2025年3月24日

平松礼二の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の絵画買取りブログ

御所蔵の平松礼二の絵画作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。

 

平松礼二の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、平松礼二の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。

 

平松礼二の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の平松礼二のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた平松礼二の作品を鑑定して買取りいたします。

 

絵画作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の平松礼二の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。

 

 

平松礼二 路一春風渡る

平松礼二 路一春風渡る

 

 

青龍社で横山操画伯を目標に歩み始めた日本画家の平松礼二は、青龍社の解散と横山操の死によって一時制作を中断しています。再び絵筆をとったのは1976 年の昭和51年の春季創画展からです、翌年には「路」を主題とする作品によって第4回創画展で創画会賞を受賞しています。

 

これは韓国で眼にした土まんじゅうが点在する光景に触発されたものであり、以後平松礼二のライフワークとなる「路」シリーズとして発展していきます。当初の「路」は暗く沈んだ色調で林間のまばらな集落を俯瞰した構図が多く、うっすらと夜明けを予感させる画面は目標の喪失感から、何かを探し求めて彷徨する作者の心情が投影されたものとなっています。

 

やがて冬枯れの樹木に混じって鮮やかな色彩が置かれるようになり、山種美術館賞を受賞した頃から画面には華やかな装飾性が加わるようになります。この《路・波の国から》はそうした平松礼二様式の完成期の作品であり、林間を抜けて眼前に開けた田園風景に桃の花が咲き乱れ、紺碧の空に満月がかかるという夢幻的な光景が広がっている。「路」シリーズがもはや彷徨の道程でなく、安定し充実した到着点に行き着いたということでありましょうか。

 

以後、平松礼二の「路」は横山操風の力強い風景やビルの林立するニューヨークシリーズなどの展開をみせ、近年では印象派・ジャポニズムをテーマに精力的な制作活動を行っています。 当館では名古屋で少年時代を送り、豊橋の大学で学んだ平松礼二を今回郷土ゆかりの日本画家として今後の評価を期待しています。

 

平松礼二 自作の屏風作品の前で

平松礼二 自作の屏風作品の前で

 

平松礼二は、53歳で初めて出会ったフランス印象派の巨匠クロード・モネの『睡蓮』の連作に衝撃を受けました。

 

平松礼二がモネに敬意を表して作品を創りたいと強く欲した理由は何ですか?

 

平松礼二の言葉

 

モネの考えたことをより良く理解するために、彼の足跡を辿ろうと、私はジヴェルニー行きを決めました。そして彼の睡蓮の池を見てみよう、と。そこで気が付いたのですが、池は水筒の形をしており、日本風の橋がそれを横切っていました。

 

モネは水鏡を生み出すために意図的にこの形を選んだに違いない、なぜならそれは浮世絵に描かれた遊女たちが使っていた手鏡を連想させるからだ、と納得しました。水面に映る光の反射は、素晴らしい美をもたらしていました。鉢植えにされ池の底に置かれた睡蓮は、水面でその葉に囲まれて花を咲かせていました。

 

その瞬間、私は自分の疑問に答えを見出したのです。モネは、この池を伝統的日本の「美意識」と日本的「装飾的遊戯的アート」のエスプリの中で創り上げたのだ、と。そしてモネはそれら全てを彼の主作品であるあの巨大な睡蓮の装飾的画面に込めようとしたのです。私はモネの気持ちになりきろうと思いました。

 

そして今日一般の日本人、特にアーティストたちが遠ざかろうとしている傾向のある日本の伝統的なモチーフを表現するのに日本画の画材や顔料を使ってやりたいと考えました。これがモネの作品を再び生き返らせるために私が取った方法です。モネは、多くの研究課題を次の世代に残しました。

 

 

平松礼二・睡蓮の池・モネへのオマージュ

平松礼二 睡蓮の池・モネへのオマージュ

 

 

 

平松礼二の買取でよくある質問

 

Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。

 

Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.平松礼二の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。

 

Q.平松礼二の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。

 

Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。

 

Q.平松礼二の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。

 

Q.平松礼二の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.絵画作品でなくても、骨董品など様々な物が買取り対象となります。

 

 

平松礼二の買取で当社が選ばれる理由

 

1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。

 

2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。

 

3.平松礼二の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。

 

4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。

 

5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。

 

 

 

平松礼二 査定価格におけるポイント

 

平松礼二の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。

幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。

 

作品の種類

 

平松礼二先生の作品は、華やかな風景画の作品に高値の査定価格がつきます。

20万円から50万円ぐらいの買取相場です。

 

保存状態

 

シミや痛み、汚れているのも査定価格が下がります。

作品の出来・不出来

 

平松礼二の作品は、モネのオマージュの作品が評価されます。

 

額装の仕立てが良いと評価されます。

 

平松礼二展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。

 

制作年代

 

平松礼二の作品は、晩年の作品が高値で取引されております。

 

※このように同じ平松礼二の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。

 

 

 

平松礼二 略歴

 

1941年
東京都に生まれます。

 

1960年
青龍社展へ出品(春季展賞、奨励賞)

 

1966年
青龍社解散します。

 

1961年
愛知県立旭丘高等学校美術科卒業します。

 

1965年
愛知大学卒業します。

 

1977年
創画展創画会賞、春季展賞受賞します。

 

1979年
第1回中日大賞展、大賞受賞 次代への日本画展 昭和世代展 平松礼ニ展(資生堂ギャラリー)

 

1980年
第2回セントラル日本画大賞展優秀賞受賞します。

 

1983年
平松礼ニ展(東京セントラル絵画展)

 

1984年
「横の会」結成(以後毎回出品)

 

1993年
解散 日本画その明日の展望展(西武)

 

1986年

平松礼ニ展(有楽町アートフォーラム)

 

1987年
日本画の新世代展 世界の画家10代の作品展(岡崎こども博物館) 奥の細道300年展(宮城県立美術館)

 

1988年
第1回MOA美術館岡田茂吉賞、優秀賞受賞します。

 

1989年
第10回山種美術館賞展大賞受賞 平松礼ニ展(刈谷市美術館) WORKS365平松礼ニ展(東京セントラルアネックス)

 

1990年
日本秀作美術展(読売)現在まで出品しま。

 

1991年
現代日本屏風展出品(デュッセルドルフ) 現代日本絵画展(北京) 1992 新・美に生きる放映(テレビ東京) 「日曜美術館」(NHK)出演 平松礼ニ展(銀座・清澄画廊) 『平松礼ニ画集』(求龍堂)刊行 「美の世界」(日本テレビ) いのちの讃歌(京都府) 両洋の眼展(現在まで出品)

 

1992年
新・美に生きる放映(テレビ東京) 「日曜美術館」(NHK)出演 平松礼ニ展(銀座・清澄画廊) 『平松礼ニ画集』(求龍堂)刊行 「美の世界」(日本テレビ) いのちの讃歌(京都府) 両洋の眼展(現在まで出品)

 

1993 年
平松礼ニ展(日本橋・三越) 平松礼ニ展(成川美術館) 平松礼ニ展(山中湖高村美術館) 「テレビ生紀行」(NHK・BS)出演 「土曜美の朝」(NHK総合)出演します。

 

1994 年
平松礼ニ展(パリJALギャラリー) 平松礼ニ展(名都美術館) NEW YORK SCENES 平松礼ニ展(西武他) 画集『平松礼ニ』(ビジョン企画)刊行

 

1995年
素描集『花街道』(日本経済新聞社)刊行 アジアアートフェアにて個展(香港)

 

1996年
映画「眠る男」(群馬県制作)絵画担当 平松礼ニ展(高島屋・東京他) 「連画-12人の詩と夢の交響楽」(高島屋・東京)出品 詩画集『路-雨月』(芸術新聞社)刊行 平松礼ニ展(台湾 高雄市立美術館・台北市立美術館) 名古屋フィルハーモニー交響楽団創立30周年記念「路」 リトグラフ誕生200年祭招待(フランス)

 

1997 年
平松礼ニ展(路-魂の旅路)(フジヰ画廊・石川画廊) 『世界・旅の画帖』(日本経済新聞社)刊行 四人展「平山郁夫・牧 進・関口雄揮・平松礼ニ」(成川美術館)

 

1998年
平松礼ニ展(成川美術館) 平松礼ニ展(韓国光州、ソウル、ジャパンウィーク)(外務省) 戦後日本画の歩み(鳥取県立博物館) 平松礼ニ展(群馬・吾妻文化会館)

 

1999年
印象派・ジャポニスムへの旅、平松礼ニ展(高島屋・松坂屋美術館・千葉そごう美術館・成川美術館等 全国10会場) 画集『ジャポニスムへの旅』(求龍堂)刊行 「新日曜美術館」(NHK)、「美の世界」(日本テレビ) 連画・歌枕(高島屋)出品します。

 

2000 年
「文藝春秋」表紙画担当(現在に至る) MOA美術館岡田茂吉賞大賞受賞・記念展(MOA美術館)

 

2001年
平松礼ニ展(山中湖・高村美術館) 新春特別展「平松礼二展」(鎌倉市主催) 画文集『花ぐるひ』(美術年鑑社)刊行 中日劇場 新緞帳原画制作します。「モネの池に桜」 『禅の友』(曹洞宗)表紙画開始(‘04まで)

 

2002 年
『新日曜美術館・モネの睡蓮』出演します。(NHK新日曜美術館) ステンドグラス「若人の城」制作(防衛大学校記念講堂) 「睡蓮・ジャポニスムII」平松礼二展(ギャラリー白石他全国巡回) 「青龍社の系譜展」<川端龍子・横山操・平松礼二 3人展>(大阪大丸他) 「日本画革新の潮流 平松礼二展」(湯河原町立ゆかりの美術館) 画文集『睡蓮・ジャポニスムII』(美術年鑑社)刊行 『日本画から世界画へ 平松礼二・千住博 対談集』(美術年鑑社)刊行 第35回東海テレビ文化賞受賞(東海テレビ放送)

 

2003年
「美と出会う」~平松礼二 水墨の越後~鎮魂の旅(NHK教育)出演 「平松礼二展」(高知県北川村 モネの庭マルモッタン) 画集「Japonその色と形-ジャポニスムIII」(求龍堂)刊行 「Japonその色と形-ジャポニスムIII 平松礼二展」(東京・横浜・京都他巡回) 「平松礼二展」(岡山天満屋本店) 「平松礼二展」(古川美術館) 「天才画家の肖像・葛飾北斎」(NHKハイビジョン)出演します。

 

 

2004年
「日本うた絵巻」(NHK総合)出演します。「千住博+平松礼二2人展」(岩手・盛岡) 第57回中日文化賞受賞(中日新聞社)「平松礼二展」(渋谷東急本店)-ジャポニスム NHK新日曜美術館『遥かなる旅路』出演 愛知大学創立50周年記念ステンドグラス「日本の新しい朝の光」制作します。「遥かなる旅路」平松礼二展<豊橋市美術博物館・佐久市立近代美術館・松坂屋上野店>(NHK・中日新聞社) 「文藝春秋表紙画を中心に-平松礼二展」(山種美術館)

 

2005年
「課外授業・ようこそ先輩」(NHK総合)出演 日本国・ヴェトナム国文化交流ミッション団員として訪越(外務省・国際交流基金) 「平松礼二展」(長崎大丸・長崎新聞社) 俳句集「いろのは」刊行 共著(美研インターナショナル社) 「平松礼二展」-ジャポニスムの故郷(名鉄百貨店・中日新聞社) 「平松礼二展」-常に挑戦する画家(箱根・芦ノ湖成川美術館)

 

2006年
多摩美術大学 教授 退任 「平松礼二展」-花伝書(東京銀座 ギャラリー桜の木) 学校法人 了徳寺大学 学長就任 「平松礼二展」-美しの國を往く(日本橋三越、松山、福岡巡回) 画文集「美しの國を往く ジャポニスムⅣ」刊行(求龍堂) 「平松礼二展」-ジャポニスムへの旅(山形 酒田市美術館) 町立湯河原美術館・平松礼二館開館

 

2007年
「平松礼二展」-ジャポニスムへの旅(茨城 しもだて美術館) 山種美術館名品展に招待(富山県立近代美術館) 現代日本画名品展に招待(相模原市民ギャラリー) 学校法人 了徳寺大学 学長退任します。

 

2009 年
「平松礼二展ージャパン・インパクト」(ギャラリー桜ノ木) 「日本歳時記・平松礼二展」(富山大和) 『ジャパン・インパクト 平松礼二画集』(求龍堂)刊行

 

2011年
「美の巨人・平松礼二展」(箱根・芦ノ湖 成川美術館) 画文集『文芸春秋表紙画』(求龍堂)刊行 さくらと富士山 Japon―平松礼二展」(パリ・YOSHII GALERIE) 画家50年の軌跡 平松礼二展」(名古屋市美術館)

 

2012年
 愛知大学 新キャンパス記念モニュメント《愛の塔》完成 「平松礼二展」(ギャラリー・サンセリテ) 写真集『画家と庭』(求龍堂)刊行 「箱根・芦ノ湖 成川美術館所蔵 平松礼二展―日本の美を求めて―」(岡山・新見美術館)

 

2013年
「平松礼二・睡蓮の池・モネへのオマージュ」展 (ジヴェルニー印象派美術館 フランス(公立)) 「命めぐる睡蓮の庭 平松礼二 モネとの対話」 NHK新日曜美術館にて放映 2014 「平松礼二展 睡蓮画・モネへのオマージュ」展 (ベルリン国立アジア美術館・ドイツ)

 

2015年 
「尾形光琳300年忌記念特別展 燕子花と紅白梅 光琳アート 光琳と現代美術」に出品(MOA美術館) 「平松礼二・森口邦彦展」(MOA美術館) 東京・パリ・ノルマンディー 平松礼二展-ジャポニスムの故郷を訪ねて–(日本橋三越・名古屋三越)

 

2016 年
箱根・芦ノ湖 成川美術館所蔵 平松礼二展 響きあう光と色彩(茨城県天心記念五浦美術館) 順天堂大学 国際教養学部 客員教授に就任 「モネとジャポニスム」(PHP新書)出版します。

 

2017 年
愛知大学 名古屋校舎グローバルコンベンションホールに壁画が完成 「世界を魅了するジャポニスム」(箱根・芦ノ湖 成川美術館) 「平松礼二 琳派モダン展」(町立湯河原美術館) 愛知大学 名誉博士号授与 愛知大学創立70周年記念「日本画から世界画へ」(愛知大学豊橋キャンパス 愛知大学記念館)

 

2018年 
「平松礼二 琳派モダン展」(あべのハルカス近鉄本店) 「ジヴェルニーで平松礼二展」開催します。(ジヴェルニー印象派美術館 フランス(公立)) 「モネ それからの100年展」出品(名古屋市美術館/横浜美術館)

 

 

現在:無所属 (財)日本美術化連盟 理事 (財)美術文化振興会 評議員 順天堂大学 国際教養学部 客員教授 町立湯河原美術館 名誉館長 愛知大学 名誉博士

 

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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

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まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

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