2025年1月14日

坂倉新兵衛の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ

御所蔵の坂倉新兵衛の陶芸作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。

 

坂倉新兵衛の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、坂倉新兵衛の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。

 

坂倉新兵衛の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の坂倉新兵衛のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた坂倉新兵衛の作品を鑑定して買取りいたします。

 

陶芸作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の坂倉新兵衛の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。

 

萩焼には二つの流れがあります。安土桃山時代、戦国大名の毛利輝元が朝鮮出兵の際、朝鮮半島から招致した高麗茶碗の技術を持つ陶工達が、萩と長門に枝分かれして共に御用窯として約400年の伝統をつなぎ、今に至ります。

 

 

15代坂倉新兵衛 萩茶碗

15代坂倉新兵衛 萩茶碗

 

 

この江戸初期以来の伝統窯はいくつかの家系に分かれていますが、この度は萩焼のルーツともいうべく初代の李勺光の子孫、山村家につながる坂倉新兵衛窯を、自然豊かな長門市の深川三ノ瀬(そうのせ)について解説します。

 

近年の間に新しく温泉宿や観光施設も建設され、温泉通の間で注目されている長門湯本温泉郷の先、小川沿いの細い山道に入りますと、不意に森閑とした山里の空気になります。せせらぎの音が聞こえます。

 

三ノ瀬川です。流れに沿って緩やかな坂道を歩いていくと木立に囲まれた黒い瓦の家が何軒か現れてきます。萩焼の祖、李勺光の子孫や高弟たちによって開窯され今に至る深川五窯の各窯元があります。一番奥にありますのが、坂倉新兵衛の窯です。

 

萩焼を表した吉井勇の歌があります。

 

「萩焼の椀を手にして日の本の 土のとうとさ しみじみと知る」

 

一首です。

 

「萩焼は藩窯として続いてきたため作品に陶工名を刻むことはされず、作者や時代が分かる作品はほとんどないんです。私の祖父である十二代新兵衛になって初めて作家としての仕事を始めました。技術や文化を伝承することがそのまま、私たちの窯の記録となっていっているように思います」と語るご当代の坂倉新兵衛

 

「使い込むにつれて微妙に変化する釉調、俗にいう茶慣れの風情を表現する『萩の七化け』という言葉がありますが、江戸前期において高価で貴重な輸入品であった高麗茶碗を日本で作ろうということで始まった萩焼は開窯以来お茶との関わりが深く、『一楽二萩三唐津』と言われるほど抹茶を飲むのにふさわしい茶碗と言われています。

 

一楽二萩三唐津

 

と言われるほど抹茶を飲むのにふさわしい茶碗です。つまり萩焼は、たまたま土が採れて、窯があって、結果として焼き物ができたのではなく、この土地の風土に根ざした歴史や毛利藩主をはじめとした使い手、それに応えて改良を積み重ねてきた陶工の長い歴史が根幹となっています。

 

 

 

坂倉新兵衛の買取でよくある質問

 

Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。

 

Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.坂倉新兵衛の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。

 

Q.坂倉新兵衛の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。

 

Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。

 

Q.坂倉新兵衛の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。

 

Q.坂倉新兵衛の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.陶芸作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。

 

 

 

 

十五代坂倉新兵衛 本人

 

「明治維新後に御用窯の庇護が外れて時代の文化の急変も伴い、衰退の一途を辿った時があったんですね。生きていくために庶民の台所用品など安価な商品を大量に作ったため識者の信望や評価も失墜し、400年近くの伝統の奥義も絶たれる危機に瀕しました。十二代坂倉新兵衛は、これではならじと茶碗を中心とした作品の個展を全国各地で開催、さらに企業や山口県出身の名士のもとに持参して名声の回復と宣伝に努めました。何年にもわたって全国行脚をしたんです。なかなかに困難なことだったと思いますが、そうやって市場を開拓しつつ、一方で時代の変遷や生活文化の変化を織り込んで創意工夫を凝らした銘品を作陶しなくてはいけないと、窯元にも意識の変革を促したんです。今でいうマーケッターのような役割も担ったのではないでしょうか。その功あって大正、昭和の財閥系の大御所や高級旅館、美術館、文化人などに山口の萩焼が再度、高く評価されていった経緯があるんです」

 

 

 

 

十五代坂倉新兵衛 略歴

 

1949年
昭和24年生 15代坂倉新兵衛は14代坂倉新兵衛の長男として山口県長門市に生まれました。 本名を正治。

 

1974年
昭和49年に東京芸術大学大学院陶芸専攻を修了後、 父が体調を崩した為に欧米への留学を諦めて帰郷しました。 帰郷当時の父は入退院を繰り返す生活を過ごしており、 父から学んだ期間は実質で半年程と短かった為に師事という感覚ではありませんでした。

 

1978年
昭和53年、15代坂倉新兵衛を襲名。

 

1981年
昭和56年、NHK山口放送局賞を受賞。

 

1983年
昭和58年、朝日新聞社賞を受賞。

 

1984年
昭和59年、日本工芸会正会員となりました。 朝日新聞社賞を受賞。

 

1988年
昭和63年、長門市芸術文化奨励賞を受賞。

 

1989年
平成元年、山口県芸術文化振興奨励賞、下関市長賞を受賞。

 

1997年
平成9年、近鉄松下百貨店賞を受賞。

 

2004年
平成16年、山口県選奨(芸術文化功労)を受賞しました。 萩焼の名手である中心的な家系に生まれ、 造形感覚と技術錬度の高さには定評があります。 近代の萩焼陶工達が切り開いてきた新しい分野も積極的に取り入れています。

 

 

 

十五代坂倉新兵衛 萩茶碗 四方桟共木箱

十五代坂倉新兵衛 萩茶碗 四方桟共木箱

 

 

 

坂倉新兵衛の買取で当社が選ばれる理由

 

1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。

 

2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。

 

3.坂倉新兵衛の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。

 

4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。

 

5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます

 

 

 

坂倉新兵衛 査定価格におけるポイント

 

坂倉新兵衛の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。

幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。

 

作品の種類

 

坂倉新兵衛先生の作品は、萩焼の茶碗、萩焼水指の作品に高値の査定価格がつきます。

 

3万円から15万円ぐらいの買取相場です。

 

保存状態

 

茶碗は使いすぎると汚れてしまい査定価格が下がります。箱が汚れているのも査定価格が下がります。

 

作品の出来・不出来

 

坂倉新兵衛代の作品は、茶道具が評価され特に茶碗が評価されます。

 

坂倉新兵衛展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。

 

 

制作年代

 

坂倉新兵衛先生の作品は、初期の作品も高値で取引されております。晩年の作品が査定価格が上がる傾向にあります。

 

※このように同じ坂倉新兵衛の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。

 

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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

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電話052(251)5515

 

営業10:00-18:00

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