ブログ アーカイブ | 北岡技芳堂

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2013年2月19日

多治見市の虎渓山 永保寺に行ってきました。

多治見に用事があり、帰りに虎渓山 永保寺
さぶい日でした。
永保寺の駐車場で、甘酒とクルミの五平餅を頂き体を温めてお寺に向かいました。
坂を下ると境内が見えてきました。
室町時代初期 国宝 観音堂

夢窓国師が作った庭園です。

梵音岩の上に六角堂。そこから瀧が流れています。

室町時代初期 国宝 開山堂

夢窓国師が虎溪に来られた翌年に建立されたとされ、禅宗伽藍の中では一番大切な仏殿と謂われている。
国宝の建築物の格調が高く凛としていて心が落ち着きました。
建築物に気品を感じます。古い建築物は、強度よりも見た目のバランスや雰囲気を重視していると思いました。
身が清められます。
充実した時間を過ごす事が出来ました。

2013年2月13日

省略の美 熊谷守一の赤い椿

カタカナのクマガイモリカズのサインは、晩年である。
その中でも、大きくクマガイモリカズとサインがしてあるのは最晩年である。
描かれた対象物が、省略されていて余分な事を考えさせない、優れた構図であり、晩年の最後の境地でしょう。

共箱、東京美術倶楽部鑑定書付

2013年2月10日

伊勢で夜話の茶事

伊勢のお客様の所で夜、御茶を頂きました。
茶道具も江戸時代の初期になると品や格調の高さがぐっと上がり身が引き締まる思いでお抹茶を頂きました。
品の良い遠州好みの狩野探幽の達磨の絵に大徳寺の江雪和尚が賛を書いております。

花入れは、菅休庵初代、一翁古宗守、小津家伝来です。
葉を三枚にして、蕾を活けております。
日本の美的センスは、つくづく良いと何時も思ってしまいます。

庭の灯篭もいいですね~
と、昔私が買っていただいたものですけど。

心、静寂の一時でした。
有難うございました。

2013年2月4日

芸術所感

芸術品とは、人間の生命力や精神性を様々な形で表現し、結晶化されたものです。
 
その結晶は人生の支えとなり、心を豊かにして、人の手から手へと渡り、時を超えて受け継がれる造形物の遺産であります。
昨今、めまぐるしく動き、複雑化する現代社会では、様々な娯楽が増え、芸術品を愛する人が、減少していると囁かれております。
日本人は、物質面に於いては豊かになったと謂れております。しかしながら精神面では、充実感や幸福感が得られにくくなり、連綿と受け継がれてきた古来の文化は置き去りにされ、心の安寧を何処に求めて良いのか分からない、不安定な状態になっているのが現状ではないでしょうか。
このような混沌とした時代にこそ、喜びや感動を与え、人生の支柱となり、知恵を与えてくれる芸術品が必要であると強く感じております。

温故知新
     
「子曰く、故きを温ねて、新しきを知れば、以って師と為るべし」という思いで、皆様に選りすぐりの芸術品を紹介致します。
     
是非、ゆったりと芸術鑑賞をして頂き、豊かで精神の充足した幸福な時間を過ごして頂きたいと思う所存でございます。 
鑑定、評価、買取りなどのご相談にも、お答え致しますのでどうぞよろしくお願い致します。
※画像の絵は、田村孝之介 驟雨来る 戦争画

2013年2月1日

会津八一の書について増田孝先生にご指南頂きました。

会津八一の書について増田孝先生にご指南頂きました。
テレビ東京のなんでも鑑定団の鑑定士で、ご存知の方も多いと思います。現在は愛知文教大学の学長で、日本の古文書の講義もされています。
今回は、ここ数年見た書の中で私の一番気に入りました、会津八一の作品をより深い観点から作品を知りたく、先生のところへお邪魔しました。
会津八一の書の意味
陶淵明の詩である。意味は、「寄心清尚」 心を清尚に寄す(心を潔よく高尚な境地に寄せる)
会津八一を交え、忘れられつつある書の魅力について増田学長にお伺い致しました。
先生も会津八一の書はお好きで、この作品は出来の良い作品であるとおっしゃっておりました。とても嬉しい事で、同じ美の観点で話す時間ができました。

会津八一は小学生の時、書道教師や親から悪筆といわれていました。元来左利きであったこともあり、習字も手本通りに書けなかったといわれています。成人し、東京専門学校予科に入学して以降、字は上手下手ということよりも書は自分の意志を相手に伝えるものであり、そのためには人にわかるような字を書かなければならないと、書の手本を新聞の明朝活字に求めるのに至ります。何故、新聞かと言えば新聞の文字は、多くの人が目にする読みやすい文字であるという理由でした。
しかし、誰にでも認められる字を目指していたことが、技巧にとらわれず、結局は自分自身の字を築き上げる事となりました。ここに既存の書家にはない親しみやすさがあり、筆法は中国にも類例がない所以です。
増田孝学長
書は他の芸術品と違って、実用品として存在していた側面をも持つ芸術ですから、見てながめるだけでは本当の意味で書を理解したとはいえません。書かれた文字を読み解いて、その内容を歴史と照らし合わせて吟味し、どのような経緯を経て遺されてきたのか、多面的な視点から理解してはじめて、その作品の持つ意義を味わう事ができます。こういった総合的な探求を必要とするところが、書の難しさであり、本当の面白さ、深さなのだと考えています。

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