2025年1月6日
愛知県美術館にて、待望の「パウル・クレー展」 北岡技芳堂の絵画ブログ買取
こんにちは!芸術ファンの皆様に、大切なお知らせです。
愛知県美術館にて、待望の「パウル・クレー展」がいよいよ始まります 特に注目したいのは、クレーの特徴である「夢のような幻想的な世界」を描いた作品の数々をご覧ください。
私の最も好きな芸術家で、知的でおしゃれで、オリジナリティに溢れている20世紀の最も優れた画家の一人と思っております。
20代で、初めてみた時の吸い込まれるような印象を、今でも覚えております。世の中にはこんな素敵な作家がいるのかと思ったものです。
絵画というのは、誰もやっていないことをしなくてはいけないとまだ鮮明に思っていなかったですが、絵画とは一体なんなのかと、毎日自問自答するような日々が長く何年も続いていました。
草間彌生さんも当時から知っていました。当時サムホールがちょうど7万円でした。
今では数千万!
名古屋市内の画廊にゴロゴロ転がっていました。
簡単に買えたと思いますが、何故か買わなかったです。あの頃買っておけば良かったとつくづく思う事がありました。
結果論ですが!
日本人は、まだあんまり現代アートが何が良いのか分かっていないと思っております。
専門で美術商をやっている私もここ10年ぐらいで、何となく分かってきたような感じですから、風通の一般の人が現代アートが何なのかよく分からないのもよく分かります。
話は横道にそれましたが、日本人作家で、私はパウル・クレーの影響を受けた戦後美術の作家はかなり多いのではないかとも思っております。
瑛九なんかもかなり影響を受けているのではないかと、画風を見てよく思いました。そして、パウル・クレーから脱したいと思い続けてちょっと晩年に脱したと思う作品がありますし、フォトデッサンなんかはかなりオリジナルな作品だと思っております。
皆さんも、現代アートにご興味があり、将来の値上がりや、何が絵画は良いのか知りたい場合は、パウルクレーは絶対観離せません。
しっかりパウル・クレーを見ていただきパウルクレーの芸術を美術館で見て何かを感じていただきたいと思います。
きっと人生のプラスになると思います。
愛知県美術館 パウル・クレー展
[会期] 2025年1月18日(土)- 3月16日(日)
[会場] 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
[開館時間] 10:00-18:00、金曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
[休館日] 月曜日(2月24日 [月・振休] は開館)、2月25日(火)
[観覧料] 一般 1,800円(1,600円) 高校・大学生 1,200円(1,000円) 中学生以下無料 ※
( )内は前売券および20名以上の団体料金です。
【平日限定券】 一般シングル(1枚) 1,300円 一般ペア(2枚)2,400円 【クレー展×フォロン展 ダブルチケット】 一般3,000円
公式サイト:愛知県美術館公式HP
是非、ご家族やご友人と一緒に足を運んでみてくださいね では、素晴らしいアート体験!!
「この世では、私を理解することなど決してできない。なぜなら私は、死者たちだけでなく、未だ生まれざる者たちとも一緒に住んでいるのだから。」
パウル・クレーのこの言葉は、1920年にクレーの作品を売り出した画廊の販売戦略に用いられて、孤独に瞑想する芸術家としての彼のイメージを広めました。
たしかにクレーの作品は謎めいているかもしれません。しかし、同じ時代を生きたほかの多くの前衛芸術家たちと同様に、クレーもまた、仲間たちと刺激を与え合ったり、夢を共有したりしながら、困難な時代を生き抜いたひとりの人間でした。
パウル・クレーは、人生の根源的な悲劇性と向き合いながら、線と色彩によって光を呼び起こし、抽象のなかに生命のエネルギーを描き出しました。
その作品は、歴史的な文脈のなかに置かれることで、また新たな姿を見せることでしょう。本展では、スイスのパウル・クレー・センターとの学術協力のもと、クレーと交流のあった芸術家の作品との比較や、当時の貴重な資料の参照を通じて、多くの人や情報が構成する星座=コンステレーションのなかでパウルクレーを捉え直し、その生涯にわたる創造の軌跡をたどります。
パウル・クレー 本人
「芸術は見えないものを見えるようにする」と主張していたクレーの作品は通常のキャンヴァスに油彩で描いたものはむしろ少なく、新聞紙、厚紙、布、ガーゼなどさまざまな支持体に油彩、水彩、テンペラ、糊絵具などさまざまな画材を用いて描いています。
クレーの絵画は音楽の影響を受けている!
1879年、スイスの首都・ベルン近郊のミュンヘンブーフゼーに生まれた。父は音楽教師、母も音楽学校で声楽を学ぶという音楽一家であった。クレー自身も早くからヴァイオリンに親しみ、11歳でベルンのオーケストラに籍を置くなど、その腕はプロ級であり、1906年に結婚した妻もピアニストであった。クレーの音楽に対する深い理解はバッハやモーツァルトらの古典音楽からストラヴィンスキーやヒンデミットら現代音楽にまで幅広く及び、クレーの作品の画題にはポリフォニーやフーガといった音楽用語が用いられているものもある。
その一方で絵画への関心も既に幼少の頃から芽生えていた。また文学にも興味を持ち、創作に手を染めたこともあったが、迷った末にクレーは音楽や文学ではなく絵の道を選ぶことになる。ただ絵に専念することを決めた後も音楽や文学への関心は薄れることがなく、一日にヴァイオリンを何時間も演奏したり、また詩を作って日記に記したりもしている。18歳の頃から書き始めた日記は日々の出来事や創作した詩を書くだけのものに留まらず、クレーの絵画及び芸術に対する考えや方向性を鍛え上げていく場となった。
1898年、当時はパリと並ぶ芸術の都だったミュンヘンに出て、2年後に美術学校に入学し、象徴主義の大家フランツ・フォン・シュトゥックの指導を受ける。なお、シュトゥックはカンディンスキーの恩師でもあった。ただ学校の画一的な教育はクレーにあわず、1年後の1901年には退学している。同年から翌年にかけてイタリアを旅行してルネサンスやバロックの絵画や建築を見て回り、特に建築の純粋さから多くを学んだ。
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骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
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