します。もし箱書きや由緒のある来歴、出版物への掲載歴などがございましたら、査定時にお伝えいただくことで、より高い評価につながることもございます。もちろん、こうした付属情報がなくとも拝見させていただきますので、お気軽にご相談ください。
ご遠方の方やご自宅からの持ち出しが難しい方には、出張買取も対応しております。まずはLINEやメールで画像をお送りいただく簡易査定からでも構いません。呉大澂という歴史的価値のある人物の作品だからこそ、その真価を見極める確かな目をもった専門店にお任せください。北岡技芳堂では、心を込めて誠実に買取をさせていただきます。
呉大澂の書
清朝末期の重鎮・呉大澂(1835~1902)による篆書対幅です。上聯には「経史要文尚宣雅頌」、下聯には「春秋佳日共酌壺觴」と記されており、古典の教養と風雅な情趣が見事に融合された一対の作品となっています。
呉大澂は江蘇省呉県の出身で、初名を大淳と称しましたが、穆宗(同治帝)の諱「載淳」を避けて「大澂」と改めました。字は清卿、号は恒軒、晩年には愙斎と号し、その名は金石学と書芸の分野で今日に至るまで広く知られています。
その生涯については、かつて上海図書館館長を務めた顧廷龍が編纂した『愙斎宣誓年譜』に詳述されており、書画を愛好した商家に育った呉大澂が、幼少期から学問と芸術に親しんでいたことが記されています。若き日には、段玉裁の学統を継ぐ学者・陳奐に師事し、『説文解字』を通して篆文の造形に親しみました。この時期に書かれた「篆文孝経」は、彼の書家としての素地を物語る貴重な遺作のひとつです。
1868年(同治7年)には進士に及第し、翰林院庶吉士として朝廷に仕えるようになります。その後は莫友芝をはじめとする当代の名流と交友を深め、金石学において深い議論と実践を重ねました。中年以降は、金文を自在に操る書風を確立し、『恒軒所見所蔵吉金録』『愙斎集古録』『説文古籀補』といった著作により、金石考証の分野で卓越した業績を残しました。
また、篆刻にも優れ、書だけでなく印の芸にも深い造詣を示しています。画においては惲寿平や黄易に学び、山水や花卉画を得意とし、題跋に用いる書もまた、品格と潤いに満ちた行書・楷書で高く評価されています。
本作は、呉大澂の学識と造形美が結晶した篆書対幅であり、小篆を基調としながらも、金文の筆致が巧みに織り交ぜられています。やや正方形に整えられた字形に重厚な構えが感じられ、筆力と構成力の円熟をうかがわせることから、晩年の制作であることが推察されます。まさに金石の精神を体現する書といえる逸品です。
呉大澂の買取でよくある質問
Q. 作品が1点だけでも買取していただけますか?
A. はい、1点からでも買取は可能です。ただし、お品物の種類や大きさ、保管場所の状況などによっては、出張での対応が難しい場合もございます。まずはお気軽にご相談いただければ、最適な方法をご案内いたします。
Q. 本物かどうか自信がないのですが、査定していただけますか?
A. 真贋については、当店の専門鑑定士が拝見した上で慎重に判断いたします。事前にLINEやメールにてお写真をお送りいただく簡易査定も可能ですので、ご安心ください。
Q. 呉大澂の作品以外にも陶器などがあります。まとめて出張査定は可能ですか?
A. もちろん対応可能です。書画に限らず、陶器や漆器、骨董品など、複数のお品がある場合でも、まとめて出張で拝見させていただきます。ご納得いただければ、その場での買取もいたします。
Q. 箱や箱書きが付属していないのですが、買取対象になりますか?
A. 共箱や箱書きがない作品も、買取可能です。ただし、付属品の有無や保存状態によって、査定額に影響する場合がございます。詳細は実際の拝見時にご説明いたします。
Q. 画像だけで査定してもらうことはできますか?
A. はい、画像による簡易査定も承っております。ただし、画像だけでは判断が難しい場合もございますので、正確な評価をご希望の場合は、実物の拝見をおすすめしております。
Q. 呉大澂の作品でないものも買取していただけますか?
A. はい。当店では書画以外にも、陶芸作品や漆芸、金工、古道具など、多岐にわたる古美術品の買取を行っております。ご不要になったお品がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
呉大澂の作品で北岡技芳堂が選ばれる理由
北岡技芳堂では、呉大澂(ごだいちょう)の書や篆刻作品、金石関係資料などを誠実かつ的確に査定し、その真価に見合った高価買取を実現しております。当店が多くのお客様にお選びいただいている理由は、信頼と実績に基づいた対応にあります。
まず、私どもは過剰な広告費や人件費、店舗運営コストを抑えることで、その分を査定額に反映させております。中間マージンを削減することで、お客様にご満足いただける査定価格を実現できるのです。また、昭和25年の創業以来、私どもは個人情報やご売却に関する情報の取り扱いに細心の注意を払い、秘密厳守を徹底しております。
さらに、呉大澂作品の近年のオークション実績や市場での動向を的確に把握し、根拠のある査定価格をご提示いたします。ご希望に応じて、予定が合えば即日の出張買取も可能です。そして何より、当店では鑑定歴豊富な店主自らがご訪問し、お客様の大切な作品を丁寧に拝見いたします。
呉大澂の査定価格に影響する要素
呉大澂の作品は、一見すると似たように見えるものでも、細部の違いや背景によって大きく評価が異なります。査定において重要な要素として、まず挙げられるのが作品の種類です。篆書による書作品や、詩書を組み合わせた対幅など、学識に裏打ちされた完成度の高い作品は特に高く評価されます。また、展覧会図録や研究書に掲載された来歴の明らかな作品は、収集家の間でも需要が高く、査定額も上がる傾向にあります。
次に大きなポイントとなるのが真贋の判断です。呉大澂は名声の高い文人であるがゆえに、模写や贋作も多く出回っています。そのため、確かな目利きによる慎重な鑑定が不可欠です。市場では、状態や内容に応じておおよそ100万円から500万円前後で取引されており、質や出自によって価格は大きく変動します。
保存状態も見逃せない要素です。シミ、折れ、表具の傷みなどがある場合には評価が下がる可能性がありますが、反対に良好な保存状態で丁寧に軸装されている作品は、見た目の印象も良く高く評価されます。
さらに、作品そのものの出来栄えも重要です。呉大澂は筆力と構成力に優れ、篆書においても気韻豊かな表現が魅力とされていますが、制作年代や筆意により完成度にはばらつきがあります。とりわけ、清末の書として確実に制作年が特定できる掛軸は、市場でも安定した人気を保っています。
このように、呉大澂の作品は多くの要素が複雑に絡み合い、ひとつとして同じ価値のものはありません。加えて、美術市場全体の相場も常に変動しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせいただければ、最新の情報とともに、丁寧にご案内させていただきます。大切なお品物だからこそ、正しい評価と安心の取引をお約束いたします。
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美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
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