2024年12月21日

平山郁夫の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の絵画買取りブログ

御所蔵の平山郁夫の絵画作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。

 

平山郁夫の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、平山郁夫の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。

 

平山郁夫の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の平山郁夫のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた片岡球子の作品を鑑定して買取りいたします。

 

会が作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の平山郁夫の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。

 

 

平山郁夫 本人

平山郁夫 本人

 

平山郁夫の言葉

 

「日本文化の源流を探るため、長年シルクロードを取材してきた。このようにして日本の外に出てみると、逆に日本のことがよく分かるようになった」

 

「過酷な自然環境に耐えながら、生活を切り開いてきた大陸の文化とは違い、日本人は古代から自然と調和するように生きてきました」

 

「シルクロードの乾燥した砂漠地帯を旅して帰ってくると、私は無性に日本の潤沢な緑が描きたくなります」

 

 

 

平山郁夫は中学校3年生の時に広島市内で原爆投下を体験しました。広島の惨状を目の当たりにして、九死に一生を得た平山郁夫は、平和の祈りを込めて絵画を描きたいと思うようになります。東京藝術大学での卒業制作のテーマを考えるときに、知り合いから

 

「君は被爆体験をテーマにすればいいのではないか」

 

といわれましたが、当時のことを思うだけで悪夢にさいなまれる日々。その時に思い起こすのが、被爆後にお世話になっていた清水南山という伯父の言葉でした。東京美術学校の工芸の教授であった清水南山は、

 

「芸術とは美しいものを表現すること」

 

と常に平山郁夫に伝えていました。仏教では、蓮の花は泥水に咲くと言われます。争いごとが多い世の中でも、染まらずに清く生きることの例えです。平山郁夫の絵画作品には、平和の祈りが通奏低音のように流れています。

 

戦後の日本画の最高峰と位置され、東京藝術大学の学長を二度にわたり務めました。平山郁夫は仏教や遺跡、シルクロードを題材にした絵画作品が多く知られています。1945年に勤労動員されていた広島の工場で被爆します。後遺症に怯えながら生き残ったことへの責任を生涯考え続け、苦難の道を歩んだ玄奘三蔵に救いを求めました。日本画家としての人生のテーマを

 

「平和への祈り」

 

と位置付け、ユネスコ大使、世界平和アピール7人委員会委員としても活躍して戦禍にみまわれた土地へも度々訪れました。

 

 

平山郁夫 シルクロードを行くキャラバン 

平山郁夫 シルクロードを行くキャラバン (東・太陽)

 

平山敏夫は生涯を通じて砂漠の風景と人物を一つのテーマとして描き続けました。砂漠の騎兵の姿はシルクロードを通じて起こった東洋と西洋の文化の交流の象徴です。

 

厳しい砂漠の気候のもと、炎天下にさらされて、渇きや飢えに耐える姿は、画家の温もりを絵筆と画面いっぱいに表現しています。

 

 

 

平山郁夫の買取でよくある質問

 

Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。

 

Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.平山郁夫の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。

 

Q.平山郁夫の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。

 

Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。

 

Q.平山郁夫の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。

 

Q.平山郁夫の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.日本画作品でなくても、骨董品など様々な物が買取り対象となります。

 

 

 

平山郁夫 略歴

1930年
昭和5年0歳6月15日 広島県豊田郡瀬戸田町に生まれる。

 

1945年
昭和20年15歳8月6日 学徒勤労動員先の広島陸軍兵器支廠で原爆に被爆。

 

1947年
昭和22年16歳4月、東京美術学校日本画科予科に入学。

 

1952年
昭和27年21歳東京美術学校日本画科を卒業、東京藝術大学美術学部日本画科副手に就任。主任教授は前田青邨で、以来前田青邨に師事する。

 

1953年
昭和28年23歳第38回院展に作品《家路》が初入選、以後入選を重ねる。

 

1959年
昭和34年29歳第44回院展に《仏教伝来》が入選。河北倫明氏の新聞評に取り上げられる。

 

1961年
昭和36年31歳第46回院展に出品した《入涅槃幻想》が日本美術院賞(大観賞)を受賞。

 

1962年
昭和37年32歳第47回院展に出品した《受胎霊夢》が日本美術院賞(大観賞)を受賞。第1回ユネスコフェローシップにより、ヨーロッパへ留学。(10月~翌年5月)

 

1964年
昭和39年34歳日本美術院同人に推挙される。

 

1966年
昭和41年36歳東京藝術大学第1次中世オリエント遺跡学術調査団に参加、カッパドキアの洞窟修道院壁画の現状模写に従事する。 1967年 昭和42年37歳法隆寺金堂壁画再現事業に参加、第3号壁を担当。

 

1968年
昭和43年38歳初めてアフガニスタン、中央アジアを取材。シルクロードと仏蹟の取材は、以後毎年のように行われ160回以上となる。

 

1973年
昭和48年42歳東京藝術大学教授に就任。43歳5~6月、アレキサンダー大王東征路の考古学的調査団(団長江上波夫)に参加、アフガニスタンからトルコまで陸路シルクロードの遺跡を取材。文化庁から高松塚古墳壁画の現状模写を委嘱される。

 

1974年
昭和49年44歳バチカン宮殿内現代宗教美術コレクションに、新作《古代東方伝教者》を寄贈。ローマ法王パウロ六世に拝謁、聖グレゴリオ騎士銀褒章を贈られる。

 

1975年
昭和50年45歳初めて中国を訪問。

 

1979年
昭和54年49歳9月、北京で平山郁夫展開催。初めて敦煌莫高窟を見学する。

 

1988年
昭和63年58歳ユネスコ親善大使に任命される。

 

1989年
平成元年59歳東京藝術大学長に就任。

 

1993年
平成5年63歳文化功労者として顕彰される。

 

1996年
平成8年65歳日本育英会会長に就任。66歳日本美術院理事長に就任。

 

1997年
平成9年故郷の広島県瀬戸田町に平山郁夫美術館が開館。

 

1998年
平成10年68歳文化勲章を受章。

 

2000年
平成12年69歳12月31日、構想三十余年、実制作期間二十年に及ぶ大作《大唐西域壁画》(奈良薬師寺玄奘三蔵院壁画)が完成。

 

2001年
平成13年71歳東京藝術大学長に再任される。

 

2004年
平成16年74歳山梨県北杜市に平山郁夫シルクロード美術館が開館。

 

2005年
平成17年東京国立博物館特任館長に就任。

 

2009年
平成21年79歳12月2日 永眠。

 

 

 

平山郁夫 仏教伝来 1959年

平山郁夫 仏教伝来 1959年

 

平山郁夫は、広島での被爆体験がきっかけで、平和を祈る心を仏教伝来の道シルクロードに重ね合わせて、29歳の時、昭和34(1985)年の第44回再興日本美術院展に出品しました。

 

仏教伝来は画家の原点となり記念碑的作品です。死への不安の中で描いた本作は、

 

「前とはまるっきり違って」

 

その後の画業の方向を決定づけ、やがてシルクロードの画家として決定づけられるようになります。中国唐代の僧、玄奘三蔵が17年に及ぶ天竺への旅の帰路、オアシスにたどり着いた場面を描いたこの日本画作品を出発点として、玄奘三蔵の求法の旅を壮図としてなぞらえた平山郁夫の文化の源流を探す旅は、平成12(2000)年12月31日、薬師寺の大唐西域壁画で一応の終着を迎えました。

 

仏教伝来は平山郁夫が一人の画家として歩みだす自信となった重要な作品である。

 

 

平山郁夫の買取で当社が選ばれる理由

 

1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。

 

2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。

 

3.平山郁夫の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。

 

4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。

 

5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。

 

 

 

平山郁夫 査定価格におけるポイント

 

平山郁夫の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。

幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。

 

作品の種類

 

平山郁夫先生の作品は、シルクロードを行くキャラバンの作品は小さくても高値の査定価格がつきます。

 

1000万円から1500万円ぐらいの買取相場です。

 

保存状態

 

シミや痛み、汚れているのも査定価格が下がります。

 

作品の出来・不出来

 

平山郁夫の作品は晩年の作品が評価されます。

 

薬師寺や塔のある図柄は水彩の作品でも高値で取引されます。

 

平山郁夫展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。

 

 

制作年代

 

平山郁夫先生の作品は、初期の作品も高値で取引されております。晩年の作品が査定価格が上がる傾向にあります。

 

※このように同じ平山郁夫の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。

 

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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

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