2025年2月8日
荻須高徳の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の絵画買取りブログ
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荻須高徳の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の荻須高徳のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた荻須高徳の作品を鑑定して買取りいたします。
絵画作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の荻須高徳の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
荻須高徳 アンジュ河岸・パリ 1936年
フランスのパリを訪れたことのある人なら誰でも、この風景を思い出すことがあるでしょう。サンルイ島のアンジュ河岸です。荻須高徳がパリを訪 れたのは、当時 26歳の年、1927年の昭和2年の秋です。彼はまず、すでにパリで制作を続けていた佐伯祐三を訪れ、ルーブル美術館などを見 学しています。
荻須高徳が佐伯祐三の死を知るのは、彼がブルターニュを旅行していた時でした。荻須高徳は遺骨を抱きながら帰国の途につく夫人をマルセイユ港に見送っています。 荻須高徳の風景画は、佐伯祐三の愛したパリの街路をモチーフにしながらも、荻須高徳の独特の端正な筆致 で描かれ、画面は明るく風通しのよい作品に仕上げられています。
荻須高徳は、藤田嗣治に次ぐ国際的画家です。戦前、戦後を通じ、フランスを中心とするヨーロッパで支持され、人生のほとんどをパリで過ごしました。戦後はじめて日本人画家としてフランス滞在を許されました。モナコ大賞受賞。フランス国立造幣局は荻須高徳画伯の肖像を浮き彫りにしたメダイユを発行しました。フランス、レジオン・ドヌール勲章受章。文化勲章受章しています。
荻須高徳 ガルロン通り
「荻須さんというと、私はいつも穏やかな中にもキッとして姿勢正しい作者のすがたを思い浮かべる。荻須さんが愛知県稲沢市井堀高見町の出身であることは知られているが、幼児病身だったのが旧制中学時代には8粁の道を自転車で通い、5年間を無欠席で通すほど健康になったという。しかも在学中に剣道も強くなり、対抗試合にも出たそうで、この方は美術学校に進んでからも続けていた。同期の山口長男氏の思い出によると、美校時代には几帳面な絵をかいて、いかにも学生らしい学生だったといわれている。「田舎の模範青年団員」という愛称さえもあったというから、若き日の作者のほほえましい風格が忍ばれよう。」(河北倫明)
荻須高徳 本人
「芸術は生活と離れちゃいけない」という言葉を残しています。
住んでいるところ
自分の生きているところ
住んでいる周りで受ける
いろんなヒントが非常に大事
荻須高徳の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.荻須高徳の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.荻須高徳の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱が無いのですが買取りしてもらえますか?
A.箱が無くても買取りは可能ですが、額が痛みますので丁寧に扱ってください。
Q.荻須高徳の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.荻須高徳の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.洋画家の作品でなくても、骨董品など様々な物が買取り対象となります。
荻須高徳 略歴
戦前、戦後を通じ半世紀以上フランスに滞在し、パリの古い街並などを描き続け、フランスで最もよく知られた日本人画家の一人です。
明治34年
1901年11月30日愛知県中島郡に生まれた。愛知県第三中学校を卒業します。
大正9年画家を志して上京、川端画学校で藤島武二の指導を受けます。
大正10年
東京美術学校西洋画科に入学します。同期に小磯良平、牛島憲之、猪熊弦一郎、山口長男、岡田謙三らがいました。
大正15年
東京美術学校卒業します。フランスから帰国中の佐伯祐三を山口長男と訪ね、佐伯祐三に鼓舞されてフランス留学を決意し、同年山口長男とともに渡仏します。パリでは佐伯祐三の側で制作を進め、当初は画風の上で佐伯祐三の強い影響を受けて出発しました。
昭和2年
佐伯祐三没後は、ユトリロの作品に強くひかれていきます。
昭和3年
サロン・ドートンヌ、サロン・デ・ザルティスト・アンデパンダンに出品を続けます。
昭和11年
サロン・ドートンヌ会員となります。
昭和6年
パリのカティア・グラノワ画廊で個展を開催したのをはじめ、以後ジュネーヴ、ミラノなどでも個展を開きました。
昭和11年
「プラス・サンタンドレ」がフランス政府買上げとなります。
昭和12年
サロン・ドートンヌ出品作「街角」がパリ市買上げとなります。
昭和14年
第2次世界大戦勃発にともない翌年帰国し、新制作派協会会員に迎えられ、同年の第5回同協会展に滞欧作が特別陳列されます。
昭和17年
陸軍省嘱託として仏領インドシナなどに派遣されます。
昭和23年
日本人画家としては戦後はじめてフランスへ渡り、以後パリを中心に制作活動を展開、
昭和26年
サロン・ド・メに招待出品したのをはじめ、サロン・ド・テュイルリやヨーロッパ各地での個展で制作発表を行う。パリの街角を独自の明快で骨太な筆触で描き続けた作品は、広くパリ市民にも愛されます。
昭和31年
フランス政府からシュヴァリエ・ド・レジオン・ドヌール勲章を受章します。
昭和49年
パリ市からメダイユ・ド・ヴェルメイユを受けます。
昭和54年
パリ市主催でパリ在住50年記念回顧展が開催される。また、松方コレクションの日本返還やゴッホ展日本開催に協力するなど、日仏文化交流にも尽しました。
昭和29年
第5回毎日美術賞特別賞を受賞。
昭和30年
神奈川県立近代美術館、翌年ブリヂストン美術館でそれぞれ回顧展が開催されます。
昭和37年
国際形象派結成に同人として参加しました。
昭和40年
17年ぶりに一時帰国します。
昭和55年
東京新聞紙上に連載したパリ生活の回想をもとに『私のパリ、パリの私』を刊行、中日文化賞を受賞。
昭和56年
文化功労者に選任されます。
昭和58年
郷里の稲沢市に稲沢市荻須記念美術館が開館します。
1986年
パリ在住の洋画家荻須高徳は、10月14日午前2時(日本時間同10時)パリ市18区の自宅近くのアトリアで制作中死去した。享年84。
戦後の作品に「サン・マルタンの裏町、パリ」(昭和25年)、「路に面した家・パリ」(昭和30年)などがある。葬儀は10月17日モンマルトル墓地で執行され、画家のジャン・カルズー、アイスビリー、カシニョル、ワイスバッシュ、シャプランミディをはじめ、本野盛幸駐仏大使ら在パリ日本人会など三百人余が参列した。また、没後日本政府から文化勲章が追贈された。
荻須高徳 オレンジ色の日除よけ 1984年 リトグラフ
荻須高徳の作品は、上記のような、版画も多数残っております。当時人気がすごくあり、お客様のご自宅に飾ってある事が結構あり時々見受けます。
荻須高徳の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.荻須高徳の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。
荻須高徳 査定価格におけるポイント
荻須高徳の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
作品の種類
荻須高徳先生の作品は、パリの街並みの作品に高値の査定価格がつきます。
200万円から800万円ぐらいの買取相場です。版画は3万から8万が相場です。
保存状態
シミや痛み、汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
荻須高徳の作品は、キャンバスの作品が評価されます。
パリやイタリアの風景が描かれていると評価されます。
リトグラフ、版画の作品もあります。水彩画の残されています。
荻須高徳展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。
制作年代
荻須高徳先生の作品は、初期の作品が、高値で取引されております。
※このように同じ荻須高徳の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
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