2025年3月16日
深見陶治の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ
御所蔵の深見陶治の陶芸作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。
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深見陶治の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の深見陶治のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた深見陶治の作品を鑑定して買取りいたします。
深見陶治作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の深見陶治の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
深見陶治 環 2023年
泥漿(でいしょう)圧力鋳込みという方法で作品を製作します。その原型は土を使って作ります。土がもっている必然的な形があると思うからです。
ですから素材は土じゃないと困るんです。本当は原型は石膏原型でも、ほかの素材を使った ものでも、発泡スチロールでも、なんでも良いんです。しかし、私もやってはみたんですが、やはり私の陶芸作品としての想いの形には到達しないんです。
ですので、私は土原型にこだわらなければならないと思っているんですとは、繊細な造形感覚と泥漿 圧力鋳込みという技術によって、陶芸の世界にまったく新しいフォルムをもちこんだ陶芸家の深見陶治の言葉です。
そのシャープで、澄明(ちょうめい)な光沢を放つ青白磁の作品は、国内のみならず海外でも高く評価されています。とりわけ日本の現代陶芸が、今日海外で高く評価されている理由のひとつに、深見陶治の陶芸作品が果たした功績は大きいといえるのではないでしょうか。
深見陶治 天上の景<渡ル> 1998年
純粋造形作品としての陶芸作品の作っているものは、あくまで「焼物」のです。しかし、「焼物」でありながら、どれだけ「焼物」から距離をおけるかということも考えています。
つまり、一般通念としての「焼物」とは、距離をおきたいということです。 深見陶治の陶芸は「純粋造形作品」と呼ばれていますが、それは、これまで日本の「焼物」の特徴といわれてきた土味、焼味、手跡、ロクロ目といったもろもろの要素にたよるのではなく、むしろ、そ れらを消し去ることによって、純粋な造形としての作品を創造しようという試みであります。
泥漿(磁 土と水に珪酸(けいさん)ソーダを混ぜたもの)による圧力鋳込みという方法も、そのために深見陶治が選択した手法です。泥漿鋳込み(石膏型の吸水性を利用して泥漿を流しこんで成形する方法)そうした手法による「純粋造形作品」に対して、それはもはや、焼物ではなく彫刻ではないかという声も多くあります。
普段、私たちは日常的に使われる「焼物」を、見たり触れたりすることでやきものとして捉えていますが、では、なにが「焼物」で、なにが「彫刻」なのかと問われると、その定義はなかなか難しいと思います。しかし、現代陶芸では、粘土-成形-焼成という三つの基本要素にのっとり、陶土-成形-乾燥-削り-施釉-焼成-完成という、「焼物」のプロセスのなかで構築され、かつ土(陶土・磁土)という素材でなければ表現できないものを「焼物」と定義しているようです。
深見 陶治 青白磁 感
それに対して「彫刻」とは、同じプロセスで構築されたとしても、とくに土という素材にこだわらず、他の素材でも代用出来るのであれば、それは「彫刻」ということも可能だと思います。 とくに欧米の作家たちにとっては、まず表現したいイメージが優先しますので、たまたま素材のひとつとして土が選ばれることはあっても、土そのものにこだわることはありません。
いずれにしても土そのものにはこだわらないとのことでした。むしろ、そういうこだわりは、表現の自由を束縛するものとして嫌われるようです。深見陶治の造形作品が、欧米では彫刻(セラミックスカルプチャー)として捉えられている理由がそこにあります。
しかし、深見陶治は、「私の作っているものはやきもので、彫刻ではない」とはっきり断言しています。なぜならば、磁土という素材と青白磁釉を使い、それを焼くという行為を通して、作品を表現したいと考えているからであり、また、土原型に「半磁土(磁土と陶土の両方の性質を兼ねる粘土)」を使うことにこだわるのも、素材として欠かせないものだからです。
この土原型は、まず半磁土の手びねりによって作られます。そして、出来上がった軟らかい表面を鉋や鉄ベラなどで削り、なめらかに整えます。その時の微妙な反りや張り、ねじれや稜線(りょうせん)が、深見陶治の作品の命といっ てもいいでしよう。
深見陶治の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.深見陶治の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.深見陶治の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。
Q.深見陶治の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.深見陶治の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.陶芸作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。
深見陶治の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.深見陶治の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます
深見陶治 査定価格におけるポイント
深見陶治の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
作品の種類
深見陶治先生の作品は、青白磁オブジェの作品に高値の査定価格がつきます。
深見陶治の作品は、大きな立体造形の作品が高評価されます。
50万円から150万円ぐらいの買取相場です。
保存状態
傷や痛みは、査定価格が下がります。箱が汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
深見陶治の作品は、泥漿の作品が評価されます。
深見陶治展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。
制作年代
深見陶治先生の作品は、共箱の作品が査定価格が上がる傾向にあります。
※このように同じ深見陶治の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
深見陶治 略歴
1947年
京都府に生まれます。
1985年
「イタリア・ファエンツア国際陶芸展」グランプリを受賞します。
1992年
日本陶磁協会賞受賞。
1996年
毎日芸術賞受賞。
1999年
イタリア・ファエンツア国立陶芸美術館「世界現代陶芸10人展」に出品します。
2005年
ファエンツァ国際陶芸美術館に於いて個展(イタリア)
2008年
京都市文化功労者表彰
2010年
第三回智美術館大賞「現代の茶─造形の自由」優秀賞受賞
2012年
2011年度日本陶磁協会賞・金賞受賞
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
愛知県名古屋市中区門前町2-10
電話052(251)5515
営業10:00-18:00
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