2014年2月11日
隠崎隆一のオブジェ
隠崎隆一 (かくれざきりゅういち)
長崎県で生まれた陶芸家です。大学卒業後はグラフィックデザイナーとして働いていましたが、平面から立体への変化を求めて陶芸家になることを決意しました。
はじめは備前焼作家・岩本修一に師事し、備前陶芸センターで陶芸の基礎を学び、人間国宝である伊勢崎淳に師事して陶技を更に磨きます。
独立して登り窯を築くと様々な展覧会で入選、受賞を繰り返し、個展を中心に作品を発表しています。
「工芸」にこだわり、機能性と造形美を併せ持った作品作りを追求しており、伝統の技術を用いて新しいものを作り続けています。
その一環としてオブジェの制作も行っております。
陶歴
1950年 長崎県に生まれる
1973年 大阪芸術大学を卒業する
1988年 田部美術館「茶の湯の造形展」大賞受賞
1995年 第8回MOA岡田茂吉賞優秀賞受賞
1996年 日本陶磁協会賞受賞
2004年 「備前焼の魅力―伝統と創造―展」出品