2023年3月29日

千住博のウォーターホールの絵画を買取り致します。 絵画の買取ブログ

千住博の絵画の売却をご検討の方は北岡技芳堂が高価買取させて頂きます。

 
 
電話やメールなどでお気軽にご相談下さい。千住博の略歴や買取相場や高く売るポイントなどもご紹介しておりますので売却の際のお役立ちになれば幸いです。
 
 
 
千住博 本人写真

千住博 本人写真

 
千住博は、日本を代表する日本画作家の一人です。
 
巨大なスケールの滝や崖を描いた作品を作る日本画作家として知られています。
 
絵画の制作を行う傍ら、日本画の魅力を広めるために芸大などで講演や著述活動にも意欲的です。
 
2007年〜2012年までは、京都造形芸術大学学長を務めました。
 
 
 
 
千住博 崖

千住博 崖

 
 
 
千住博の絵画の特徴は、「自然の側に身を置くという考え方が日本文化の根本にある」と捉えているところにあります。その考え方は作品にも表れており、制作活動の方針にしています。 さらに千住博の作品は、海外でも高い評価を受けています。
 
「ウォーターフォール」という作品は、現代美術の国際美術展覧会であるヴェネツィア・ビエンナーレの1995年に名誉賞を授与されました。
 
 
 
 
 
ヴェネツィア・ビエンナーレ(1995年)で名誉賞

ヴェネツィア・ビエンナーレ(1995年)で名誉賞

 
 
このウォーターフォールシリーズは、現在でも人気があります。
 
また2023年現在も現役で活躍されております。ニューヨークのアトリエを拠点に活動中です。世界各地で展示会を開催。2021年には令和2年度日本藝術院賞を受賞し、高い人気の日本画作家です。
 
 

千住博の作風

 
千住博は伝統的な日本画の技法を使いながら、モダンな雰囲気を醸し出す作風であるとされます。
 
 
作品のほとんどは、滝や崖といった美しい自然が題材です。
 
 
千住博は「自然の中にこそ、美しさがある」と定義しています。
 
 
そのため使っている絵の具にもこだわりがあり、作品は天然の鉱物を使った岩絵具で描かれています。
 
 
さらに「にかわ」という動物性油脂を使った技法を用いている点も特徴です。
 
 
和紙を定着させ、スタイリッシュな日本画を描いています。
 
 
千住博の作品は幻想的な色合いが特徴で、見るものを引き込むことが魅力です。
 
 
 

千住博の買取でよくある質問

 

Q.1点でも買取りして頂けますか?

 

A.1点でも買取り可能ですが品物により、出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。

 

Q.本物か偽物か分かりませんが買取りして頂けますか?

 

A.千住博の作品は、当店が真贋を拝見させて頂き判断させて頂きますので一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像を送ってください。

 

Q.千住博の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りして頂けますか?

 

A.もちろん出張鑑定をさせて頂き買取りさせて頂きます。

 

Q.箱や裏にサインが無いのですが買取りしてもらえますか?

 

A.共箱が無くても裏にサインがなくても買取りは可能ですが買取り価格は低くなります。

 

Q.石黒宗麿の作品は画像で査定して頂けますか?

 

A.画像で判断できる品もありますが簡易査定となります。画像査定が難しい場合は実際に作品を拝見させて頂きます。

 

Q.千住博の作品ではありませんが買取りして頂けますか?

 

A.千住博の作品でなくても絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。

 
 
 
 
 
千住博 ウォーターホール 限定150 HSエディション

千住博 ウォーターホール 限定150 HSエディション

 
 
また、千住博が定める美の定義は「生きる力にエネルギーを与えるもの」といわれています。
 
人は様々な体験を通して美を得ます。千住博はそれを民族や国境、宗教を超えて理解し合い、同じ人間であることを再確認することを芸術としているのです。
 
その考え方が反映されているからこそ、世界中で評価され多くの美術展で出品されるようになりました。
 
さらに千住博は、空間デザインにも深い知識があることから、軽井沢千住博美術館にもこだわって設計いたしました。
 
千住博のコンセプトを最大限に生かしており、開放的な空間は人気を集めています。
 
 
 
 
軽井沢千住博美術館

軽井沢千住博美術館

 

 
千住博の作品は益々人気が出てきております。近年、値上がりもしております。
 
特に白い滝ウォーターホールが人気があります。
 
海外でも人気があり、シカゴやロンドンでも個展をされたそうです。北岡技芳堂では千住博先生の作品を高値で買取いたします。
 
20年前に買われた作品でも値上がりしている作品があります。
 
売却を検討されている方は一度お問合せください。

 

千住博の代表作

 
千住博の代表作について紹介します。人気の作品についてご説明致します。
 
下記を参考にしてみてください。
 
 
 
 
千住博 ウォーターフォール

ウォーターフォール

千住博が描いた作品で一番多く名前が挙がるのが「ウォーターフォール」でしょう。
 
滝が力強く落ちる様子が描かれており、壁一面に広がるダイナミックな表現が人気です。
 
 
 
 
千住博 メタルフォール

メタルフォール

滝をモチーフにした「メタルフォール」は、金属板にエッチングという金属を溶かして、絵を描いていく技法を使った作品です。素材から感じる冷たさと描かれている滝の温度感がうまく合わさっています。
 
 
 
 
千住博 光の城

光の城

森シリーズの1つである「光の城」は、奈良公園で偶然出会った鹿との不思議な体験から生まれた作品です。幻想的な雰囲気が、見たものを引き込みます。 千住博の作品は、どれも異なる魅力を持っています。さまざまな作品に触れて、千住博の世界観を味わってみてください。
 

 

 
 
 
※千住博の絵画を買取り致しております。どんな作品でもまずはご連絡ください。まずはどんな作品をお持ちか教えてください。ご丁寧にご説明させて頂きます。ライン査定も行っております。
 
 
 
 
 
 
千住博 ウォーターフォール・オン・カラーズ

ウォーターフォール・オン・カラーズ

近年は様々な色で滝を描いております。ウォータフォールの展開ですね。
 
 
 

滝の誕生

現代美術の国際的展覧会である1995年の第46回ヴェネツィア・ビエンナーレの日本代表作家に選ばれた千住博は、当初、地球創生を彷彿させる作品「フラットウォーター」の出展を計画していましたが、その取材で滞在していたハワイのキラウエア火山の取材で一つの重要な発見をします。それが滝でした。フラットウォーターの制作中も気になる存在として千住の脳裏に焼き付いていた滝は、やがて作品として描かれることになり、作品「The Fall」として完成し、日本館で展示され名誉賞を受賞しました。背景の崖をモノトーンの黒色で塗りつぶし、その上に正面から見据えた滝が描かれた作品「The Fall」は、宇宙空間から発出される絶対者の意志がエネルギーとして降臨するかのように見えます。そのためタイトルは「The Falls」(滝)ではなく落下、降下を意味する作品「The Fall」と付けられたものとも考えられます。
 
 
 
 
千住博 フラットウォーター 

フラットウォーター 

フラットウォーターの作品を最初に描かれたようですね。こちらの作品も千住博の独創性がすでに出ております。
 
 
 

滝の発展

翌年の1996年、滝はその方向性に対しての様々な試みが行われました。「Waterfall on Print」は現代美術的なアプローチによって、「Waterfall」は日本画的なアプローチにより生まれたものです。
 
「Waterfall on Print」は、アクアチントによる銅版画作品で、銅版に腐食液を流すことで生じたイメージが作品になっており。液体の激しい飛沫が写し出されています。
 
これは、戦後アメリカでジャクソン・ポロックらによって広まった、絵筆で描かずに顔料を下地に垂らしたりするアクションペインティングの手法の一つで、ポーリンング(流し込み)に近く、行為としての芸術、結果ではなく過程としての芸術の一つの試みだと解釈できます。
 
まるで科学実験のように、液体の流れとその軌跡だけが写し取られたこの作品の本質は、「The Fall」で提示された落下なのであり、落下の事実のみがミニマルに表現された現代美術作品と呼ぶことができます。
 
一方で「Waterfall」は、過程の芸術よりも、結果としての美が追求された日本画的な作品として制作されています。
 
ヴェネツィア・ビエンナーレにより巻き込まれることになった、現代美術と日本画という二つの潮流は、その後生み出される千住博の作品に大きな影響を及ぼすことになりました。
 
 
 
 
千住博 Waterfall on Print

Waterfall on Print

こちらの作品も千住博の違った一面が垣間見れます。
 
 
 
 

現代美術としての滝

「Waterfall on Print」と同じように描かれた滝として「青い滝」があります。4メートルを超える和紙に幾筋もの顔料が流されただけの滝の大作は、結果としての美よりも、エネルギーの天からの降臨を顔料の落下により示そうとする芸術行為が優先されて描かれたものと考えられます。
 
現代美術では、岩絵具や油絵具のような技法の制約から完全に解き放たれた芸術行為として、あらゆる技法、手段を用いて作家が考えるコンテクストを作品として伝えることが求められます。
 
 
 
 
千住博 蛍光絵具

龍神Ⅰ・Ⅱ 

「龍神Ⅰ・Ⅱ」では、昼の世界と夜の世界を表現するために、ブラックライト LED による照明装置とコンピューター制御によって時間がコントロールされています。作家が最も伝えたい概念の中核である「時間」と「時間が作り出す世界=私たちの世界」を表現するために、伝統的な日本画の素材を用いずに、現代のテクノロジーが用いられています。
 

 

千住博は今後も注目されます。

 

千住博先生は、日本を代表する画家であり、今後もその活躍が期待されています。彼は、伝統的な日本画の技法を継承しながらも、独自のスタイルを確立しており、特に自然を題材とした壮大な作品が知られています。

 

彼のキャリアはすでに多くの国内外の美術館やギャラリーで展示されており、今後もさらに活動が広がっていく可能性があります。

 

今後の千住博の展望としては、以下のことが考えられます。

 

1. 世界的な展開のさらなる拡大

 

千住博は、国際的にも評価の高いアーティストです。今後も海外での展覧会やプロジェクトが増加し、日本の美術の魅力を世界に広める活動が期待されます。特に、彼の作品が持つ自然と神秘性をテーマにした表現は、世界中の観客に強い共感を与えるでしょう。

 

2. 公共空間や大規模プロジェクトへの参加

 

千住博はすでに建築空間や公共空間での日本画作品の制作を行っており、今後も大規模な公共プロジェクトやコラボレーションが増える可能性があります。彼の作品は自然との調和をテーマとしているため、環境デザインや建築分野との協働が考えられます。

 

3. 新しい技法やメディアへの探求

 

千住博は伝統的な日本画の技法を大切にしつつも、現代の技術を活用することにも積極的に行っております。例えば、デジタルアートやインスタレーションアートといった新しいメディアへの挑戦も考えられるでしょう。彼のアーティスティックな視点が、これまでにない新たな表現形式を生むかもしれません。

 

4. 後進の教育と文化活動

 

千住博は教育者としても活動しており、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)の学長を務めた経歴があり、今後も後進の指導や、若手アーティストの支援、文化活動を通じて、日本画の未来を担う人材の育成に力を入れることが予想されます。

 

※千住博氏は、これからもその独自の美術表現で多くの人々にインスピレーションを与え続けることでしょう。

 
 

千住博 略歴

 
 
1958年1月7日 東京都杉並区に生まれます。
 
 
1964年 慶應義塾幼稚舎に入学。
 
 
1970年 慶應義塾普通部に入学。
 
 
1974年 慶應義塾高等学校に入学。
 
 
1978年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻に入学。
 
 
1982年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。
 
 
1984年 東京藝術大学大学大学院修士課程修了。修了制作東京藝術大学買上。
 
 
1987年 東京藝術大学大学院博士課程単位取得満期退学。修了制作東京大学買上。
 
 
1988年 ガレリアフォルニ(ボローニャ・イタリア)にて個展
 
 
1989年 オーストラリア・シドニーにあるマンリー市立美術館で個展。「ジ・エンド・オブ・ザ・ドリーム」を発表します。
 
 
1990年 神奈川県立近代美術館で「収蔵作品による近代日本画の歩み展」に参加します。
 
 
1993年 ニューヨークの美術誌「ギャラリーガイド」の表紙に選出されます。ニューヨークのマックスウェルデビッドソンギャラリーで個展。「Flatwater」を発表します。 
 
 
1994年 山中湖高村美術館で個展「千住博1980−1994展」。「星のふる夜に」に対し第4回けんぶち絵本の里大賞を受賞。第7回MOA岡田茂吉賞絵画部門優秀賞受賞。
 
 
1995年 創立100周年のヴェネツィア・ビエンナーレ絵画部門にて名誉賞を東洋人として初めて受賞。台湾台北市美術館で開催された「千住博展」はピカソに次いで2人目の会期延長となりました。
 
 
1996年 彫刻の森美術館で個展。「千住博 Waterfalls & Glasses」展
 
 
1997年より大徳寺聚光院の襖絵制作にとりかかります。
 
 
1998年広島市現代美術館収蔵「八月の空と雲」に対し紺綬褒章受章。 
 
 
2000年 「ライフ」に対し河北倫明賞受賞。
 
 
2002年第13回MOA岡田茂吉賞絵画部門大賞受賞。同年ニューヨークのジャパンソサエティーとアジアソサエティーで行われた「ニューウェイオブティー」展に参加。同年韓国ソウル国立現代美術館で行われた「水墨の香り」展に参加します。
 
 
2003年 大徳寺聚光院伊東別院襖絵完成。東京国立博物館で一般公開。 グランドハイアット東京に高さ3メートル横幅25メートルの滝の壁画を制作します。
 
 
2005年 第44回ミラノサローネ「レクサス・Lフィネス」にコラボレーションアーティストとして参加。アートディレクションと絵画を担当。福岡アジア美術館で個展「大徳寺聚光院別院襖絵七十七枚の全て」展を開催します。
 
 
2006年 フィラデルフィア松風荘襖絵(ウォーターフォールシリーズ)完成。光州ビエンナーレ出品。ジャガー・ルクルト「レベルソ」誕生75年を記念した特別限定モデルの文字盤をデザインします。
 
 
2009年 ベネッセアートサイト直島・家プロジェクト参加します。 
 
 
2010年 APEC2010首脳会議の会場構成担当。2011年成都ビエンナーレ出品します。
 
 
2011年までに東京国際空港(羽田)第1、第2、国際線ターミナルのアート・プロデュース/ディレクションを担当。アートディレクションを担当したJR九州博多駅が完成。「軽井沢千住博美術館」開館します。
 
 
2013年 大徳寺聚光院京都本院の襖絵全てが完成します。
 
 
2014年 オペラ『夕鶴』の舞台美術を担当します。
 
 
2015年 第56回ヴェネツィア・ビエンナーレ「Frontiers Reimagined」展出品。シャンパーニュ委員会日本事務局より第7回ジョワ・ド・ヴィーヴル賞を作曲家の千住明、ヴァイオリニストの千住真理子と共に兄妹で受賞。故宮博物院南院プロジェクト完成(中華民国 台湾)。高野山真言宗総本山金剛峯寺の主殿2部屋の襖絵の制作を手がけることが決定。
 
 
2016年 3月1日から大徳寺聚光院創建450年を記念して、奉納した襖絵を狩野永徳の国宝障壁画、重要文化財の茶室「閑隠席」とともに2017年3月26日まで特別公開。薬師寺東院堂にて予備校時代の師・武田成功のガラス作品と「水と光の幻想」展。平成28年度外務大臣表彰受賞。
 
 
2017年 第4回イサム・ノグチ賞受賞。
 
 
2018年 「高野山金剛峯寺 襖絵完成記念 千住博展 ―日本の美を極め、世界の美を拓く―」 を開催します。
 
 
2020年高野山金剛峯寺へ奉納する襖絵を、奉納に先駆けて展覧会で紹介。(巡回会場:富山県美術館、鶴岡アートフォーラム、秋田市立千秋美術館・秋田県立美術館、そごう美術館、北九州市立美術館分館、神戸ゆかりの美術館・神戸ファッション美術館、愛媛県美術館を巡回。)JCCIより日米特別功労賞(Eagle on the World Award)受賞。
 
 
2020年 高野山金剛峯寺障屏画が奉納する。
 
 
2021年 紺綬褒章飾版と木杯受章。国宝薬師寺東塔平成大修理奉賛 平成の寶玉に選出され、同奉納。日本芸術院より「瀧図」(高野山金剛峯寺襖絵)に対し、令和2年度(第77回)恩賜賞および日本芸術院賞を授与される。 
 
 
2022年 日本芸術院会員に任命されます。
 
 
 
※千住博の絵画を買取致しております。お電話、メールにて受付致しております。千住博の絵画の売却をご検討の方は北岡技芳堂までご連絡ください。下記のページから詳しく絵画の買取についてご紹介いたします。
 
 
 
 

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