2024年11月8日
吉田美統の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ
御所蔵の吉田美統の陶芸作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。
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吉田美統の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の吉田美統のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた吉田美統の作品を鑑定して買取りいたします。
陶芸作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の吉田美統の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。
吉田美統は、金箔の薄箔と厚箔を使い遠近感を出す技法が特徴です。 その技術は釉裏金彩(ゆうりきんさい)のいわれておりその第一人者です。
使用する金箔が極薄の為、金箔のカットの技術を必要とします。 磁器に金箔を焼付けた後、透明釉を施し、金本来の色を際立たせているのも特徴です。その金色は変色することなく金本来の色を永続することができます。 落ち着いた格調の高い、優美な陶芸技術として国内外から高く評価されています。
吉田美統 本人
九谷焼独特の赤絵金襴手を継承した。吉田美統も高校在学中から陶芸技法を学び始めて、卒業後1951年に家業である錦山窯の三代目となり、九谷の伝統的な絵付け等の技法を習得します。
1962年には武蔵野美術短期大学の特修生として工芸デザインを学んでいます。
釉裏金彩技法を用いた加藤土師萌の作品に出会ったことをきっかけに、自らの作陶にもその技術を取り入れる事を決意しました。
九谷焼の伝統の色絵具をかけた素地を、本焼きして、地色とし、その上に二種類の金箔を文様にして、切り取ったものを載せて焼き付け、更に仕上げとして全面に透明な釉薬をかけて焼き仕上げる。その1つ1つの工程に於いて独自の研究を為し、技術の洗練度を高めました。
吉田美統 釉裏金彩芙蓉文花瓶(紫)
代表的作品である釉裏金彩で「芙蓉」を見事にあしらっております。花びらの一枚一枚、葉、枝の部分全て手作業で貼りう付けられております。
作品の細部にまで綿密に計算され、濃淡などを表現されております。
吉田美統の買取でよくある質問
Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。
Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.吉田美統の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。
Q.吉田美統の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。
Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。
Q.吉田美統の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。
Q.吉田美統の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.陶芸作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。
吉田美統 釉裏金彩芙蓉文花瓶
黄金に輝く芙蓉の花。金箔で象られた形は、萌黄色の地にやさしく浮かびあがり、たおやかに咲いています。華麗でありながら派手さはなく、かえって奥ゆかしくも感じられるのは、吉田美統の技術が成せる業です。
吉田美統は、数ある九谷焼の上絵付技法のなかでも、金彩による装飾を代々得意としてきた窯元、錦山窯の三代目当主です。
加藤土師萌の釉裏金彩作品に出会い、その斬新さに衝撃を受けたことをきっかけに、この技法に取り組み始めました。
以来30年以上に渡り技を磨き続け、現在では重要無形文化財保持者(人間国宝)の指定を受けています。
本作では、扱いが困難といわれる金箔を巧みに操り、花や葉の陰影や奥行きまで見事に表現されています。繊細な金箔を透明釉で閉じ込める「釉裏金彩」の美を語るにふさわしい品格を備えた陶芸作品である。
吉田美統 略歴
1932年 石川県小松市に生まれ、本名を稔。
1951年 錦山窯3代を継承して上絵付けや金襴手の技法習得に努める。
1963年 九谷焼新作展で県知事賞を受賞。
1970年 日本万国博覧会に石川県より選抜され百人一首大花瓶を出品。
1974年 日本伝統工芸展入選。
1976年 朝日陶芸展で受賞。
1979年 釉裏金彩鉢外務省買上作品に選定される イタリア・フィレンツェ・コンクール’79に選抜出品
1980年 伝統九谷焼工芸展で優秀賞を受賞。
1982年 一水会陶芸展で会員優賞を受賞。
1984年 中日国際陶芸展で受賞。 日本伝統工芸展で奨励賞を受賞。
1992年 日本伝統工芸展で高松宮記念賞を受賞。 石川県指定無形文化財に認定。
1993年 釉裏金彩鉢がワシントン・スミソニアン研究機構のサックラー 美術館の永久保存作品に選ばれます。
1995年 日本陶磁協会賞を受賞。 日本伝統工芸展鑑査委員となります。
1997年 国際色絵陶磁器フェア’97九谷で受賞。
2000年 日本伝統工芸展鑑査委員となる。 日本伝統工芸展で保持者賞を受賞。
2001年 紫綬褒章を受章。 重要無形文化財「釉裏金彩」の保持者(人間国宝)に認定 される。 北國文化賞、石川県文化功労賞を受賞。
2002年 小松市文化賞を受賞。
2003年 石川テレビ賞を受賞。
2006年 旭日小受賞 財団法人石川県美術文化協会理事
2007年 「わざの美」大英博物館に選抜出品します。
2010年 日本橋三越に於いて傘壽記念展開催
2018年 文化庁企画による工芸技術記録映画製作されます。
2012年 文化庁主催海外展 「日本のわざと美・近代工芸の精華」 (イタリア・フィレンツェ市)選抜出展
吉田美統 釉裏金彩菊鳳凰飾皿
飾皿は、令和を記念して特別に製作されました。人間国宝・吉田美統氏による作品の釉裏金彩菊鳳凰です。
高貴な紫地に、縁起の良い菊花と鳳凰が美しく描かれており、そのデザインは気品と華やかさを見事に融合させています。
伝統と現代が調和したこの飾皿は、現代の空間を美しく彩ります。
吉田美統の買取で当社が選ばれる理由
1.当社は人件費や運営のコストを削減しておりますので、その分高価買取が可能になります。
2.創業昭和25年より、秘密厳守にて買取させ頂いております。
3.吉田美統の作品のオークションデータに基づいて適正価格で買取りさせて頂きます。
4.都合があえば即日でも出張買取に伺わせていただきます。
5.従業員ではなく、店主自らが鑑定に伺わせていただきます。
吉田美統 査定価格におけるポイント
吉田美統の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。
幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。
作品の種類
吉田美統先生の作品は「釉裏金彩」に高値の査定価格がつきます。
10万円ぐらいの買取相場です。ぐい呑みですと1万前後になります。
保存状態
茶碗などは使いすぎると汚れてしまい査定価格が下がります。箱が汚れているのも査定価格が下がります。
作品の出来・不出来
吉田美統の作品は窯の焼き上りを重要とします。上がりが良い作品と上がりが悪い作品があります。
吉田美統展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。
制作年代
吉田美統先生の作品は、初期の作品よりも後期の作品の方が査定価格が上がる傾向にあります。
※このように同じ吉田美統の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。
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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。
美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。
どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。
裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。
北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。
出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただきます。
まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。
骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】
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