2023年5月16日
児玉希望の絵画を買取り致します。
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北岡技芳堂では、様々な絵画を買取致しておりますが、児玉希望は特に自分自身が好きな作家でもあります。
児玉希望は大正・昭和に活躍した日本画家です。 風景画や人物画、歴史画などさまざまなジャンルの絵画を描いており、いずれも緻密で繊細な描写、独特の淡い色調が特徴として挙げられます。また優れた水墨画を残した画家でもあり、全盛期にはヨーロッパ各国をめぐって学びつつ水墨画の展覧会を開催して好評を博しました。その作品は日本国内外で高い評価を得ており、代表作の多くは美術館・博物館に所蔵されています。
児玉希望 富士山
このような富士山が描かれた構図が人気です。現在も30万から50万はするでしょう。
児玉希望の高い買取価格のポイント
①描き込みよく明るい色彩。
②図柄が富士山が人気。
③晩年の作品は評価が高い。
児玉希望(こだま きぼう)は明治から近代にかけて活躍した日本画の巨匠です。児玉希望と聞いて真っ先に思い出されるのはやはり写実性の高い水墨画でしょう。
晩年の児玉自身が「水墨画は素人が描けるようなものではない」と語っているように、水墨画は児玉にとって特別に思い入れがあり、実際数多くの秀作を残しています。
『枯野』、『浮御堂』、『雨後』などの繊細かつ写実性の高い水墨画は児玉の集大成と言われており、後世の日本画家に多大な影響を与えました。
しかし、児玉希望は画家人生の最初から水墨画を志していたわけではありません。児玉は並々ならぬバイタリティであらゆる画題に挑戦し、試行錯誤の末、水墨画にたどり着いたのです。
児玉希望は1898年、広島県に生まれます。幼少から絵画の手ほどきを受け、13歳の頃には緻密な筆致による院体画(伝統を重視した写実的な画風)を完成させ、周囲を驚かせます。早熟な児玉はその後も絵の練達を重ね、20歳のときに上京し、日本画家の川合玉堂の弟子となりました。
そしてそのわずか3年後、帝展で初入選となります。 児玉自身が初めて出品する展覧会、しかも名誉ある帝展で入選を果たしたことで話題になり、有望な新人として注目を集めました。
その後も帝展、日展、文展などの展覧会に出品、徐々に日本画家としての地位を確立させた児玉は30歳のときに『盛秋』で特選の受賞を果たします。当代切っての日本画家のエリートとして、順風満帆な道を進む児玉でしたが、一人の芸術家として絵の可能性に頭を悩ませてもいました。
初期の児玉希望の作品の多くは明媚な色彩のコントラストや色彩と主題の調和など、鋭い色彩感覚に基づいています。しかし、そうした作品を制作し続けるうち、色彩の効能だけに依存した作風で本当に良いのか、絵というものは絵の具や墨を見せるものではないはずだ、という思いが日増しに強くなります。そうした疑問に自らが答えるために、南画、歴史画、人物画など新しい領域の絵画技術を独学し、さらに59歳のときにはヨーロッパに1年間渡り、西洋古今の芸術を学びました。
こうした試行錯誤の果てにたどり着いたのが児玉の水墨画です。鋭い観察眼を失うこと無く完成度を追求した晩年の水墨画は国内外で高評価を受け、さらに写実性のみならず「抽象水墨画」とでも言うべき新しい水墨画の可能性を追求しました。
児玉希望 花と銀鶏
色彩鮮やかで色の組み合わせが良くバランスに優れた花鳥画です。
児玉希望の晩年の水墨山水図
墨の使い方が見事です。空気や湿気まで感じさせる技量は師匠の川合玉堂ゆずりですね。
児玉希望の水墨画
師匠が川合玉堂弟子が奥田元宗というなんとも繋がりのご縁の良さを感じます。
児玉希望鑑定委員会
児玉希望鑑定委員会 東京都中央区日本橋小伝馬町10-6 芳山堂内 03-3823-7536にて鑑定を行なっていましたが現在休止中
児玉 希望(こだま きぼう)略歴
1898年7月5日 〜 1971年5月2日
日本画家、日本芸術院会員。 経歴 広島県高田郡来原村原田(現・安芸高田市高宮町原田)出身。
本名・省三。尾竹竹坡門下を経て、1918年に川合玉堂の門に入る。
「希望」の号は竹坡がつけたもの。
1921年に帝展に出品し「夏の山」で初入選。
1928年帝展では洋画の手法を取り入れた「盛秋」で特選となる。以後、新文展、日展に出品。
1950年日展運営会参事、伊東深水門下の白鳥映雪らとともに日月社を結成。
1952年の作品「室内」により日本芸術院賞を受賞。
1958年日展評議員
1959年日本芸術院会員。
1961年日展常務理事。
1970年勲三等旭日中綬章受章。画塾の門下には佐藤太清、奥田元宋、船水徳雄らが在籍した。賀茂鶴酒造社長・会長を歴任した石井泰行は娘婿。賀茂鶴酒造副社長・石井裕一郎(石井泰行の長男)は公益財団法人奥田元宋・小由女美術館理事。
作品
「大楠公」 絹本著色 佐久市立近代美術館蔵1941年(昭和16年) 第4回新文展
「花下吟詠」 絹本著色 額装1面 東京国立近代美術館蔵1942年(昭和17年)献納展
「仏蘭西山水絵巻(山・海・河)」 絹本墨画 3巻 東京国立近代美術館1958年(昭和33年)
著書など
水墨滞欧記 誠文堂新光社 1958
現代日本絵巻全集 14 児玉希望・東山魁夷 小学館 1982
児玉希望 日本画と写生の世界 泉屋博古館分館 c2007
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