2024年11月4日

原清の作品を買取り致します。 北岡技芳堂の骨董品買取りブログ

御所蔵の原清の陶芸作品の買取価格を知りたい方は、高額査定の北岡技芳堂にお任せください。

 

原清の作品を他社よりも高い買取価格で査定しています。 買取査定のポイント、原清の作品の買取情報をご確認ください。 簡単LINE査定も随時受付しております。

 

原清の作品をお持ちでしたら、ぜひ北岡技芳堂にご相談ください。 先代様の原清のコレクションやご自身が蒐集されました作品、または譲り受けた原清の作品を鑑定して買取りいたします。

 

陶芸作品の遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどでご所蔵の原清の作品を適正評価でご売却したい方、ぜひ当店にご相談下さい。 誠意を持ってご要望に沿うよう、高価買取をさせていただきます。

 

原清のひと抱えもある大きな壷に描かれた馬を見ていると、ラスコーの洞窟絵を思い出します。

 

原の馬は、先史時代に描かれたようなプリミティブな素朴さを秘めつつも、フォルムは洗練の極みに表現され、天まで昇っていくのではないかという軽やかな足どりに思わず惹き込まれます。

 

眺めていて、あきることがなく、そのうちに、愛おしくなってきて、壷ごと抱きしめたくなります。

 

大鉢の周りに咲く草花、木々の間で羽根を休める鳥など、原清が作品に表す植物や動物へ注ぐ視線は、限りなくやさしくて温かくて慈愛に満ちています。

 

 

 

原清 鉄釉馬紋大壺

原清 鉄釉馬紋大壺 

 

原清は、石黒宗麿と清水卯一に師事します。

 

鉄釉陶器の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。鉄釉陶器は、釉に含まれる鉄分によって黒色・茶色・黒褐色・柿色などに呈色させる陶芸技法で、東洋で独自に発展しました。原清は、鉄釉の特性を生かした制作を続け、独自の作風を確立しています。

 

 

原清 本人

原清 本人

 

原清は、釉薬の研究に長年取り組んだことで生み出された碧釉、柿釉、鈞窯などの作品で知られており、特に鉄釉陶器が評価されています。

 

鉄釉陶器は、釉薬に含まれる鉄分によって黒色や茶色、黒褐色、柿色などに呈色する陶器の制作技法で、鎌倉時代から室町時代に中国から日本に伝わりました。

 

この鉄釉の特色を生かして黒釉と褐色釉を二重掛けし、動植物の文様を表現しました。

 

原清は、「文様には陶器を一層輝かせる役割がある」という言葉を述べております。

 

 

 

原清の買取でよくある質問

 

Q.1点でも買取りしていただけますか?
A.1点でも買取り可能ですが、品物により出張買取が難しい場合もありますので、一度ご相談ください。

 

Q.本物か偽物か分かりませんが買取りしていただけますか?
A.原清の作品は、当店が真贋を拝見させていただき判断させていただきますので、一度お問い合わせ下さい。ラインやメールで先ずは画像をお送りいただく方法もございます。

 

Q.原清の作品以外にも陶器などがあり運べませんので出張買取りしていただけますか?
A.もちろん出張鑑定いたします。お値段が合いましたら、買取りもさせていただきます。

 

Q.箱や箱書きが無いのですが買取りしてもらえますか?
A.共箱が無くても買取りは可能ですが、査定額は低くなってしまう可能性がございます。

 

Q.原清の作品は画像で査定していただけますか?
A.画像で判断できる品もありますが、簡易査定となります。画像査定が難しい場合は、実際に作品を拝見させていただきます。

 

Q.原清の作品ではありませんが買取りしていただけますか?
A.陶芸作品でなくても、絵画や骨董品など様々な物が買取り対象となります。

 

 

原清 略歴

 

1936年 島根県に生まれます。埼玉県寄居在住

 

1954年 京都にて石黒宗麿・清水卯一に師事します。

 

1958年 日本伝統工芸展に初入選します。

 

1961年 日本工芸会正会員に推薦されます。

 

1963年 国立近代美術館・朝日新聞共催の「現代国際陶芸展」に 招待出品

 

1965年 東京都世田谷区に築窯独立します。

 

1969年 伝統工芸新作展優秀賞受賞 日本伝統工芸展奨励賞受賞

 

1970年 京都国立近代美術館にて開催の「現代の陶芸・ヨーロッパと 日本展」招待出品

 

1976年 埼玉県寄居に工房を移転。 1981年 台北市国立歴史博物館開催の国際交流協会主催 「日華現代陶芸展」招待出品

 

1982年 香港ミュージアム オブ アート開催「現代日本陶芸展」 招待出品

 

1983年 ワシントン スミソニアン ナショナル ミュージアム開催 「日本現代陶芸展」招待出品。 毎日新聞社主催「全日本伝統工芸選抜作家展」招待出品。 国立近代美術館開催「伝統工芸30年の歩み展」招待出品

 

1986年 世田谷美術館開館展招待出品。同館買上げとなります。

 

1990年 日本工芸会理事就任する。

 

1995年 紺綬褒章授章

 

1996年 国際交流基金主催「現代陶磁器の秀作アジア巡回展」 招待出品

 

1997年 日本伝統工芸展優秀賞受賞

 

2003年 日本伝統工芸展50周年記念展「わざと美」招待出品

 

2005年 鉄釉陶器が重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されます。 日本工芸会参与就任

 

2006年 NHK主催人間国宝制度制定50周年記念「人間国宝展」 招待出品

 

 

 

 

原清 鉄釉方形草花文花瓶

原清 鉄釉方形草花文花瓶

 

原清は、端正な器形に、草花や鳥のような愛らしいモチーフを組み合わせ、緊張感と叙情性が共存する作品を目指しています。

 

作品は、量感ある壺に黒と茶色の二色の鉄釉を重ね掛けし、花鳥文を大らかに描き出しています。

 

 

 

原清 鉄釉鳥文大鉢

原清 鉄釉鳥文大鉢

 

石黒宗麿の内弟子となった原清だが、最初に、ろくろや土に触ることはならぬと言い渡された。

 

何はともあれ、すべてを預けよう。

 

「今日で死ねと言われたら、死んでもいいというくらいの覚悟でした」。

 

朝は7時に朝食を出すから、それまでに、犬2匹の散歩と、庭に箒の目を入れておくように、と言われる。

 

そんなの簡単、1時間もあればできる。

 

そう思っていたら、犬は仲が悪くて1匹ずつしか散歩ができず、庭は600坪もあって時間がかかる。

 

初日は終了が10時半。当然、大目玉をくらう。

 

お詫びをして、次の朝から4時に起きた。

 

ある冬の日、庭に積もる雪を見て、今日は箒の目は入れなくていいだろうと勝手に判断。

 

すると、またまた大目玉。「ここは八瀬のあばら家だけど、ここでやっていることは大きなお寺と同じこと。あばら家でも修行はできるんだ」と、石黒宗麿が言う。

 

以来、不思議なのだが、人生観が変わったみたいに、朝が楽しくなってきた。

 

お坊さんと同じ修行をしているという自信のようなものか。

 

そのうち、犬の散歩をしながら俳句が浮かぶ。

 

そうなると、これまで見過ごしていた草花がハッキリと目に映る。

 

ものの見方や考え方も少しずつ変わってきた。

 

 

 

原清 査定価格におけるポイント

 

原清の作品は同じ様な作品であっても、査定額は大きく異なってきます。

 

幾つか要素を挙げますのでご参考にして下さい。

 

作品の種類

 

原清先生の作品は、鉄釉の作品が高値の傾向にあります。

5万円から30万円ぐらいの買取相場です。

作品は大きければ大きいだけ高値が付く傾向にあります。50万円の高値が付いたこともあります。

 

保存状態

 

茶碗などは使いすぎると汚れてしまい査定価格が下がります。箱が汚れているのも査定価格が下がります。

 

作品の出来・不出来

 

草花、木々の間で羽根を休める鳥、馬の図柄が高値の傾向にあります。

 

碧釉、柿釉、鈞窯の作品もございます。

 

原清展などの展示会での掲載作品であると高い評価が出来ます。

 

制作年代

 

原清先生の作品は、初期の作品よりも後期の作品の方が査定価格が上がる傾向にあります。

 

※このように同じ原清の作品でも、様々な要素により査定額は異なります。 また、相場(業者間での流通価格)も変動します。

 

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弊店は販売をする店舗だからこそあらゆる骨董品が高価買取を可能にします。

 

美術品の売却をご検討なさっているお客様や、ご実家のお片付けや相続などでご整理をされているお客様のご相談を賜ります。

 

どうしたら良いか分からなかったり、ご売却を迷われている方がが多いと思いますが、どのようなことでも北岡技芳堂にお任せください。

 

裁判所にも有効な書類を作成させていただく事も出来ます。

 

北岡技芳堂では骨董品の他にも、絵画や貴金属、宝石、趣味のコレクションなど様々なジャンルのものを買受しております。

 

出張買取も行っております。愛知県、三重県、岐阜県、静岡県その他の県へも出張させていただくます。

 

まずは、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

骨董品の買取【北岡技芳堂 名古屋店】

 

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