2025年7月9日

謝稚柳の作品を買取り致します。　北岡技芳堂の骨董品買取りブログ

ご自宅に謝稚柳（しゃ ちりゅう）の作品をお持ちの方、高額査定をご希望でしたら北岡技芳堂にぜひご相談ください。

当店では、謝稚柳による掛軸や書画作品を市場動向や真贋を踏まえて適正に評価し、他社に負けない査定価格をご提示しております。LINEでの簡易査定も受け付けておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

先代から受け継がれた謝稚柳の作品や、ご自身で蒐集されたコレクションの整理をご検討中の方には、専門スタッフが一点一点丁寧に拝見し、真心を込めてご対応いたします。

遺品整理や生前整理、引っ越し・リフォームに伴う美術品の売却をお考えの際も、どうぞ安心してお任せください。謝稚柳作品のご売却には、長年の信頼と実績を持つ北岡技芳堂が最適です。

謝稚柳（しゃ ちりゅう）本人

生涯と活動の概要

謝稚柳は1910年、江蘇省常州に生まれました。幼少より書画に親しみ、特に古典文人画への造詣を深め、20代の頃から既に南宋や元代の画風を研究し、自らの作品に取り入れていました。20世紀初頭の中国は伝統と西洋美術の影響が交錯する激動期にありましたが、謝稚柳はあくまで中国古典美術の継承を重んじ、その理論的支柱として活躍しました。

また、彼は上海博物館や故宮博物院の文物鑑定において中心的な役割を果たし、数多くの名品の真贋鑑定を担当しています。特に古画・書跡の目利きとしての評価は極めて高く、同時代の呉湖帆、張大千などと並び称される存在でした。

夏柳山晴色　謝志流　謝稚柳　夏の緑の山

画風と作品

謝稚柳の画風は、元代の四大家（黄公望、王蒙、倪瓚、呉鎮）や、明末清初の石濤・八大山人の影響を受けつつ、淡墨と空間を巧みに操ることで、静謐で詩的な世界を表現します。山水画を得意としながらも、花鳥画・人物画にも筆をふるい、いずれも深い学識と審美眼に裏付けられた構成美が見られます。

彼の作品は技巧に走ることなく、内面の修養と学識に根ざした「気韻生動（きいんせいどう）」の精神を体現していると評価されます。

美術史と鑑定の功績

謝稚柳はまた、中国古画の研究と保存にも尽力しました。特に古代絵画の鑑定と整理においては、中国画の真贋問題に多くの指標を与え、彼の見解は現在でも美術市場や博物館界で大きな影響力を持っています。

著書には『中国画論叢』『中国山水画史』などがあり、これらは中国美術史研究における基本文献とされています。

私生活と影響

夫人は同じく著名な画家であり書家の陸儼少（りく げんしょう、Lu Yanshao）。夫妻ともに中国画壇の重鎮として、後進の育成にも力を注ぎました。謝稚柳は1997年に上海で逝去しましたが、彼の業績は今なお中国美術の中核を支える存在として評価され続けています。

謝稚柳の作品買取に関するよくあるご質問

Q. 1点だけでも査定や買取は可能ですか？

A. はい、1点からでも買取は可能です。ただし、お品物の内容や状態によっては出張での対応が難しい場合もございますので、まずはお気軽にご相談ください。

Q. 本物かどうか分からないのですが、査定してもらえますか？

A. 真贋の判断は当店にお任せください。謝稚柳の作品であれば、長年の経験と知識をもとに丁寧に鑑定いたします。まずはLINEやメールで画像をお送りいただく形でも受け付けております。

Q. 謝稚柳以外にも陶器などがあり、持ち運びができません。出張買取は可能ですか？

A. もちろん可能です。ご自宅まで伺って査定させていただきます。ご納得いただければ、その場で買取も対応させていただきます。

Q. 箱や箱書きが無くても買取してもらえますか？

A. 共箱がなくても査定・買取は可能です。ただし、共箱の有無により査定額に差が出ることがありますので、あらかじめご了承ください。

Q. 写真だけで査定してもらうことはできますか？

A. 簡易的な査定は画像でも可能です。ただし、詳細な判断が難しい場合は、実物を拝見させていただくことをおすすめしております。

Q. 謝稚柳以外の作品や品物も買取の対象になりますか？

A. はい、絵画や書に限らず、陶器や茶道具、古美術品など幅広く買取対象としております。お気軽にご相談ください。

謝稚柳の作品買取で北岡技芳堂が選ばれる理由

1. 無駄なコストを抑え、高額査定を実現

広告費や人件費、店舗運営にかかるコストを最小限に抑えることで、その分を査定額に反映しております。他社よりも高い買取価格をご提示できる体制を整えています。

2. 昭和25年創業の信頼と実績

長年にわたり、美術品の買取を秘密厳守で行ってまいりました。個人情報や売却内容の取り扱いには細心の注意を払い、安心してご依頼いただける環境を整えております。

3. オークション市場を反映した的確な査定

謝稚柳の作品に関しては、近年のオークション実績や市場動向を踏まえ、根拠のある適正価格で査定いたします。

4. ご都合に合わせた柔軟な出張対応

ご希望があれば、スケジュールの調整次第で即日の出張買取にも対応可能です。大量の作品や移動が難しい場合でも安心してご相談いただけます。

5. 経験豊富な店主による鑑定

買取の際には、専門知識を持つ店主自らが現地に伺い、丁寧に査定を行います。豊富な経験を活かし、大切なお品を一点一点誠実に拝見いたします。

謝稚柳の査定価格に影響する主なポイント

謝稚柳の作品は、同じ作家によるものでも作品の内容や状態によって査定額が大きく異なります。以下の点が評価額を左右する代表的な要素となりますので、ご参考になさってください。

作品の種類

謝稚柳の作品の中でも、人物を描いたものは特に評価が高く、高額査定につながることが多いです。市場では数十万円以上で取引されるケースもございます。

保存状態

シミや汚れ、傷みがある場合は、作品としての評価が下がってしまい、査定額にも影響します。可能であれば適切な環境での保管をおすすめいたします。

作品の出来栄え

謝稚柳は書画どちらも手がけていますが、中でも漆書や出来の良い山水・人物画は特に高く評価されます。また、軸装の仕立てが丁寧なものや、構図・筆致が優れた作品ほど査定額も上がる傾向があります。

展覧会出品歴や図録掲載歴の有無

過去に謝稚柳展などに出品され、図録や画集に掲載されている作品は、来歴が明確なため高評価を受けやすくなります。

制作年代と画讃の有無

画中に自筆の詩や賛（画讃）が書かれている作品や、評価の高い時期に描かれたものは、特に市場での人気が高く、高額で取引される傾向があります。

謝稚柳　略歴

1910年

江蘇省常州に生まれる。本名は謝希逸。幼少より書画に親しみ、南画・文人画に傾倒する。

1930年代

上海に移り住み、呉湖帆などの文人画家と交流。古画の臨模や鑑賞を通じて伝統絵画の研鑽を深める。

1940年代

書画の制作と並行して古書画の鑑定・研究に携わり、中国画の理論構築に貢献。

1950年代

新中国成立後、上海文物管理委員会や上海博物館で古画・文物の鑑定・整理に尽力。

1960年代

文化大革命の影響を受け、一時創作を中断するが、文化財の保護に従事。

1970年代後半

創作活動を再開。山水画や人物画を中心に作品を多数発表し、再び高い評価を受ける。

1980年代

陸儼少（書画家・夫人）と共に、中国伝統絵画の普及と後進育成に尽力。多くの画集・理論書を刊行。

1997年

上海にて死去。享年87。中国近代絵画・美術史における重鎮としてその名を残す。

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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

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