2024年11月30日
高橋敬典の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ
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高橋敬典作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の高橋敬典のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた高橋敬典の作品を鑑定して買取りいたします。
工芸作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の高橋敬典の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
高橋敬典は山形県山形市に生まれ、本名は高治。18歳で父の高橋庄三郎の営んでいた鋳造業「山正鋳造所」の家業を継ぎました。最初は様々な鋳物を制作していましたが、漆芸家の結城哲雄の招きによって鋳造の制作指導に山形に来た初代長野垤至に師事します。この頃から和銑(わずく)を用いた茶の湯釜制作を行なうようになりました。 師であった長野垤至が芦屋釜、天明釜などの茶の湯釜を歴史的に研究したため、高橋敬典もこうした古作の表現法を研究するとともに、材料も日本古来の砂鉄を精錬した和銑にこだわり、また地元の馬見ケ崎川で採集した川砂や土を用いて鋳型作りを行いました。
高橋敬典 本人
「鉄というものは柔らかいものなんだ。硬い鉄で柔らかいものを作りたい」と語っている。
高橋敬典は芦屋釜や天明釜などの古来の表現方法に沿った画一的な作品はほとんど作らず、独自に編み出した様々な技術や表現方法を作品に投影していきました。肌面はきめ細やかな綺麗なものが多く砂肌や絹肌などと表現され、地文は肌の美しさを強調するため施さないものが多いが、波や松、竹などを全面ではなく控えめに配した作品、あるいは細い筋を入れた作品を残しています。 高橋敬典は現代感覚溢れるすっきりとした造形美にこだわり、きめ細やかで美しい釜肌を、生涯を通して追求し続けました。
高橋敬典 平丸釜 菊
現代感覚溢れるすっきりとした造形美にこだわり、きめ細やかで美しい釜肌を、生涯を通して追求し続けました。 鉄と云う素朴な素材、自然の造り出した土と砂、形状と鋳肌の変化が醸し出す手仕事の温もりは限り無い魅力に満ちております。
釜に魅せられ、此の極の無い仕事の世界に入って五十余年、自分なりに精進を重ねて参りました。図らずも平成八年重要無形文化財保持者の認定を受け、此の伝統工芸の世界に身を置く私にとって生涯を掛ける仕事になりました。
釜を制作する高橋敬典
茶の湯釜ができるまで 遠い昔の人の手作りの品々にはそれぞれに生活の知恵と真心が満ちて居ります。それでこそ使い込んだ美しさが生きてくるのでしょう。伝来の家業としてこの仕事に携わり毎日工芸品の製作を続け得ることは心からの喜びであり、もしその製品が人々に喜びを与えることが出来れば、比の上なく有意義で楽しい人生だと思います。 高橋 敬典
高橋敬典の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.高橋敬典の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.高橋敬典の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。
Q.高橋敬典の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.高橋敬典の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.釜作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。
高橋敬典 略歴
1920(大正9)年9月22日、山形市銅町に父高橋庄三郎、母ちよの一人息子として生まれる。本名高治。
1938(昭和13)年、父の営んでいた鋳造業「山正鋳造所」の家業を継ぐ。始めは様々な鋳物を制作していました。
1950年に漆芸家結城哲雄の招きで鋳造の制作指導に山形に来た初代長野垤至に師事し、この頃から和銑(わずく)を用いた茶の湯釜制作を行ないます。
1951年、第7回日展に初出品した「和銑平丸釜地文水藻」が入選し、以後も日展に出品を続け入選を重ねた。その後発表の場を日本伝統工芸展に移します。
1963年の第10回日本伝統工芸展で「砂鉄松文撫肩釜」が奨励賞を受賞
1976年には「甑口釜」でNHK会長賞を受賞する。師であった長野垤至が芦屋釜、天明釜などの茶の湯釜を歴史的に研究したため、敬典もこうした古作の表現法を研究するとともに、材料の鉄も砂鉄から製鉄した和銑にこだわり、また地元の馬見ケ崎川で採集した川砂や土を用いて鋳型作りを行ないました。
作風は古作を研究したといっても、芦屋釜の真形(しんなり)、天明の形にはまった作はほとんどなく、垤至の進めた斬新な造形を受け入れ、肌はきめ細やかな絹肌か、あるいは砂肌とした綺麗なものが多いです。
また地文は肌の美しさを強調するため施さないものが多いが、波や松、竹などを全面ではなく控えめに配した作、あるいは細い筋を入れた作を残しています。
1992(平成4)年、勲四等瑞宝章を受章
1996年、茶の湯釜で国の重要無形文化財に認定された。代表作に文化庁買上の「波文筒釜」(1971年・東京国立近代美術館)、「平丸釜」(1999年・東京国立博物館)。
2009年、鋳金家で茶の湯釜の重要無形文化財保持者である高橋敬典は6月23日、慢性腎不全のため自宅で死去した。享年88。
高橋敬典作 透木釜 松葉地紋 釜鐶
寸法 高さ約13.0cm(胴のみ)
高さ約15.8cm(蓋含む)
直径約32.8cm、、内口径約11.8cm、外口径約12.7cm
高橋敬典は山形県山形市銅町の生まれております。
この町の歴史は古く、康平年間(1058-1064)に源頼義が武器製造のために京都から鋳物工を招いたのが始まりと伝えられています。
江戸時代の初めになると領主となった最上義光によって、京都、会津、越前あたりから鋳物師を移して銅町としました。
昭和15年には全国各地の民芸品を調査していた柳宗悦が、自著の中で銅町の手仕事などを紹介しました。
「山形市で是非訪れなければならないのは銅町であります。」
と語っております。
高橋敬典の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.高橋敬典の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。
高橋敬典 査定価格におけるポイント
高橋敬典の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
作品の種類
高橋敬典先生の作品は、釜の種類によってお値段は変わりまが、箱書き、流派によって家元の書き付けによって価格が左右する場合が多いです。
市場では、釜は1万円ぐらいが相場です。5万ぐらいの買取相場です。
保存状態
痛み傷など、使いすぎると汚れてしまい査定価格が下がります。箱が汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
高橋敬典の鉄瓶の作品が評価されます。
釜では、唐銅鳳凰風炉富士釡添など変わり物が高値で取引されております。
高橋敬典展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。
制作年代
高橋敬典先生の作品は、初期の作品よりも後期の作品の方が査定価格が上がる傾向にあります。
※このように同じ高橋敬典の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
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