2024年12月22日

辻清明の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ

御所蔵の辻清明の陶芸作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。

 

辻清明の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、辻清明の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。

 

辻清明の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の辻清明のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた辻清明の作品を鑑定して買取りいたします。

 

陶芸作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の辻清明の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。

 

東京の世田谷に生まれた辻清明は,父の影響で幼い頃から古美術に興味を持ちました。父の蒐集品に触発されたのがきっかけとなり作陶活動を始め,轆轤師に轆轤をはじめとする陶芸の基礎を学びます。

 

 

辻晴明 本人

辻晴明 本人

 

1941年には自宅に「辻陶器研究所」の看板を掲げ,早くも陶芸家への道を歩み始めます。白磁,天目,染付などを手掛けていた頃、自作の「白磁面取香炉」を持って富本憲吉や板谷波山のもとへ通い教えを受けるなど,果敢な行動をとっています。

 

辻清明が信楽焼などの焼き締め陶に興味を抱いたのは、東洋陶磁の研究者であった小山冨士夫に,中世期から窯の煙を絶やすことなく続く六古窯、越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前にまつわる話を聞いたことが始まりでした。

 

そして,山口諭助の著書『美の日本的完成』と出合い、信楽焼特有の美「明る寂び」という美意識に触れ、その後の活動の指針としました。辻清明の言葉に、「優美でのびやかで、夜明けの空に似て明るく澄んだ気配」を信楽焼から感じとり、自身の作品には、侘わびた風情の中に明るい華やかさをたたえた美しさを求めていきました。

 

 

 

辻晴明 聚楽掛分茶碗 

 

辻晴明 聚楽掛分茶碗 1990年

 

 

辻清明の工房には薪を燃料にした登窯が築かれていました。東京の都心にほど近い場所では珍しいことから,陶芸家に限らず、画家や作家など多くの芸術家が訪れるようになりました。

 

その中には,山口長男やサム・フランシスのように、辻清明の陶房で作陶をして、陶芸作品にチャレンジした画家も現れました。また辻晴明は、全国の窯場を巡り、その土地で知り合った陶芸家と交流して、作陶の幅を広げることも積極的に行いました。

 

 

 

辻清明 信楽耳付水指 

辻清明 信楽耳付水指 1993年

 

1960年には、信楽土を使った無釉焼き締めの陶芸作品を手掛け始めました。辻晴明は「明る寂び」という言葉が信楽焼にもっとも相応しいと思ったと言い、おもむくままであった作品展開を信楽の土を使い登り窯で焼成することに方向転換します。

 

辻清明の「日本人独特の精神に触れる作品の制作」が始まった。 上質な信楽土を用い、轆轤で筒状に成形したのち、底をつけ、力強いヘラを入れ、耳をつけて、高温焼成による変形が見られ、明るい緋色が見える。蓋も共蓋である。

 

 

辻清明の買取でよくある質問

 

Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。

 

Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.辻清明の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。

 

Q.辻清明の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。

 

Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。

 

Q.辻清明の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。

 

Q.辻清明の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.陶芸作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。

 

 

 

辻晴明 略歴

 

1927年
(昭和2)年1月4日東京府荏原郡(現、東京都世田谷区)に生まれる。少年の頃より陶芸に興味を持ち、11歳のときより轆轤を学びます。

 

1941年
14歳の時には姉・輝子とともに辻陶器研究所を設立し、倒焰式窯を築く。また、この頃から富本憲吉や板谷波山のもとで学びます。

 

1943年
高島屋でやきものの文房具類を常設展示。徴用で立川の日立航空機の工場で働きます。

 

1948年
富本憲吉を中心とする新匠美術工芸会展に出品。同年、札幌の北海道拓殖銀行ロビー、丸井デパートで個展を開催。

 

1949年
新たにガス窯を築き低火度色釉を施した作品の試作に成功します。

 

1951年
同志と「新工人」会を設立し、以後約十年にわたって活動します。

 

1952年
第一回新工人展を開催。同年、光風会展に出品し、2年連続で光風会展出品工芸賞受賞。

 

1953年
1月に和田協子と結婚。漆工芸家であった協子も新工人のメンバーであった。

 

1955年
多摩市連光寺の高台に辻陶器工房を設立し、3室の登窯を築窯。信楽土で自然釉の掛かった作品を作り始めます。同年、現代生活工芸協会賞を受賞。

 

1956年
朝日新聞社主催現代生活工芸展審査員。

 

1962年
妻の協子とともに、辻清明・辻協新作陶芸展を日本橋三越で開催し、以降たびたび二人展を行う。翌年から画廊現代陶芸代表作家展等に出品する(1975年まで)。

1963年
五島美術館にて個展を開催、アメリカ合衆国・ホワイトハウスに「緑釉布目板皿」を納めます。

 

1964年
日本陶磁協会賞を受賞、現代国際陶芸展招待出品。

 

1965年
日本陶磁協会賞受賞作家展に出品する。以降2006年まで毎年出品する。同年にはアメリカ・インディアナ大学美術館に「信楽自然釉壺」を納めます。

 

1967年
米国ペンシルバニア州立大学美術館に「信楽窯変花生」が所蔵される。

 

1968年
京都国立近代美術館および東京国立近代美術館主催「現代陶芸の新世代」展に招待出品。

 

1969年
三越日本橋店にて「辻清明陶芸二十五周年展」を開催する。翌年、京都国立近代美術館に「信楽壺」が所蔵されます。

 

1970年
東京国立近代美術館に「球と方形の対話」が買上、京都国立近代美術館主催「現代の陶芸展―ヨーロッパと日本―」展に招待出品。翌年より2005年まで毎日新聞社主催「日本陶芸展」に招待出品、第1回、第2回海外巡回展に選抜されます。

 

1973年
西ドイツのヘニッシ画廊にて個展を開催、イタリア・ファエンツァ陶芸博物館に「茶盌」を納めます。その年より1975年まで「現代選抜陶芸展」に出品、1974年には迎賓館が作品を買上、「ファエンツァ国際陶芸展」に招待出品。

 

1976年
「作陶三十五周年記念 辻清明」展を日本橋壺中居にて開催。

 

1978年
小田急百貨店画廊にて個展を開催。翌年、日本経済新聞社主催「信楽展」に実行委員として関わり、自身も出品。

 

1980年
日本経済新聞社主催「現代陶芸百選展」出品。「炎で語る日本のこころ―辻清明作陶展」を新宿・小田急百貨店にて開催。

1982年
西武美術館主催の作陶四十五周年記念「炎の陶匠 辻清明」展を開催する。

 

1983年
日本陶磁協会賞金賞を受賞。

 

1986年
作陶五十年記念『辻清明作品集』(講談社)を刊行。

 

1987年
多摩の工房が周囲の開発により仕事への支障が懸念されたため長野県穂高町に工房と登り窯を完成させる。しかし、2年後に工房と母屋が蒐集した工芸品・書籍と共に焼失。

1990年
平成2年、藤原啓記念賞を受賞します。

 

1991年
「辻清明の眼 ガラス二千年展」(清春白樺美術館)では江戸切子などのガラスコレクションを展観、同年自身で制作したガラス器展を銀座の吉井画廊で開催。

 

1993年
NHK教育テレビの趣味百科「やきものをたのしむ」に夫婦で出演。

 

1996年
『焱に生きる 辻清明自伝』(日本経済新聞社)を刊行。

 

2003年
ドイツ・ハンブルクダヒトアホール美術館開催の「日本―写真と陶芸―伝統と現代」展に招待出品。

 

2006年
東京都名誉都民となる。翌年、「美の陶匠 辻清明傘寿展」を大阪梅田阪急にて開催。精力的な活動は没後の10年刊行の『独歩 辻清明の宇宙』(清流出版株式会社)に詳しい。女性で初めて日本陶磁協会賞を受賞した妻、協子も2008年、7月8日肝臓がんのため死去。享年77。

 

2008年
陶芸家の辻清明は4月15日肝臓がんのため東京都内の病院で死去した。享年81。

 

 

 

辻清明の買取で当社が選ばれる理由

 

1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。

 

2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。

 

3.辻清明の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。

 

4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。

 

5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。

 

 

 

辻清明 査定価格におけるポイント

 

辻清明の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。

幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。

 

作品の種類

 

辻清明先生の作品は、信楽焼の作品に高値の査定価格がつきます。

 

5万円から20万円ぐらいの買取相場です。

 

保存状態

 

茶碗などは使いすぎると汚れてしまい査定価格が下がります。箱が汚れているのも査定価格が下がります。

 

作品の出来・不出来

 

辻清明の作品は変わり茶碗の作品が評価されます。

 

オブジェなどの作品が高値で取引されます。

 

辻清明展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。

 

 

制作年代

 

辻清明先生の作品は、初期の作品も高値で取引されております。晩年の作品が査定価格が上がる傾向にあります。

 

※このように同じ辻清明の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。

 

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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

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